【皐月賞 2016 データ】3強の騎手データを比較する

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皆さまごきげんよう、多幸です。

重賞レースの注目ジョッキーにスポットを当てて検証してみます。

今回は、皐月賞で3強と観られているM.デムーロ、C.ルメール、川田優雅の3騎手にスポットを当ててみたいと思います。

騎手データからも3強となるのでしょうか?

まずは、コース実績でデータを比較します

中山芝2000mでどれほどの実績を残してきたかを比較します。

  • 2010年以降の中山芝2000mレース
  • 準OPクラス以上のレース

実績で言えば6勝を挙げている内田博幸騎手が居ます。
しかし、上位に居る騎手の中で、3強と観られている騎手だけは1/3以下のレース数で成績を挙げて居ますし、いずれもこのコースの上位クラスで結果を出している騎手です。
3強と呼ぶには十分な成績です。

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 1走当賞金
内田博幸 6-2-3-22/33 18.20% 24.20% 33.30% 144 87 932万円
蛯名正義 4-3-3-27/37 10.80% 18.90% 27.00% 49 77 742万円
横山典弘 3-2-4-29/38 7.90% 13.20% 23.70% 32 48 583万円
ルメール 3-1-1-6/11 27.30% 36.40% 45.50% 311 125 1034万円
川田将雅 3-1-1-5/10 30.00% 40.00% 50.00% 114 89 2030万円
ベリー 3-1-0-5/9 33.30% 44.40% 44.40% 313 122 1520万円
田辺裕信 2-3-1-22/28 7.10% 17.90% 21.40% 21 52 429万円
M.デム 2-2-1-4/9 22.20% 44.40% 55.60% 92 76 2952万円

F.ベリーの成績と比較する

ここで注目して欲しいのは、短期免許で来日して同じように少ないレース数で実績を残してきたF.ベリー騎手の成績です。

F.ベリー騎手は芝のGIに騎乗する機会はありませんでしたので、3勝と言う成績でも中身が違うのですが・・・

それにしてもこの成績は十分に胸を張れる高水準です。

今回は、F.ベリー騎手の成績を下回る様な事があるのか、ないのかをデータで参照し、騎手の適性を計ってみたいと思います。

M.デムーロ騎手(リオンディーズ騎乗予定)

桜花賞を制するなどノリノリのM.デムーロ騎手。

休み明けを叩いて馬の状態もあがっているでしょうし、何と言っても母・シーザリオを管理し一時期2歳馬の入厩を取りやめていた角居厩舎。

大きなアピールポイントになる上に、池江厩舎には無い「M.デムーロ騎手を優先的に確保できる」点もプラスに働いてくれるでしょう。

距離が極端に長くなる訳ではないでしょうし、負けたとは言えクビ差。M.デムーロ騎手としては皐月賞連覇も掛かるし、3強の中では内枠でも歓迎のクチでしょう。

F.ベリー騎手の成績と比較する

M.デムーロ騎手は弥生賞前にF.ベリー騎手の水準にほぼ並んで居ましたし、複勝率では優位に立っていました。

弥生賞でさらに数字を上乗せできて、9戦4連対と完全に並んだので特に問題は無いでしょう。

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 1走当賞金
M.デム 2-2-1-4/9 22.20% 44.40% 55.60% 92 76 2952万円
ベリー 3-1-0-5/9 33.30% 44.40% 44.40% 313 122 1520万円

ちなみに、参考資料として弥生賞前のデータも掲載します。

弥生賞前 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 1走当賞金
ベリー 3-1-0-5/9 33.30% 44.40% 44.40% 313 122 1520万円
M.デム 2-1-1-4/8 25.00% 37.50% 50.00% 103 72 3046万円

C.ルメール騎手(サトノダイヤモンド騎乗予定)

馬自身は弥生賞組と初めて対戦する事もあって、実力が本物なのか未知数な所があります。

もともとC.ルメール騎手は3歳クラシックでの成績が芳しく無く、3強を形成するなかでは唯一日本のクラシック戦線で勝った経験が無いのは大幅に減点せざるを得ません。

加えて最近はリズムが良くありません。年が明ける前からM.デムーロ騎手にダートGIでは連敗、桜花賞ではいつもの脚が鈍ってしまうと運も無い状態が続いています。

本当にGIを狙ってきているのであれば、セールで馬を買う以上にもっと良い成績が収められているはずのオーナーです。

勝ちっぷりから3強とする事は出来ますが、騎手のデータだけで言えば「3強には出来ない」と言うのが正直なところです。

F.ベリー騎手の成績と比較する

C.ルメール騎手は弥生賞でようやくF.ベリー騎手の水準を超える事が出来ましたが、超えたのは複勝率だけ。

今回はその相棒を他の騎手に譲るのですから、付き合いで先約があったとは言え、サトノダイヤモンドを選んだ点に上がり目があると考えるのは難しいように思います。

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 1走当賞金
ルメール 3-1-1-6/11 27.30% 36.40% 45.50% 311 125 1034万円
ベリー 3-1-0-5/9 33.30% 44.40% 44.40% 313 122 1520万円

