【サウジアラビアRC 2016 予想】2人の外国人騎手をどう扱う?

スポンサーリンク

皆さまごきげんよう、多幸です。

「騎手で買う」を馬券の収支に繋げられるか・・・を考えるブログより

2016年10月8日分の予想を公開します。

こちらの記事では
サウジアラビアロイヤルカップ(東京11R 15:45発走予定)
についての予想および見解をお伝えします。

京都競馬場のメインレース「平城京ステークス」の予想と、
サウジアラビアロイヤルカップの最終決断については、
当ブログのメールマガジンにて、レース当日の朝9時以降に公開致しております。

2歳戦には、2歳戦特有の事情がある

デビューして間もない時期に重賞を走らせる。

それが出来るだけでも大したもんですが、今回の出走頭数はたったの9頭。

生育が遅いワケでもないのに、この少なさはどうなんだと思いますが、ここを使う理由がそれぞれの陣営から見透けてきます。

詳しい事はメールマガジンでお伝えしますが、ちょっと残酷じゃあないかな?とすら思えてきます。

まぁ、そんな事を言ったらキリが無いですし、そもそも競馬って何なのよ?と言う虚しさも覚えてしまいますが、

加速する訳でもないのにムチでバッチンバッチン叩いているのとか、闘争心が無いのに走らせなきゃいけなかったりとか、

大人の世界は「してもいないのに、しているように見せかける」と言う事がまかり通っている訳です。

そう、2歳戦は大人の事情が丸出しです。

C.ルメールとM.デムーロでは、扱い方が別物

サウジアラビアロイヤルカップのエントリー記事でも書きましたが、このレースを予想したり馬券を買う上では、外国人騎手をどう扱うかはとても重要な要素です。

さすがに騎乗馬の質は他より一歩リードしています。

アドバンテージを生かせるかどうかは、先般の大人の事情を含めて考える必要もあります。

まずはこの2人をデータを用いて「より有利」なのかを比較してみましょう。

比較に用いるデータはm通年免許で騎乗するようになった2015年3月以降のものを使用、

今回はJRA全競馬場の芝・マイル戦に特化して比較します。

2歳戦の強さは群を抜くデムーロ、まさに「ライオン」のイメージ

内枠側から、M.デムーロ騎手を先に取り上げます。

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2歳 14-6-5-27/52 26.90% 38.50% 48.10% 165 107
3歳 11-6-6-35/58 19.00% 29.30% 39.70% 78 66
4歳 8-9-2-12/31 25.80% 54.80% 61.30% 126 98
5歳 2-1-1-11/15 13.30% 20.00% 26.70% 104 70
6歳 3-1-0-10/14 21.40% 28.60% 28.60% 112 49

ライオンと言うのはどう言う動物かは・・・グーグル先生にでも聞いていただくとして、

とにかく先手必勝とばかりに、2歳戦の強さは際立っています。

その代わりと言っては何ですが、3歳戦では其処まで飛び抜けて強くありません。

それだけ2016年にジュエラーで勝った桜花賞は、内容が濃かったと判断しても良いはずです。

平場戦のデータ

平場 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2歳 13-6-5-23/47 27.70% 40.40% 51.10% 170 115
3歳 8-2-5-23/38 21.10% 26.30% 39.50% 81 61
4歳 5-6-2-4/17 29.40% 64.70% 76.50% 138 126
5歳 0-0-0-3/3 0.00% 0.00% 0.00% 0 0
6歳 0-0-0-4/4 0.00% 0.00% 0.00% 0 0

その原動力は、言うまでも無く平場のレース。

本人も騎乗依頼があるから乗ると言うよりも、「スプリント戦よりは乗りやすい」と感じているかのような成績。

(実際にはスプリント戦の方が数字は良いのですが、特定の条件によっては苦手にしています)

2歳戦で勝てるレースを勝っておく事が、3歳戦・4歳戦のマイルより長いレースで生きてくるので、より重要視しているようにも考えられます、

特別戦のデータ

特別 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2歳 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 118 36
3歳 3-4-1-12/20 15.00% 35.00% 40.00% 73 77
4歳 3-3-0-8/14 21.40% 42.90% 42.90% 111 64
5歳 2-1-1-8/12 16.70% 25.00% 33.30% 130 88
6歳 3-1-0-6/10 30.00% 40.00% 40.00% 157 69

2歳の特別戦で成績が奮わないのは、多くの場合ここが競走馬のピークでは無いと言うのもあるはずです。

データのサンプルが少なく今後は変わってくると思いますが、この時点では「2歳戦の2戦目に騎乗」と言う場合は割引が必要な条件ではあります。

それなのに、1個勝っているのは何か?

