【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.12.04

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このページは、先週日曜日(12/4)に行われた競馬の成績を、
騎手にフォーカスしてお伝えする「騎手成績回顧」を行います。

皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

12月4日、日曜日の結果を振り返りたいと思います。

先週終了時点での、JRA騎手リーディング速報を公開中。

目次


中山競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
シュミノ 2-1-1-3/7 28.60% 42.90% 57.10% 137 135
吉田豊 2-1-1-3/7 28.60% 42.90% 57.10% 960 302
柴田善臣 2-1-1-5/9 22.20% 33.30% 44.40% 506 206
柴山雄一 2-0-0-7/9 22.20% 22.20% 22.20% 126 43
木幡巧也 1-2-0-4/7 14.30% 42.90% 42.90% 28 114
北村宏司 1-1-1-6/9 11.10% 22.20% 33.30% 22 55
松岡正海 1-1-0-5/7 14.30% 28.60% 28.60% 47 44
蛯名正義 1-0-2-6/9 11.10% 11.10% 33.30% 157 102
勝浦正樹 0-1-2-6/9 0.00% 11.10% 33.30% 0 57
田中勝春 0-1-1-2/4 0.00% 25.00% 50.00% 0 747
柴田大知 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 50
長岡禎仁 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 106
丹内祐次 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 73
石川裕紀 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 33
吉田隼人 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 34
木幡初也 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 206

2勝+2着1回・3着1回で3人が並ぶ大混戦。
裏開催の中山競馬場を熱くしたのは、フランス競馬界の新星・勝負強さが売りのV.シュミノー騎手
昨日の中京競馬場で活躍した勢いを、更に加速させるような騎乗振りでした。
唯一の不安要素はダートはカラキシ駄目だったこと。しかし、中山の癖のあるコースで持ち味が生きたあたり、将来大化けしてくる可能性もあったりして・・・。

ベテランの吉田豊騎手はダートで2勝と気を吐き、相性の良さを感じさせれば
こちらも大ベテランの柴田善臣騎手が、ダートで1勝・芝で1勝と復調気配。
得意の2歳戦ではダートで3戦全て馬券圏内と大暴れ。2歳GIが続く前にこれ以上無いぐらいに勢いづいてきたでしょうか。

回収率の面では、2度の馬券圏内で高い回収率を叩き出した田中勝春騎手がダントツ。
ベテラン騎手に混じって特別戦にも関わらず木幡初也騎手が穴男っぽいところをしっかりと示してくれました。
来週も一発を狙って他の騎手も大暴れしてきそうな予感すら感じさせました。

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阪神競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
川田将雅 4-0-1-3/8 50.00% 50.00% 62.50% 201 108
池添謙一 2-1-1-4/8 25.00% 37.50% 50.00% 186 118
荻野極 1-1-0-4/6 16.70% 33.30% 33.30% 255 103
藤岡康太 1-0-1-7/9 11.10% 11.10% 22.20% 62 72
松山弘平 1-0-0-8/9 11.10% 11.10% 11.10% 47 22
三津谷隼 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 250 90
高田潤 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 140 65
秋山真一 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 65 55
太宰啓介 0-3-1-5/9 0.00% 33.30% 44.40% 0 101
シュタル 0-1-2-5/8 0.00% 12.50% 37.50% 0 92
四位洋文 0-1-2-2/5 0.00% 20.00% 60.00% 0 210
国分恭介 0-1-1-2/4 0.00% 25.00% 50.00% 0 220
岩田康誠 0-1-0-10/11 0.00% 9.10% 9.10% 0 20
佐藤友則 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 131
高倉稜 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 102
高野和馬 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 940
北村友一 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 117
鮫島良太 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 1353
佐久間寛 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 180

昨日も4勝を上げている川田将雅騎手が、連日の4勝。勢いが止まりません。

追いかけるのは前日に金鯱賞を制した池添謙一騎手
11R・12Rを連勝し区切りの1000勝を達成するなど、良い流れに乗っている印象を強く受けました。
この日馬券になったのは全て芝のレース、好調時は芝で乗れている傾向があるだけに、心強い限り。
8度の騎乗機会で3度も上がり最速を記録するなど、末脚勝負になっても信頼度は揺らぎそうにありません。

デビューしてまだ年数の浅い騎手も、健闘していました。
新人の荻野極騎手はダート1800mを2戦とも馬券になる活躍。相性の良さを年内で更に発揮できるかにも注目。
また、2年目の三津谷隼人騎手は、デビューして108戦目にして芝のレース初勝利。
いつものような長い手を目一杯伸ばすフォームから、トビの大きな馬をカバーするように、小さく動かす順応性も見せてきました。
若い騎手たちの果敢な挑戦が実を結んでくれそうな、暮れの阪神開催になってくれると良いですね。

