【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.12.03

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このページは、先週土曜日(11/26)に行われた競馬の成績を、
騎手にフォーカスしてお伝えする「騎手成績回顧」を行います。

皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

12月3日、土曜日の結果を振り返りたいと思います。

先週終了時点での、JRA騎手リーディング速報を公開中。

目次


中山競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
ルメール 3-0-2-4/9 33.30% 33.30% 55.60% 205 104
ムーア 2-1-0-4/7 28.60% 42.90% 42.90% 72 105
田辺裕信 1-2-2-3/8 12.50% 37.50% 62.50% 25 192
吉田豊 1-2-0-4/7 14.30% 42.90% 42.90% 212 132
戸崎圭太 1-1-1-6/9 11.10% 22.20% 33.30% 22 60
石橋脩 1-1-0-4/6 16.70% 33.30% 33.30% 265 73
丸山元気 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 4740 762
大野拓弥 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 73 40
平沢健治 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 160 110
北村宏司 0-2-0-4/6 0.00% 33.30% 33.30% 0 215
木幡巧也 0-1-1-8/10 0.00% 10.00% 20.00% 0 70
蛯名正義 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 31
石神深一 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 250
内田博幸 0-0-1-10/11 0.00% 0.00% 9.10% 0 30
石川裕紀 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 110
野中悠太 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 60
柴田大知 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 135
嘉藤貴行 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 195
山本康志 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 420

逆転でリーディング奪取を狙うC.ルメール騎手が直接対決をモノにする3勝の固め撃ち。
いよいよ年間リーディングがどちらの手に渡るのか、わからなくなってきました。
この日は馬券になったレースがいずれも上がり3位以内と、決め手をしっかり生かせる流れが向いた運の強さも特筆モノでしょう。

最後はギリギリの競り合いになりましたが、ステイヤーズステークスを連覇したR.ムーア騎手
脚抜きの良いダート戦で1勝するなど、明日のGIに向けて多少なりとも修正してきたのでしょうか。
この日は末脚不発で取りこぼすレースが多く、数字よりも見せ場が多くなかった印象。開幕集は苦戦する傾向が今後も見られるのでしょうか。

回収率の面ではピン・パー傾向は相変わらずですが、丸山元気騎手が破壊力のある一撃。
障害戦では山本康志騎手と、障害リーディングを目指す石神深一騎手が大きく貢献しました。
ダート戦2着2回で復調気配を感じさせる北村宏司騎手は、芝よりダートが今は狙えそう。
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阪神競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
川田将雅 4-0-2-5/11 36.40% 36.40% 54.50% 65 63
藤岡康太 2-2-2-5/11 18.20% 36.40% 54.50% 66 131
北村友一 2-0-0-7/9 22.20% 22.20% 22.20% 116 43
幸英明 1-2-1-7/11 9.10% 27.30% 36.40% 21 88
小牧太 1-1-1-4/7 14.30% 28.60% 42.90% 217 150
国分恭介 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 100 87
高倉稜 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 87 20
和田竜二 0-3-1-8/12 0.00% 25.00% 33.30% 0 62
松若風馬 0-1-2-6/9 0.00% 11.10% 33.30% 0 98
松田大作 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 22
岡田祥嗣 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 30
水口優也 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 166
岩田康誠 0-0-1-10/11 0.00% 0.00% 9.10% 0 20
鮫島良太 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 870

スタートダッシュを決めてきた10・11月の京都リーディングジョッキーの川田将雅騎手
裏開催に勝負を賭けてきた他の騎手が相手でも、追随を許さない完勝と言える成績。
芝・ダートとも2勝ずつ挙げているのは素晴らしいのですが、1番人気で8回も騎乗して3度馬券圏内を外してしまったあたりが勿体無いところ。
取りこぼしを如何にして少なく出来るのかが、12月の成績安定化に繋がってくるでしょう。

成績が安定している点では藤岡康太騎手の健闘振りが光ります。
11・12Rでは馬券にならなかったのが唯一残念なところでしたが、前目の良いポジションを積極的に取りに行く姿勢は変わらず、好調キープと見て良さそうです。
粘り強く騎乗馬を追える点でも重宝する騎手ですし、前残りするような馬場なら今一度見直してみたいほどの良い状態を来週も維持できるでしょうか。

回収率の面では鮫島良太騎手が数少ないチャンスをしっかりとモノにしてきました。
また、1日を通して活躍してきた小牧太騎手も、なかなかの貢献度。
藤岡康太騎手もベタ買いできる大活躍の一日となりました。

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中京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
バルザロ 1-2-1-6/10 10.00% 30.00% 40.00% 406 145
松山弘平 1-1-2-6/10 10.00% 20.00% 40.00% 51 98
吉田隼人 1-0-1-8/10 10.00% 10.00% 20.00% 69 59
武豊 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 52 47
鮫島克駿 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 275 80
横山典弘 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 44 21
古川吉洋 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 83 36
シュタル 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 76 28
池添謙一 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 123 30
加藤祥太 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 61 28
秋山真一 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 42 27
中井裕二 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 540 133
M.デム 0-3-2-5/10 0.00% 30.00% 50.00% 0 78
シュミノ 0-2-1-6/9 0.00% 22.20% 33.30% 0 192
丸田恭介 0-1-1-1/3 0.00% 33.30% 66.70% 0 596
原田和真 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 180
酒井学 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 67
坂井瑠星 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 17
義英真 0-0-2-4/6 0.00% 0.00% 33.30% 0 143
丹内祐次 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 17
小林徹弥 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 65