これが2015年の朝日杯フューチャリティーステークス、リオンディーズで勝ったあのレースです。

決して不得意と言う訳でもないはずなんですが・・・。

重賞のデータ

重賞 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2歳 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 590 180
3歳 2-2-0-4/8 25.00% 50.00% 50.00% 147 103
4歳 0-0-0-2/2 0.00% 0.00% 0.00% 0 0
5歳 1-0-1-2/4 25.00% 25.00% 50.00% 305 182
6歳 1-1-0-3/5 20.00% 40.00% 40.00% 56 52

しかし、重賞で・・・となると話は別物。

そもそもそんなに騎乗していません。

これをどう考えるかにもよりますが、出来上がった料理の一口目を食べるイメージ。

残った部分は他の騎手が持っていくような傾向が見られます。

(※野生のライオンは、状況によって屍肉も食べます。そこんとこは誤解のないように。)

だから、今回の騎乗もこれっきりである可能性は否めません。

例え次に騎乗する機会があっても、せめてもう1回ぐらいでしょう。

ここまでの傾向をまとめると、芝のマイル重賞で馬券になりやすい傾向は

  • 個人馬主の馬
  • 特に相性が良いのが大川徹氏(スマート)

だから今回は勝つか、大敗か。

これまでの両極端な傾向通りに行くのかどうか、2歳重賞まで勝って全く別の新境地を開拓するのか。

京都で3日間居るよりも賞金を稼げるとは言え、こんなスカスカの2歳戦に騎乗してくるために東京まで遠征すると言う事は、おそらく色気をもっていると判断するのが賢明な様に思います。

強いには強いが、データで観るとルメールは「ハイエナ」のイメージ

続いてC.ルメール騎手のデータですが、さすがに相手が悪い。

かなり高い勝率を誇っているのに、相手がM.デムーロじゃ、ちょっとかわいそう・・・。

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2歳 9-8-3-23/43 20.90% 39.50% 46.50% 76 64
3歳 11-8-5-27/51 21.60% 37.30% 47.10% 59 78
4歳 6-8-3-12/29 20.70% 48.30% 58.60% 87 116
5歳 2-3-5-9/19 10.50% 26.30% 52.60% 45 87
6歳 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 38
7歳 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 530

数字は、M.デムーロに完敗。でも、ダブルスコア付けられているとか、そう言う負けではありません。

比較する相手が悪いだけでしょう。

マイル戦ではメジャーエンブレムで勝つなど、昨年の2歳戦の実績だけならほぼ同等と言えます。

あとは、ここ一番の大勝負で運が無いことだけでしょうか。

おこぼれに預かる感じは「ハイエナ」と言うイメージがしっくりきます。

誰かが取りこぼしたかどうか、判断するにはもってこいなんですが・・・。

平場戦のデータ

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2歳 6-6-3-22/37 16.20% 32.40% 40.50% 70 57
3歳 6-8-3-23/40 15.00% 35.00% 42.50% 46 61
4歳 2-5-1-1/9 22.20% 77.80% 88.90% 73 191
5歳 2-1-0-3/6 33.30% 50.00% 50.00% 143 75
6歳 0-0-0-1/1 0.00% 0.00% 0.00% 0 0

C.ルメール騎手の難しいところは、平場のレースではなかなか数字が延びてこない上に、不必要に人気することでしょう。

だから、騎乗馬が強いのかどうか。

騎手にとってアンラッキーで負けたレースだったのか、各レースを精査しなくてはいけないところがイチイチ面倒くさい骨が折れて大変なんですよね。

それを含めてもマイル戦の成績は、他の距離に較べても伸びが鈍っています。

特に複勝率が思ったように伸びていないところからしても、マイルでは4歳以上の条件戦で掻っ攫っていくところを狙い撃ちしたほうが良さそうな気もしてきます。

特別戦のデータ

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2歳 3-2-0-1/6 50.00% 83.30% 83.30% 118 106
3歳 5-0-2-4/11 45.50% 45.50% 63.60% 105 140
4歳 4-3-2-11/20 20.00% 35.00% 45.00% 94 82
5歳 0-2-5-6/13 0.00% 15.40% 53.80% 0 93
6歳 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 47

