【札幌記念 2016 データ】J.モレイラに、弱点は無いのか?

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皆さまごきげんよう、多幸です。

重賞レースの注目ジョッキーにスポットを当てて検証してみます。

今回は、8月21日に札幌競馬場で行われるメインレース
札幌記念に出走予定で上位人気が予想される「モーリス」に騎乗の、J.モレイラ騎手のデータにスポットを当ててみたいと思います。

昨年も1週間旋風を巻き起こしていったJ.モレイラ騎手、今年はなんと3週間の滞在と大サービス。
確かに馬券にどんどん絡んでは来ますが、何がそんなに凄いのか。
そして、苦手にしているような条件や弱点すら無いのでしょうか

データを使って詳しく観てみましょう。
(使用するデータは特記したもの以外は、2015年以降の成績を参照したものです)

日本での成績は、最初のインパクトがあまりにも大きかった

あれは、2015年8月29日。
土曜札幌4Rの事でした。

それまで2戦して3着→2着と未勝利脱出まであと一歩のところに居た、1番人気のベイビータピット号に騎乗。
後続を0秒6ぶっちぎる圧巻の逃げ切り勝ち、香港のリーディングジョッキーがその日早くも2戦2勝を挙げた瞬間。
お昼前の競馬場やウインズに居た競馬関係者は、あまりにも簡単に連勝してしまったJ.モレイラ騎手の実力に開いた口がふさがらないような衝撃を受けたのでした。

そして、その勢いのままワールドオールスタージョッキーシリーズも制覇。
2日間トータルで20戦7勝、2着4回、3着1回。
勝率35.0%、連対率55.0%、複勝率60.0%の驚異的な数字を残し、日本を後にしました。

J.モレイラ騎手がいつ生まれて、どこで育って、どこで騎手免許を取得したとかについては、
あなたご自身でグー●ル先生とかウィキ●ディアでも使って、テキトーに調べてください。

キシュランガイドが騎手データを用いてお届けするのは、J.モレイラ騎手を馬券戦術に使うためのヒントや方法、考え方です。

瞬時に馬を見抜く能力の確かさが、後からジワジワと確証されていく

昨年の来日時に1週間だけとは言え、強烈なインパクトを残したから凄いと言うのは勿論ですが・・・、

  • 香港には存在しないダートで、即結果を出す
  • 良い馬だと評価したゴールドアクターが、その後有馬記念を制する
  • 長距離路線が合うと指南したアルバートが、その後ステイヤーズステークスを制する

通年免許1年目のM.デムーロ騎手やC.ルメール騎手が残した猛烈な勝率ですら、翳んでしまうほどの成績をマークしていって、関係者も気付かなかった馬の適性まで的確に指南できる。

関係者が馬を観る目がなかっただけじゃねーかよと言う、元も子もない理由はさておき日本の競馬に新たな風を送り込んだ功績は計り知れず、他の騎手にはなかなか真似の出来ない足跡を残していったのでした。

・・・とまぁ、実力の高さとインパクトが相まって衝撃を与えてくれたのですが、J.モレイラ騎手はどんな騎手なのかを紐解いて見ましょう。

香港のレース形態もあるが、主戦場はマイルとスプリント戦

香港の2015-16シーズンでも当たり前のように勝ちまくり、堂々2シーズン連続でリーディングジョッキーに輝きました。

以前から香港のレース形態は日本よりも短距離やマイル路線にシフトしているため、2000mを超えるレースが極端に少ない傾向が続いています。

そう言えば香港ダービーも、距離は芝2000mでしたね。

ここで昨シーズンの香港競馬での成績から、J.モレイラ騎手の傾向を掴んでみたいと思います。

Happy Valley競馬場・芝コースでの成績

距離 勝利 2着 3着 騎乗数 勝率 2着内率 3着内率
1000 4 4 4 28 14.29% 28.57% 42.86%
1200 24 13 12 92 26.09% 40.22% 53.26%
1650 16 18 12 83 19.28% 40.96% 55.42%
1800 10 1 1 25 40.00% 44.00% 48.00%
2200 2 2 1 6 33.33% 66.67% 83.33%
total 56 38 30 234 23.93% 40.17% 52.99%

J.モレイラ騎手はHappy Valley競馬場の開催でもリーディングジョッキーとなっています。
さすがにシャティン競馬場に較べたら若干成績は劣りますが、それでも2位・26勝に終わったZ.パートン騎手をダブルスコアで突き放す圧勝。
これはもはや、手の付け様がありません。