1勝を挙げる騎手が多く居る中、先週の重賞制覇で勢いが付いたのかM.バルザローナ騎手が2着回数でリード。
7Rまではしっかり結果が出ていたのに、8R以降馬券にはならず。それでもメインレースの金鯱賞では、デニムアンドルビーで上がり最速を記録するなど、騎乗馬の復帰戦としては上々の内容でした。
この日はダート戦で良い脚を使っており、やや力の入る馬場コンディションが向いているような印象を受けました。

昨年の勝ち星にあと1勝と迫った中井裕二騎手。そのあと1勝が遠い存在ですが、12月に巻き返しはあるでしょうか。
今年は重賞に騎乗するなど今まで以上に充実したシーズンになりましたが、どうにも勝利数が伸びてきません。
直線で手綱を下に打ち付けるように捌くのが、結果に結びついていない原因の1つになっていますが、馬の推進力を自分から作り出しにいければあっという間に1勝といわず2勝出来そうな雰囲気はあります。
スイッチが入るか、入っても騎乗馬の持ち味を引き出せるかと、ハードルは高いですが乗り越えるために挑戦して欲しいですね。

回収率の面では2度の馬券圏内で大きく貢献した丸田恭介騎手が存在感。
来日して3度馬券に絡んできたⅤ.シュミノー騎手も、日本の競馬に対する順応性の高さを初日に見せ、しっかり回収率でも貢献してきました。
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本日の「Play of the day」

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です
PLAY_OF_THE_DAY

中京9R(3歳以上500万下) 1着 ⑦ストンライティング 鮫島克駿騎手

昨年の最多勝利新人騎手もかなり伸び悩んでいる印象を受けますが、この勝利は今後の可能性を示す大きな1勝になったように思います。

勝負どころまでのロスの無い競馬、勝負どころでの判断、そして大胆な戦術。

全てにおいて勝つために最善を尽くした姿勢は、文句のつけようがありません。12月の飛躍を期待して選出します。

今年2年目を迎えている4名の騎手は、それぞれ持ち味が違いますが、

着実に「海外から来た騎手の良いところ」を自分のものにするべく、奮闘している姿を見せてくれています。

そんな中でも最も多く勝ってきた鮫島克駿騎手の大胆な戦術は、1年目の後輩は勿論のこと。

競馬学校の騎手過程で学ぶ生徒にも、少し上の先輩に当たる若手騎手にも、大きな刺激になるだけのものを持っています。

このレースでは、スタートがなかなか良いものを持っていますが、焦らずに馬のリズムを最優先に走らせます。

ここまでは他の騎手も何とかできるはずですが、注目して欲しいのはホームストレッチで内に入れられるポジションに居ながら、

外にいつでも出せるように牽制する、あの憎いまでの空間を支配しようとする顔の動きです。

結局内々を回れずコースロスが発生した馬は掲示板にも乗れず。

それよりも、牽制した相手が 1番人気の馬に騎乗した武豊騎手 と言うのには恐れ入りますね。

意図的に負けない姿勢を、静かな火花を散らすが如くぶつけに行くあたりは、まるでR.ムーア騎手やJ.モレイラ騎手が

良いポジションを易々とは渡さないような雰囲気すら感じさせます。

そして内から2頭目のポジションをキープしながら4コーナーへ。

騎乗馬がコーナーで上手く加速できないのを逆手に利用して、内々へ潜り込みコーナーロスを最小限にするあたりは、

まるで昨年のジャパンカップのR.ムーア騎手や、昨年のチャンピオンズカップで勝ったM.デムーロ騎手が見せた様な

内目の掬い方を髣髴させるような位置取りの上手さを感じさせます。

さらに、直線残り350mぐらいからは内がゴチャ付くのを察知してか、やや斜行気味に坂路を上がっていきます。

一見すると斜めに走ることで距離ロスが生まれるようにも感じられますが、急坂を真っ直ぐ登るのは騎手にとっても

サラブレッドにとっても、非常にハードなものです。

そこを斜めに登るのは、中山競馬場の大障害コースで用いられるバンケット障害では当然のことでもあるのです。

坂を登りきってからの鋭い脚色は、鮫島克駿騎手ならではの豪快な追う姿勢もさることながら、

馬にハミを一瞬預けてやる気を引き出した好プレーも見逃せません。

やる気スイッチを入れるためなら、ここまでやる。

急坂の登り方・進路の取り方に若干改善の余地はありますが、これだけの技術を余すことなく披露し、

9番人気の馬をしっかり勝たせた騎乗は見所十分でした。

なかなか勝てないと嘆く前に、やれることはやったのか。

本当に打てる術は全て打ったのか。

厳しい現実を乗り越えるための道標を、自らにも後輩にも、先輩にも示した価値のある1勝。

どうせ乗るなら、とことんやらなきゃ損なんだよ。

いま、その言葉に一番重みがある騎手だと言っても、決して過言ではないでしょう。


以上、【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.12.03でした。
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