回収率の面では昨日も大活躍だった鮫島良太騎手が連日の高い回収率。
穴党好みの活躍が来週も見られるでしょうか。
障害戦では高野和馬騎手が複勝高配当を演出。苦戦が続くシーズン終盤、もうひと踏ん張りしてほしいところ。
少し数字は開けられましたが、兄を彷彿とさせる逃げの上手さが印象に残る國分恭介騎手も貢献度大。
このところ差して勝負弱いところがあっただけに、逃げて補完してくるのでしょうか。

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中京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
ムーア 4-1-1-2/8 50.00% 62.50% 75.00% 118 106
田辺裕信 2-0-1-6/9 22.20% 22.20% 33.30% 1047 153
戸崎圭太 2-0-0-8/10 20.00% 20.00% 20.00% 95 43
ルメール 1-3-1-4/9 11.10% 44.40% 55.60% 73 91
大野拓弥 1-2-0-6/9 11.10% 33.30% 33.30% 176 103
幸英明 1-0-2-8/11 9.10% 9.10% 27.30% 185 181
内田博幸 1-0-1-7/9 11.10% 11.10% 22.20% 92 52
和田竜二 0-2-2-7/11 0.00% 18.20% 36.40% 0 157
M.デム 0-1-1-4/6 0.00% 16.70% 33.30% 0 55
武豊 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 18
丸田恭介 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 31
小島太一 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 930
津村明秀 0-0-2-7/9 0.00% 0.00% 22.20% 0 43
黛弘人 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 331

GI開催日でもお構いナシに、R.ムーア騎手が4勝と絶好調。
エンジンがかかるタイミングがどうも不自然でしたが、短期免許最終日に存在感を示してくれました。
この秋の傾向としては、前走2・3着の騎乗馬が勝率が良い。前走10着以下は黙って消しと言うものでした。
次の来日時にはどんな騎乗をしてくれるのでしょうか。

美浦の騎手がメインのGIを勝つなど大暴れした中で、2勝+3着1回を挙げてきたのが田辺裕信騎手
特に芝2000mで逃げて勝ち、後方から追い上げて好位から抜け出して勝ち、と2勝挙げてきました。
今年は芝での活躍が目立ちますが、コーナー4つ+直線の急坂が攻略ポイントになってくるのでしょうか?

回収率の面では隠れ中京巧者の小島太一騎手が、父・小島太厩舎の管理馬で強烈な一撃。
美浦の騎手が活躍した中で、こちらも美浦の穴男ぶりが光る黛弘人騎手が芝のレースで大きく貢献してきました。
来週も美浦所属騎手の一発が期待されるコースで、2歳GIがありますし虎視眈々とチャンスを伺ってきそうです。

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本日の「Play of the day」

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です
PLAY_OF_THE_DAY

中山9R(チバテレ杯) 1着 ⑤ケンベストカフェ 松岡正海騎手

GIで勝った大野拓弥騎手、最後の直線残り200mからの騎乗姿勢は非常に見事でした。

勝ちタイムも優秀だし、騎乗馬の雪辱を晴らした点でも好評価・・・なんですが、上には上が居ます。

もう、これで勝てたって言うのが馬主も調教師も、厩舎スタッフもみんなを救ったファインプレーと言って良いでしょう。

こちらも冬場のダートで魅せる騎手ですが、さらなる活躍を願っての選出です。

この日を含め、中山のダートでは吉田豊騎手が絶好調。

そんな吉田豊騎手に競り勝った内容が秀逸です。

まずスタート。

リプレイを見られる方は、是非5番のスタートを見てください。

鼻が地面に付きそうなほどバランスを崩します。1番人気だったのに、落馬して競走中止になるピンチ。

ここで松岡正海騎手も良く踏ん張って立て直しましたし、そこから一気に坂を登りながらなのに、一心不乱に前のポジションを取りに行きます。

逃げられないと判断するや瞬時に2番手からの競馬に切り替えたのですが、

騎乗馬を管理する久保田調教師も「前に居る馬を交わそうとしない」と危惧していた馬のメンタル面を、

勝負どころと最後の直線では渾身の追い動作で推進させ、なんとか競り合いに持ち込んで勝ちを掻っ攫っていきました。

残り100mぐらいからは、クビそのものを推すように手綱とハミを推進させる動作と、松岡正海騎手の腕・背中の動作が見事にリンク。

巻き返すだけの実力は騎乗馬にもありましたが、最後の最後で交わせた要因は騎手の動作が変わっていった事にもあるでしょう。

背中を大きく使い胸の前まで曳きつけるような動作が、良い方に使えれば更なる豪腕振りが発揮できるはず。

冬の寒さを味方に付けられるようなこの経験を、来週以降の競馬で更に昇華させてくれることに期待します。

これから騎手を目指す諸君や、騎手学校で学ぶ生徒。それから若手騎手にとっても、

「何とか勝たせる」事の難しさや大変さを身に沁みて解かっている筈ですが、それを乗り越える先輩の気迫に負けない技術の一端を、

このレースリプレイから早く吸収してほしいと切望します。


以上、【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.12.04でした。
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