Sha Tin競馬場・芝コースでの成績

距離 勝利 2着 3着 騎乗数 勝率 2着内率 3着内率
1000 6 6 4 34 17.65% 35.29% 47.06%
1200 22 16 19 97 22.68% 39.18% 58.76%
1400 37 19 15 117 31.62% 47.86% 60.68%
1600 22 8 12 65 33.85% 46.15% 64.62%
1800 8 5 4 24 33.33% 54.17% 70.83%
2000 3 2 2 17 17.65% 29.41% 41.18%
2200 1 0 0 2 50.00% 50.00% 50.00%
2400 0 0 1 3 0.00% 0.00% 33.33%
total 99 56 57 359 27.58% 43.18% 59.05%

こちらもZ.パートン騎手が48勝と健闘してはいますが・・・、やはりダブルスコアは避けられず。
このように香港の芝コースでは圧倒的な実力を誇っており、世界各地で成績と実績を残している原動力になっています。

何が凄いのかと言われると、芝では敵が居ないぐらい強いと言うことでしょう。

日本での強さは「芝の差し」で差がついている

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 4-0-0-0/4 100.00% 100.00% 100.00%
平地・先行 3-4-1-3/11 27.30% 63.60% 72.70%
平地・中団 3-1-2-5/11 27.30% 36.40% 54.50%
平地・後方 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00%

ではそろそろ本題に。

他の騎手に比べて優れている点は色々ありますが、JRAに年間通して参戦している騎手とJ.モレイラ騎手で、決定的に違う点を洗い出して見ます。

大きくまとめると2つの点が優れています。

①逃げ・先行の取りこぼしが、まず無い

夏の参戦でしか芝のレースで逃げたり先行しているサンプルがないのですが、まず取りこぼさない。
つまり主導権をとられたら最後、逆転するのはかなり難しいと言う事です。

札幌で行われるスプリント戦ぐらいのペースなんてJ.モレイラ騎手にしてみれば香港のスプリント戦に較べれば少し遅めに感じるぐらいなのでしょうか。
逃げられれば・先行して主導権を取れたら強いなんて騎手はゴロゴロ居ますけど、そこできっちり好位を取れる点が際立っています。

②差し・追い込み+マクリでも取りこぼしがあまりにも少ない

差したり追い込んだりすれば、さすがのJ.モレイラ騎手でも負けるケースは出てきます。
しかし、これもレアなケースになりつつある。この差しや追込みでの勝率の高さが、J.モレイラ騎手の真髄と言えるでしょう。
サンプル数の少ないJ.モレイラ騎手他の騎手と比較してみますけど・・・

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
モレイラ 3-1-2-5/11 27.30% 36.40% 54.50%
ルメール 58-50-38-166/312 18.60% 34.60% 46.80%
戸崎圭太 57-49-29-200/335 17.00% 31.60% 40.30%
福永祐一 47-46-20-203/316 14.90% 29.40% 35.80%
M.デム 41-39-20-143/243 16.90% 32.90% 41.20%
岩田康誠 30-37-39-217/323 9.30% 20.70% 32.80%
川田将雅 30-21-30-135/216 13.90% 23.60% 37.50%
浜中俊 28-27-18-155/228 12.30% 24.10% 32.00%
田辺裕信 22-23-26-150/221 10.00% 20.40% 32.10%

さすがに今週以降勝率は少し落ちてくるでしょうけど、これはもはやリンチですよ。
一人が多数をしばき倒すので実際には違うんでしょうけど、リンチと言う以外に言葉が見つかりません。

それでも前に行くよりは付け入る隙があるだけマシでしょうか。
これで差されて負けたら諦めろって事で。

オールウェザーはこなす程度、ダートはそこまで得意ではない

芝では鬼と言うか、香港みたいに「雷神」の如き活躍ですが・・・。
J.モレイラ騎手は他の馬場では少しおとなしくなります。

Sha Tin競馬場・オールウェザーコースでの成績

距離 勝利 2着 3着 騎乗数 勝率 2着内率 3着内率
1200 5 7 7 40 12.50% 30.00% 47.50%
1650 4 4 5 22 18.18% 36.36% 59.09%
1800 4 0 2 9 44.44% 44.44% 66.67%
total 13 11 14 71 18.31% 33.80% 53.52%

芝よりは若干成績が落ちるのが、オールウェザーコースでのレース。
それでもとんでもない成績は残していますが、芝より確かに数字が落ちます。

日本での騎乗成績(過去10年)

着別度数 勝率 連対率 複勝率
Total 12-10-5-18/45 26.70% 48.90% 60.00%
10-6-3-9/28 35.70% 57.10% 67.90%
ダート 2-4-2-9/17 11.80% 35.30% 47.10%

さすがにダート戦では勝率や複勝率も、他の騎手が付け入れそうな所まで落ちてきます。
得意不得意がはっきりしているのは、見逃せない点ではないでしょうか?

