【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.11.20

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皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

11月20日、日曜日の結果を振り返りたいと思います。

先週終了時点での、JRA騎手リーディング速報を公開中。

目次

福島競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
木幡巧也 3-1-1-5/10 30.00% 40.00% 50.00% 248 127
横山和生 2-0-1-4/7 28.60% 28.60% 42.90% 150 70
津村明秀 1-1-1-6/9 11.10% 22.20% 33.30% 55 47
黛弘人 1-1-0-5/7 14.30% 28.60% 28.60% 88 427
吉田隼人 1-1-0-5/7 14.30% 28.60% 28.60% 102 44
原田和真 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 217 57
丹内祐次 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 616 136
山本康志 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 85 55
植野貴也 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 135 75
岩崎翼 0-1-1-3/5 0.00% 20.00% 40.00% 0 280
加藤祥太 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 26
松岡正海 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 23
北村友一 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 57
長岡禎仁 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 125
国分優作 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 120
草野太郎 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 70
林満明 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 160
丸田恭介 0-0-3-4/7 0.00% 0.00% 42.90% 0 68
石神深一 0-0-2-0/2 0.00% 0.00% 100.00% 0 250
伊藤工真 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 160
川須栄彦 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 36
藤田菜七 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 270

騎乗停止の鬱憤を晴らすように木幡巧也騎手が3勝を挙げる猛チャージ。
もはやリーディング争いに加わってくるかのような勢いで、勝ちまくっていました。
しかし馬券に絡んできたのはすべてダート、芝での成績が伸びないところに課題が残りましたが、焦らず乗り越えてもらいたいものです。

後輩の活躍に刺激を受けたのか、横山和生騎手も2勝を挙げる活躍で、福島開催最終日に存在感を示してきました。
前に行って結果を残している傾向はなかなか頼もしい限りですが、上位人気で1Rを取りこぼしたあたりがとても勿体無いものになりました。
それでも昨年の勝利数を塗り替えてきましたし、通算100勝も目前に迫ってきた年末に向けて、更に成長したところを見せていけるでしょうか。

回収率の面では黛弘人騎手が複勝回収率でしっかりと貢献。
先週に続いて岩崎翼騎手も2度の機会で活躍してきました。

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東京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
田辺裕信 4-0-1-5/10 40.00% 40.00% 50.00% 160 79
内田博幸 2-1-1-7/11 18.20% 27.30% 36.40% 56 58
横山典弘 2-1-0-4/7 28.60% 42.90% 42.90% 91 128
石橋脩 2-0-0-6/8 25.00% 25.00% 25.00% 76 38
柴山雄一 1-1-0-8/10 10.00% 20.00% 20.00% 128 79
菊沢一樹 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 100 50
和田竜二 0-2-1-8/11 0.00% 18.20% 27.30% 0 90
石川裕紀 0-1-2-5/8 0.00% 12.50% 37.50% 0 110
田中勝春 0-1-2-6/9 0.00% 11.10% 33.30% 0 261
柴田大知 0-1-1-8/10 0.00% 10.00% 20.00% 0 27
蛯名正義 0-1-1-8/10 0.00% 10.00% 20.00% 0 38
北村宏司 0-1-1-6/8 0.00% 12.50% 25.00% 0 50
吉田豊 0-1-0-8/9 0.00% 11.10% 11.10% 0 20
坂井瑠星 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 61
木幡初広 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 180
村田一誠 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 773

先週は1日3勝、この日は1日4勝を挙げてきた田辺裕信騎手
芝でもダートでも2勝ずつ挙げる活躍で、開催リーディング奪取へ猛烈な巻き返しに成功してきました。
来週はいつも以上に気合の入った、勝負の2日間になりそうです。

2勝を挙げる騎手が3人も出てくる中、勝利こそ無かったにせよ3度の馬券圏内に突っ込んできたのが和田竜二騎手
東京競馬場での成績は今年なかなか伸びなかったものの、この日の活躍で複勝率20.0%にまで上昇。
騎乗数30以上で複勝率20%を超えたのは、2010年以来。昨年の勝利数を大幅に超えただけではなく、苦手にしていた東京でも大暴れ。
さて、次はどんな大仕事が待っているでしょうか。

回収率の面では久しぶりに村田一誠騎手が存在感抜群の活躍。
大穴を開けると何やら天変地災が起きると言う都市伝説がまたも巻き起こりそうで困りますが、
是非とも活躍頻度を増やして穴男ぶりに磨きをかけてもらいたいですね。
ベテランの田中勝春騎手も東京競馬場との相性の良さを再認識させるような活躍でした。