ちなみに、参考資料として弥生賞前のデータも掲載します。

弥生賞前 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 1走当賞金
ベリー 3-1-0-5/9 33.30% 44.40% 44.40% 313 122 1520万円
ルメール 2-1-1-6/10 20.00% 30.00% 40.00% 317 127 597万円

川田優雅騎手(マカヒキ騎乗予定)

弥生賞の内容は本当に強い内容だったと思いますし、レース後も息が乱れずケロッとしていたなど、ひょっとしたらとんでもない化け物なのかもしれません。

現時点でプラスになる事とマイナスになる事を挙げてみた上で、データの比較をしてみたいと思います。

プラスになる事

友道厩舎はスプリングステークス→皐月賞と連勝したアンライバルドの例があり、牝馬クラシックでもヴィルシーナを管理するなど、3歳クラシック戦線での実績はひとまずあります。

3歳春に中山芝2000mでタイムが2分を切り、上がり34.0以内で勝利→ダイワメジャー・ディープインパクト・ドゥラメンテの3頭のみ。やはり、ひょっとして超大物???

マイナスになる事

・前走の勝ちタイム

3歳春の中山で、芝2000mを2分を切るタイムで勝ったのは昨年の山藤賞のミュゼゴーストと、このマカヒキだけ。

過去の皐月賞でも、2分を切って勝った馬は両極端に分かれていますが、繁殖牝馬がよほど名牝であったりすれば問題は無いのですが、大抵はその後未勝利で終わっています。

日付 レース名 馬名S 走破タイム 着差 上り3F その後
160306 弥生賞G2 マカヒキ 1599 0 33.6
150419 皐月賞G1 ドゥラメンテ 1582 -0.2 33.9 2勝
150418 山藤賞500* ミュゼゴースト 1597 -0.2 34.5 0勝
140420 皐月賞G1 イスラボニータ 1596 -0.2 34.6 1勝
130414 皐月賞G1 ロゴタイプ 1580 -0.1 35.3 0勝
090419 皐月賞G1 アンライバルド 1587 -0.2 34.6 0勝
070415 皐月賞G1 ヴィクトリー 1599 0 35.9 0勝
060416 皐月賞G1 メイショウサムソン 1599 -0.1 35.1 4勝
050417 皐月賞G1 ディープインパクト 1592 -0.4 34.0 8勝
040418 皐月賞G1 ダイワメジャー 1586 -0.2 33.9 7勝
040118 京成杯G3 フォーカルポイント 1592 -0.2 35.6 0勝
020414 皐月賞G1 ノーリーズン 1585 -0.3 35.0 0勝

・名前がハワイ
金子真人HDの金子真人氏はハワイが大好きで、ハワイに関連した馬名も結構多く居ます。

ですが、英語の馬名だと良く走りGIも勝ったりするけれど、ハワイ語の馬はそこまで走らないと言われています。前走は相当自信があったそうですが、重賞を勝った時点で運が付きていないか気にはなります。

・川田優雅騎手のリズムがどうも???

昨年の夏に宝塚記念を勝って以来、GIでは善戦こそするモノのタイトル奪取はならず。

重賞に限定すれば今年はかなりのハイペースで勝ちまくっているのですが、GIで未だにリズムが良くない点だけは気になります。

F.ベリー騎手の成績と比較する

時々中山に参戦して上回っているのですし、それだけの成績を収めている日本人ジョッキーは川田優雅騎手だけです。

比較の上では3強では無くて2強なのかもしれませんが、ひとまず騎手のデータだけなら合格の範囲。

トライアルを制して皐月賞でも勝利した厩舎の先輩に並ぶ事が出来るでしょうか。

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 1走当賞金
川田将雅 3-1-1-5/10 30.00% 40.00% 50.00% 114 89 2030万円
ベリー 3-1-0-5/9 33.30% 44.40% 44.40% 313 122 1520万円

結論としては3強では無く、2強

過去のデータがそのまま通用するのか?に関しては永遠の課題でもあるのですが、これまでの実績を振り返ってみると、C.ルメール騎手だけ一歩劣る状況にありました。

それを覆すだけの力を持った馬がマカヒキなので、川田優雅騎手にはGIシーズンを今までの分まで取り返す勢いで頑張ってもらいたいものですし、

前走負けたリベンジを果たすためにもM.デムーロ騎手には更なる「ミルコマジック」を期待したいところです。

以上、皐月賞のデータ特集「3強の騎手データを比較する」でした。

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データ

Posted by 多幸


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