どうやらこのあたりに、J.モレイラ騎手の取捨選択ポイントがありそうです。

中距離戦で折り合いを持たせられるかどうか、そこが問題だ!

香港での成績もそうですし、日本の成績もそうなのですが、マイル近辺の距離では異常なほど好成績。
1800m戦でもやはり強さを発揮しています。

しかし2000m以上になると、何故かその勢いに翳りが出ます。
もともと香港では2000mを超えるレースが少なめでもありますが、得意なはずの香港・芝に限定しても距離別成績では差が出てきています。

距離 勝利 2着 3着 騎乗数 勝率 2着内率 3着内率
over1800 24 10 9 77 31.17% 44.16% 55.84%
over2000 6 4 4 28 21.43% 35.71% 50.00%

勝率が明らかに下がっています。
1800m戦までの強さと比較して、そこまで得意にしていないと考えたとしても決して無理な話ではないでしょう。

ついでにと言っては何ですが、過去10年の日本の芝成績(8/14終了時点まで)も参考までに・・・。

距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1200m 3-1-1-2/7 42.90% 57.10% 71.40% 98 95
1400m 0-0-0-1/1 0.00% 0.00% 0.00% 0 0
1500m 3-1-2-1/7 42.90% 57.10% 85.70% 464 187
1600m 0-0-0-1/1 0.00% 0.00% 0.00% 0 0
1800m 2-2-0-1/5 40.00% 80.00% 80.00% 92 106
2000m 2-1-0-3/6 33.30% 50.00% 50.00% 208 90
2600m 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 180

昨年はCコースで2勝していますが、今年はAコースで行われているのが影響しているのか、2着1回だけ。
やはり本質的に2000mは得意なのか?と言う点と、差し損ねている点は気になります。
(4着以下だったのはどちらも堀厩舎の管理馬ですし、差しがどれだけ効くのかを測っているようにも考えられます)

香港に較べてコーナーがきつくなる札幌のAコースで行われているのも、多少なりとも影響が出ていると考えてみていいでしょう。

(芝2000mでの成績抜粋)

  • 昨年8/29 未勝利   12着(藤沢和厩舎)⑩⑨⑩
  • 昨年8/29 WAJS2戦目 1着(藤沢和厩舎)⑥⑦⑥
  • 昨年8/30 500万下   1着(堀厩舎)⑥⑤⑤
  • 今年8/13 未勝利   2着(奥村厩舎)⑥⑦④
  • 今年8/13 知床特別  5着(堀厩舎)⑦⑨⑥
  • 今年8/14 HTB賞  4着(堀厩舎)⑩⑨⑩

安田記念のJ.ベリー騎手の時もそうでしたが、やはり堀宣行厩舎は
メインレースと同じ舞台設定で、本番起用する騎手を乗せる
これをやってきました。

結果が出るかどうかとかゼニの問題は別にして、メインレースで結果を残すためにバックアップは惜しまない手厚い待遇(しかも今回は身元引き受け調教師ですし)ぶりですね。
乗り役としても「余計なことをされた」って捻くれて考える騎手もそうは居ないでしょうし、こう言う扱いは決して嫌な気分では無いでしょう。

結論としては得意な条件ではない、だから取りこぼしは十分考えられる。

大まかにまとめるとJ.モレイラ騎手は凄い騎手ですが

  1. ダート戦では不発になりやすい
  2. 差し損ねは芝でもある
  3. 2000mを超える距離は、過信禁物

と言う傾向が見えてきました。

今回はモーリスと再びコンビを組む予定ですが、折り合いに難のあって安田記念を取りこぼした馬なので、まさか逃げることはしないでしょう。
しかも距離はちょうど2000mですから、慎重に運んでくる公算が出てきます。
こうなると差し損ねとか、再び掛かって伸びを欠くと言うケースは十分考えられます。

確かに凄い騎手ですが、JRAでの芝重賞では昨年3番人気のエポワスで9着に敗れています。
一時期のM.デムーロ騎手や池添謙一騎手のような「重賞になると目の色が変わる」と言うタイプかどうかも見極めが必要でしょう。

馬主サイドも今後マイルに絞るのか2000mぐらいまでは使ってくるのかを探りに来ているレースですし、取りこぼす可能性は安田記念と同等かそれ以上にあると考えるのが自然でしょう

以上、札幌記念のデータ特集「J.モレイラは何が凄いのか?」でした。

予想の見解につきましては日曜朝に発行予定、無料のメールマガジンと、札幌記念の予想記事(土曜夜以降にアップロード予定)にて公開致します。

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Posted by 多幸


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