【ローズS 2016 予想】二強対決を騎手で判断するなら?

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皆さまごきげんよう、多幸です。

「騎手で買う」を馬券の収支に繋げられるか・・・を考えるブログより

2016年9月18日分の予想を公開します。

こちらの記事では
ローズステークス(11R 15:45発走予定)
についての予想および見解をお伝えします。

なお、セントライト記念の予想については、
当ブログのメールマガジンにて、レース当日の朝9時以降に公開致しております。

18日は台風に刺激された前線の影響で雨、馬場重化は避けられず

切れ味鋭い末脚で、チュリーップ賞以降の牝馬クラシック路線を牽引したシンハライトとジュエラーが再戦。

対戦成績は共に1勝1敗。

オークスで決着と思っていたところ、ジュエラーが調教中に軽度の骨折。

幸い秋初戦に復帰することが出来ました。

しかし、今回は雨で馬場が悪くなってしまう天気予報。

短時間にザッと降雨があったので、見た目以上にダメージがあるかもしれませんし、走ってみるとよりタフさが増していることを実感する馬場になっているかもしれません。

こうなると2強対決どころではなくなるかもしれませんが、あくまでも重馬場をこなせるとしたらどうなのか?を検証してみます。

阪神の芝1800mであれば、本来はM.デムーロが有利

阪神競馬場の外回り・1800m戦は、スタートして3・4コーナーまで長い直線。

M.デムーロ騎手にとっては、出遅れやすい欠点をカバーしやすいコースでもあるので、成績はかなり良いものを残しています。

  騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
8 M.デム 85-58-39-221/403 21.10% 35.50% 45.20%
9 池添謙一 73-77-54-545/749 9.70% 20.00% 27.20%

・・・と言う訳で、過去10年のデータで見ても勝率が違いすぎます。

基本はM.デムーロが優勢なのが、阪神の芝・外回りコースの傾向です。

馬の力が互角であると仮定できるなら、桜花賞でジュエラーが先着したのは当然の結果と言っても、差し支えないものでした。

なぜ優勢と考えられるかは、牝馬の成績も加味したこと

  騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
7 M.デム 26-19-8-89/142 18.30% 31.70% 37.30%
13 池添謙一 16-32-17-202/267 6.00% 18.00% 24.30%

過去10年の阪神競馬場芝1800mでの成績は、先程御覧いただいたとおり。

これから牝馬に騎乗した成績も出してみました。

M.デムーロ騎手も15%程度数字を落としていますが、池添謙一騎手は4割近く数字を落としています。

1600mで行われた桜花賞はデータが別物とは言え、これだけの大きな差を付けられても健闘していたのですから、馬の実力はシンハライトが上だったと考えるのも無理は無い話。

芝1600mのデータも載せておきますが、池添謙一騎手は牝馬での成績が奮いませんね。

チューリップ賞ハナ差勝ちと、桜花賞ハナ差2着は奇跡とも言える結果なのかもしれません。

騎手・性別 着別度数 勝率 連対率 複勝率
池添謙一・牡セン 13-13-11-77/114 11.40% 22.80% 32.50%
池添謙一・牝 4-12-1-57/74 5.40% 21.60% 23.00%
M.デム・牡セン 11-9-4-28/52 21.20% 38.50% 46.20%
M.デム・牝 11-9-3-26/49 22.40% 40.80% 46.90%

馬場が稍重までなら、M.デムーロが優勢と言える

さて、ココからが本題。

馬場状態が悪化するとどうなるのかを検証します。

まずは稍重になったときの成績を見てみます。

  騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
10 池添謙一 9-13-6-66/94 9.60% 23.40% 29.80%
12 M.デム 9-4-8-33/54 16.70% 24.10% 38.90%

稍重になったときには池添謙一騎手の成績は、連対率や複勝率が上昇する傾向が見られます。

一方のM.デムーロ騎手は、稍重になると成績が結構大きく下がります。

阪神牝馬ステークスなど、重化した馬場で重賞も勝っている騎手ですが、全般的にはそんなに得意な条件ではないのかも知れません。

では、稍重の成績も「牝馬に騎乗したとき」限定で絞り込んでみましょう。

稍重で行われる牝馬重賞は、池添謙一にとって弁慶の泣き所

  騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
18 池添謙一 1-4-1-27/33 3.00% 15.20% 18.20%
24 M.デム 1-1-0-10/12 8.30% 16.70% 16.70%

M.デムーロ騎手もかなり数字が悪くなりますが、池添謙一騎手は壊滅的に数字が酷くなります。

中途半端に回復されると困るのは、池添謙一騎手だということを念頭に置いた方が良さそうです。

これは相対的にM.デムーロ騎手がマシだと言う結果にもなるでしょう。

馬場が重なら形勢は逆転、M.デムーロが苦手になる

さて、馬場状態が稍重ならM.デムーロ騎手に軍配が上がりましたが、重馬場になるとどうなるのか。

(さすがに不良馬場になるほど大量に降っては居ないみたいですが・・・)

これも過去10年分のデータを観てみます。

  騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
9 池添謙一 3-5-2-26/36 8.30% 22.20% 27.80%
19 M.デム 1-4-2-18/25 4.00% 20.00% 28.00%

池添謙一騎手も成績は悪くなりますが、連対率や複勝率はかなり踏みとどまっています。

勝率も稍重に較べたら多少低下はしていますが、常識の範囲内でしょう。

問題はM.デムーロ騎手。

やはりスタートのミスをカバーしにくい馬場状態でもあるのでしょうか、かなり成績が下がっています。

騎乗経験が増えてくる今後、苦手を克服してくる可能性は高いですが、もしこれがなんとかなるなら海外の、それもイギリスとかのアホみたいにタフなコースであっても、もっと結果が出ていたでしょう。