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京都競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
ルメール 2-2-0-3/7 28.60% 57.10% 57.10% 81 84
岩田康誠 2-0-2-4/8 25.00% 25.00% 50.00% 72 210
幸英明 1-2-1-6/10 10.00% 30.00% 40.00% 51 102
藤岡康太 1-2-0-6/9 11.10% 33.30% 33.30% 73 54
戸崎圭太 1-1-1-7/10 10.00% 20.00% 30.00% 17 46
M.デム 1-0-2-1/4 25.00% 25.00% 75.00% 40 132
ムーア 1-0-1-3/5 20.00% 20.00% 40.00% 66 114
菱田裕二 1-0-1-3/5 20.00% 20.00% 40.00% 96 108
浜中俊 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 73 28
松山弘平 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 744 101
武豊 0-2-1-2/5 0.00% 40.00% 60.00% 0 72
松若風馬 0-1-1-6/8 0.00% 12.50% 25.00% 0 206
バルザロ 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 78
アッゼニ 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 44
荻野極 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 25
四位洋文 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 116
中井裕二 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 120

GI開催日にありがちな勝ち星の分散傾向が出たところで、C.ルメール騎手が2勝+2着2回と好調持続。
激戦のGIでも何とか2着を確保するなど、逆転リーディング奪取に向けて勢いを何とか消さずに済みました。
急激に勝って逆転を狙うならやはり土曜日の結果が重要になってきそうです。

昨日に続いて幸英明騎手が存在感を示してきました。
しかも特別戦で、2レース連続して馬券に絡む活躍。勝ち星こそ1つ止まりでしたが、乗りに乗れている印象を強く残してきました。特別戦で2着1回と藤岡康太騎手が活躍するなど、GI開催日に付いた弾みを来週に繋げられるでしょうか。

回収率の面では4度の馬券圏内に絡む活躍を見せてきた岩田康誠騎手が久しぶりに貢献。
ここ数週間京都競馬場で穴男ぶりを発揮していた松若風馬騎手が、この日も良い活躍をしてくれました。

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本日の「Play of the day」

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です
PLAY_OF_THE_DAY

福島10R(土湯温泉特別) 1着 ⑮スマートルビー 黛弘人騎手
差し馬に有利な福島の芝コース、その利点を最大限に生かしきった騎乗に、これからの更なる成長を期待せずに入られませんでした。
続くメインレースでは見せ場を作れませんでしたが、勝利にこだわる姿勢をようやく具現化できたところを評価しての選出です。

レースそのものは牝馬同士の500万。
とてもじゃありませんがレベルの高いレースでも無ければ、走破タイムが次に繋がるわけでも無さそうな一戦でしたが、
自分が勝つためにはどうすれば良いのかを必死に考えてきた成果が、ようやく実用的になってきたのを感じさせる意義深い勝利でした。

勝負どころの4コーナーで黛弘人騎手は、外目を回して徐々に進出を開始します。
しかし、スピードの絶対値で勝っている騎乗馬ではありませんでしたので、コーナーの外側を通った分のロスが徐々に効いてきます。
先頭との差が詰まっていかないどころか、すぐ内側から1番人気のアウェイク(杉原誠人騎手)が進路を奪いに外へ張り出し、黛弘人騎手の前に出ようとされるピンチ。

ここで諦めずに追った結果が、非常に素晴らしい。
直線の出口でようやく加速して、外から一気に伸び始めます。
アウェイクが唯一の望みをかけて欲しかったであろう進路に、これ以上無いタイミングで蓋を出来たのも、ひと追い毎に肘を伸ばし、腰から推進力を発生させた鞍上の追い動作があってこそのものでしょう。

進路を塞がれて9着に敗れた杉原誠人騎手とは、追っている姿勢が明らかに理に適っていました。
ほんの僅かの差さを積み重ねて、騎乗馬の伸び脚を出し切ったあたりに、
いよいよ11年目にしてキャリアハイの更新となる、21勝目が現実味を帯びてきそうになりました。
およそ一月で残り2勝は、今の結果を残せれば決して不可能では無いはずです。

敢えて課題を挙げるなら、クラスが上がって苦戦するのが多いにしても、弱気が覗いてしまうのがまだまだ早いこと。

 あなたの仕事は馬を1つでも上の着順でゴールさせることであり、
 0.1秒でも早く騎乗馬をゴールさせること

その為にもレース中では、諦めたくなってから少なくともあと30秒間は、
死力を尽くさなくてはいけないと言う事から安易に逃げないと言う点が課題でしょう。

相手よりも良い着順を奪い取る気持ち、絶対的に不利な状況からでも逆転をもぎ取ろうとする姿勢を、
「まだ30秒ある、何とかなるかもしれない」と、もう少しだけでも大切にして欲しいと切望します。

今年も重賞を勝てたのは偶然ではなく、より明確に勝利に向かって行動する結果が引き寄せたものであるはず。
コーナー出口で膨らむこと1つとっても、改善の余地はまだまだいくらでもありそうです。
だからこそ「より高い水準の仕事」をすることにこだわって欲しいですし、
その姿勢が新たに騎手を目指す若者が追いかけるべき背中へと、成長する事に繋がっていくのですから・・・。


以上、【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.11.20でした。
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