M.デムーロ騎手とは正反対の傾向がここまで出ていますが、これも「ハイエナ」のイメージがしっくりくる所以。

他の騎手が取りこぼす⇒恩恵を預かるC.ルメール騎手と言う構図が出来上がっています。

しかし、ハイエナにしてはずいぶんとおこぼれに預かっています。

むしろ、これではチーターとかワニのようなイメージになってしまいます。

今回のサウジアラビアロイヤルカップも、他が取りこぼすのならば・・・と言う評価は変わりありませんが、

賞金が上がることでいつも以上のパフォーマンスが発揮される可能性は考慮したいところです。

重賞のデータ

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2歳 1-1-0-0/2 50.00% 100.00% 100.00% 125 120
3歳 2-0-1-3/6 33.30% 33.30% 50.00% 60 166
4歳 0-2-0-4/6 0.00% 33.30% 33.30% 0 40
5歳 0-0-2-2/4 0.00% 0.00% 50.00% 0 82
6歳 0-0-0-2/2 0.00% 0.00% 0.00% 0 0

メジャーエンブレムによる2勝+2着1回が効いていますが、4勝を挙げているM.デムーロ騎手と比較すれば、

成績が大きく水を開けられた感があり、原因として考えられる勝ち運の無さは気になります。

しかも今回のサウジアラビアロイヤルカップは、前走でかなり特殊な条件である

中京の不良馬場で勝った馬

と言う、ずいぶん高いハードルがあります。

パワー兼用のスピード自慢、スーパーマイラーである可能性は否定しませんが、これまでの実績を考えればずいぶんとハイリスク・ローリターンな騎乗機会になっているように考えられます。

勝ちに行くよりは「おこぼれに預かる」と考えるのは、騎手のデータと合わせても自然なように思えます。

サウジアラビアロイヤルカップはこの様に評価しました

***(3つ星評価)

戸崎圭太騎手

騎乗馬:①ロジムーン

2歳戦の東京マイルはメイクデビュー専用と言える騎手実績、父・ゼンノロブロイ産駒の特別戦騎乗時の成績もすこぶる悪い。
やはりディープインパクト産駒が合っているが、ここ3年間重賞で最多の9勝を挙げているノーザンファームの生産馬で、短期放牧明けで強化した調教内容と前走のレース内容からすれば優位は揺るがず、ここは脚の違いで下しておきたい。

**(2つ星評価)

M.デムーロ騎手

騎乗馬:③クライムメジャー

騎手の実績からしたら、本来2歳馬の2戦目は敬遠が正解。しかし、重賞なのを良いことに遠征してまで乗りに来たからには、今回限りのコンビになるかもしれないが何かしら目に見える結果は残してくる可能性はある。

*****************************
北村宏司騎手

騎乗馬:②バリンジャー

これまでの実績を考えれば、こんなチャンスも使い捨ててくるような勿体無いほどの酷い成績。しかし、長期ブランクで悠長に構えていられる訳もなく、いつも以上に我武者羅な騎乗をして上位に食い込んでくるか。馬が強ければ騎手の力は戻りきっていなくても十分に勝負になる。

*(1つ星評価)

柴田善臣騎手

騎乗馬:⑥ブレスジャーニー

バトルブラン産駒で重賞に挑戦するしかない島川さんの懐事情はさておき、本来だったら芝の重賞では買われすぎの前売りオッズ。騎手の実績が特に
際立っているコースではない+厩舎も重賞未勝利なので、あくまでも3着候補で十分。

*****************************
C.ルメール騎手

騎乗馬:⑦ダンビュラント

相手が自滅してくれるかどうか、切れ味勝負の良馬場でどこまでやれるかどうかと、不確定要素がテンコ盛り。加えて騎手の実績は、勝ち運の無いマイルとプラス要素が殆ど無い。騎乗馬の適性次第では見せ場を作れるかどうかも怪しい。

*****************************
木幡巧也騎手

騎乗馬:④ウィンドライジス

最多勝利新人騎手は当確しているし、無欲で乗ってこられたら怖い存在。あくまでも掲示板の下から真ん中狙いではあるが、他がモタつく様なら所属厩舎の馬で一発をかましてきても不思議ではない。

*****************************
以上、サウジアラビアロイヤルカップの予想でした。

無料メールマガジンの御案内

買い目と最終決断に関しては、キシュランガイド~騎手から予想するブログ~の無料メールマガジンで公開しております。

本日(10/8)のメールマガジンでは、サウジアラビアロイヤルカップの他にも、

京都競馬場のメインレース「平城京ステークス」の予想も無料公開。

明日(10/9)のメールマガジンでは、毎日王冠の予想。

あさって(10/10)のメールマガジンでは、京都大賞典に加えて、盛岡競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ南部杯の予想もお伝えします。

メインレースを中心に、「騎手で買う」の実化(じつげ)へ挑戦する

無料メルマガ「キシュランガイド覆面調査」の登録は、こちらからお願いします。

スポンサーリンク

予想

Posted by 多幸


PAGE TOP