やはり重馬場は案外苦手なのかもしれません。

重馬場の牝馬になると、若干ですがM.デムーロ騎手が優位

  騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
7 池添謙一 1-3-1-8/13 7.70% 30.80% 38.50%
26 M.デム 0-4-1-7/12 0.00% 33.30% 41.70%

先程の重馬場での成績を、牝馬騎乗時に限定して絞り込むとこのような結果に。

勝ち星は無いにせよ、重馬場であれば連対率や複勝率はM.デムーロ騎手が優勢と言えます。

際どい勝負になった場合は、勝った経験のある池添謙一騎手が力を発揮してくる可能性はあります。

しかし、牝馬に関して少し苦手にしている成績を見ると、池添謙一騎手が万全とは言えません。

雨や雪が降るとM.デムーロは更に成績ダウン。牝馬は過去10年、なんと未勝利

さて、問題はもう1つあります。

それは、雨や雪が降っているときはどうなのかと言うことです。

馬場状態が悪いと言っても、雨や雪が降っている時に行われているか・雨や雪が止んだ後なのか

これは考慮していない成績を御覧戴きました。

先程までのデータを、小雨・雨(小雪・雪)の天候発表時に行われたレースに限定してみます。

  騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
6 池添謙一 10-11-4-47/72 13.90% 29.20% 34.70%
19 M.デム 3-4-2-11/20 15.00% 35.00% 45.00%

これを見ると、雨や雪が降っているときは池添謙一騎手が盛り返しています。

池添謙一騎手にとって恵みの雨になる可能性がありますので、レースが行われる時の天候発表も加味して、今回は馬券を購入しても良いと思います。

その根拠になるのが、雨や雪が降っているときの「牝馬での成績」です。

やはりM.デムーロは雨が降ると、阪神の芝・外回りでは勝ちきれない

  騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
6 池添謙一 2-6-2-13/23 8.70% 34.80% 43.50%
40 M.デム 0-3-1-4/8 0.00% 37.50% 50.00%

内回りコースだと話は別ですが、外回りコースではM.デムーロ騎手の成績も悪くはありませんが、まだ勝利がありません。

これまでの経験がモノを言うなら、池添謙一騎手が勝つためには「雨が降っていること」が必須条件になってきそうです。

馬の適性で言えば切れ味身上のジュエラーよりは、シンハライトが若干有利

稍重や重馬場でどれだけの走りが出来るのか、こればかりはやってみないと分からない部分もあります。

しかし、これまでの成績を見ると、やや傾向が掴めてきます。

ジュエラーは父・ヴィクトワールピサに似た500kg近い馬体から「雨が降っても大丈夫」とは言われています。

しかし、上がり最速を連発するのは父似と言うよりは、むしろ母似の傾向が出ているようです。

兄弟姉妹を見ても、上がり最速の脚を使うタイプが多く、重馬場や不良馬場をあまり得意としなかった馬が居ます。

パワーはあるけれども、雨や重馬場はそこまで得意にしていない可能性が考えられます。

切れ味だけで比較すると劣ると言う事は、切れ味以外の要素で勝負できるのでは?

一方のシンハライトも、兄弟姉妹の重成績は決して良い方ではありません。

しかし、僅かに時計が掛かったほうが良い走りをした兄弟が居るのはシンハライトですし、馬体は小さいですがディープインパクト産駒はエイシンヒカリなど、馬場状態が良くない海外で結果を出しつつあります。

母馬の適性次第では何とかこなせる馬を排出している点を考慮すると、桜花賞の末脚較べで負けたのはむしろプラスではないでしょうか。

つまり、切れ味だけで勝てる馬は重馬場では全く競馬にならないこともあります。

オークスを制した経験値の積み増しもありますし、切れ味以外に能力が無ければ勝てないレースを勝ったと言う事は、馬場状態が悪くても走れる要素があると考えるのが自然であるように思います。

馬場状態がかなり悪くなっていること、更に言えばレース中に降雨があれば、
シンハライトと池添謙一騎手に有利に働くのではないかと考えられます。

唯一のアドバンテージを生かせるかどうか、それ以外の不利をどう克服するのか。
ここで勝っておきたいシンハライトに、M.デムーロ騎手が引導を渡すのか。

ただのトライアルではないように無い様に思えます。

ローズステークスはこの様に評価しました

***(3つ星評価)

M.デムーロ騎手

騎乗馬:⑥ジュエラー

騎手が勝負弱い条件なのは気に掛かるが、裏を返せば成績の高さは断然リード。雨さえバンバン降らなければ何とかなる。

**(2つ星評価)

池添謙一騎手

騎乗馬:⑦シンハライト

唯一の頼みが降雨と言う他力本願、本番は別にして今回は実力差を見せ付けられる可能性が高い。

*****************************
福永祐一騎手

騎乗馬:④アットザシーサイド

騎手の実績は文句なし、あとは騎乗馬の重馬場適正のみ。差し馬なので若干マイナスなのを騎手がどうかばーするか楽しみ。

*(1つ星評価)

武豊騎手

騎乗馬:⑤レッドアヴァンセ

最近のリズムも良くない分、騎乗馬が秋になってリベンジしたい機運で成功するか。重馬場をこなせるようなら成績は激変する可能性も。
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和田竜二騎手

騎乗馬:⑨フロムマイハート

馬場が悪くなった時の走りが楽しみで、騎手も阪神を含めて重馬場での成績は上位クラス。しぶとい騎乗が生きるか。
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C.ルメール騎手

騎乗馬:⑬アドマイヤリード

重馬場巧者と言う部類には入らなかったが、札幌記念を勝つなど従来よりも適性は見せつつある。覚醒の時が来たか?
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以上、ローズステークスの予想でした。

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Posted by 多幸


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