【宝塚記念 2016 データ】M.デムーロで勝負出来るのか?

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皆さまごきげんよう、多幸です。

重賞レースの注目ジョッキーにスポットを当てて検証してみます。

今回は、6月26日に阪神競馬場で行われるメインレース、宝塚記念に出走予定で上位人気が予想される「ドゥラメンテ」に騎乗予定、M.デムーロ騎手のデータにスポットを当ててみたいと思います。

昨年は皐月賞と日本ダービーの2冠を制し、今年も中山記念を快勝してドバイシーマクラシックは落鉄がありながらも2着と健闘。

これほどの馬が負けるとすれば調子が悪いか、他馬の作戦がハマって足元を掬われるか・・・なんてところではあるのですが、そう言った要素を跳ね返すだけの力がM.デムーロ騎手にはあるのでしょうか。

データを詳しく観てみましょう。

(使用するデータは特記したもの以外は、2010年以降の成績を参照したものです)

実は内回りが苦手?芝2200mなどで見られる怪奇現象

もはや説明の必要もないぐらいに勝ちまくっている印象すらあるM.デムーロ騎手ですが、阪神の芝コースではヘンな現象が起きます。

それはある距離だけ勝率などが下がると言う傾向です。

例えば宝塚記念が行われる芝2200m、それから阪急杯などが行われる芝1400m。どう言う訳か他の距離に比べて少し成績が落ちる傾向があります。

2010年以降の阪神芝コースの距離別成績を観てみましょう。

コース 着別度数 勝率 連対率 複勝率
阪神・芝1200 4-2-2-10/18 22.20% 33.30% 44.40%
阪神・芝1400 13-10-3-32/58 22.40% 39.70% 44.80%
阪神・芝1600外 18-12-6-32/68 26.50% 44.10% 52.90%
阪神・芝1800外 16-6-7-28/57 28.10% 38.60% 50.90%
阪神・芝2000 13-3-5-26/47 27.70% 34.00% 44.70%
阪神・芝2200 2-1-4-11/18 11.10% 16.70% 38.90%
阪神・芝2400外 5-4-3-13/25 20.00% 36.00% 48.00%
阪神・芝3000 0-0-0-2/2 0.00% 0.00% 0.00%

注目していただきたいのは、得意としている外回りコースの芝1600mや芝1800mで観られる傾向を、内回りコースでは下回っている点です。大雑把に言うと

  • 勝率が25%以下
  • 連対率が38%以下
  • 複勝率が47%以下

このいずれか、もしくは全てが当てはまってしまうのです。これには理由がある様に思えてなりません。

もともとダートで成績が振るわなかったのも、コーナーが小回りになるから?

M.デムーロ騎手は長らくダートの重賞やGIでは活躍できなかった時期が続きました。

また芝の成績よりもダートの成績が悪い時期も長くあり、芝で勝ち星を稼げなかった時期を除くと、基本的にはダート<芝と言う成績でした。

これと阪神内回りが苦手なのには、コーナー半径がよりキツい(小さい)事が挙げられると考えられます。

しかも昨年、初めての参戦となった新潟の直線1000m競馬(アイビスサマーダッシュ)を快勝し、

「ヨーロッパには直線の競馬がいっぱいある、今日は得意にしていた直線(競馬)で勝ててうれしい」

とインタビューで答えるあたりからも、コーナー半径の小さいコースはもともと得意ではなかったのです。

つまり、M.デムーロ騎手は外回りコースで成績が良いのは当然で、内回りコースでは少し成績が下がるのも無理は無かったのです。

それでも今年はダート戦で奮闘、すべての数字が大台を突破中!

ダート戦 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2016年 38-17-21-105/181 21.00% 30.40% 42.00%
2015年 38-32-33-167/270 14.10% 25.90% 38.10%
2014年 2-3-4-20/29 6.90% 17.20% 31.00%
2013年 13-12-11-56/92 14.10% 27.20% 39.10%
2012年 6-12-7-41/66 9.10% 27.30% 37.90%
2011年 7-16-7-52/82 8.50% 28.00% 36.60%
2010年 14-6-10-53/83 16.90% 24.10% 36.10%
2009年 16-15-14-77/122 13.10% 25.40% 36.90%
2008年 6-5-4-23/38 15.80% 28.90% 39.50%
2007年 11-8-6-34/59 18.60% 32.20% 42.40%
2006年 5-5-2-33/45 11.10% 22.20% 26.70%
2005年 4-6-8-39/57 7.00% 17.50% 31.60%
2004年 8-14-10-57/89 9.00% 24.70% 36.00%
2003年 24-13-8-77/122 19.70% 30.30% 36.90%
2002年 6-7-3-29/45 13.30% 28.90% 35.60%
2001年 15-16-7-91/129 11.60% 24.00% 29.50%
2000年 15-16-18-67/116 12.90% 26.70% 42.20%
1999年 2-5-3-21/31 6.50% 22.60% 32.30%

これまでM.デムーロ騎手のダート成績は、大台と呼べるだけの数字を残せそうで残せないシーズンばかりでした。

しかし昨年はチャンピオンズマイルを制し、今年もフェブラリーステークスを制するなど、ダート戦への苦手意識は徐々に克服してきています。

通年免許で慣れてきた効果もあるのでしょうけど、新潟や札幌などの各競馬場で騎乗した経験が生きてきており、今年の成績は来日して最高のペースで積み上げています。

注目すべきは大台と呼べるだけの数字を、どれもクリアしている点です。

  • 勝率が20%以上
  • 連対率が30%以上
  • 複勝率が40%以上

この数字をどれか一つでも記録したシーズンは、短期免許で来日していた頃にはありました。

ですが、3つとも大台クリアをしているのは6/19終了時点のデータとは言え今年が初めてなのです。

小さいコーナーのコースでも苦にならない程、コーナリングが上達しつつあるのであれば、内回りコースだけ思う様に成績が伸びていなかった芝でも、克服する可能性は高まるでしょう。

結論としては勝てるはずだが、取りこぼし2着の可能性も一考

馬の実力が一枚も二枚も抜けているので、今回は騎手のデータが少々マイナスであったとしてもドゥラメンテはおそらく勝てるはずです。

しかし、内回りコース独特の苦手意識がここにきて露呈する可能性はゼロではありません。

1着固定だけで勝負するには、リスクがあると言うしかないでしょう。

とは言え、取りこぼしたとしても3着以下と言うのは、よほど掛かってしまった&直線でずっと前が塞がった場合を除いては、なかなか考えにくいです。

勝率や連対率が低いと言っても「少々低い」程度ですし、馬券圏内を外す程のミス騎乗をしてくるとは考えにくいだけの実績を残していますし、信頼はしても過信はするなと言うのがデータから見えてきた傾向です。

以上、宝塚記念のデータ特集「M.デムーロで勝負出来るのか?」でした。

予想の見解につきましては日曜朝に発行予定、無料のメールマガジンと、宝塚記念の予想記事(土曜夜以降にアップロード予定)にて公開致します。

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データ

Posted by 多幸


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