【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.11.05

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皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

11月5日、土曜日の結果を振り返りたいと思います。

先週終了時点での、JRA騎手リーディング速報を公開中。

目次


福島競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
丸田恭介 2-2-0-4/8 25.00% 50.00% 50.00% 1011 283
吉田隼人 1-1-1-6/9 11.10% 22.20% 33.30% 44 54
藤懸貴志 1-1-0-0/2 50.00% 100.00% 100.00% 405 225
菱田裕二 1-0-2-2/5 20.00% 20.00% 60.00% 150 232
中谷雄太 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 82 144
浜野谷憲 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 285 100
木幡初也 1-0-0-8/9 11.10% 11.10% 11.10% 33 15
鮫島克駿 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 34 24
森裕太朗 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 156 53
石神深一 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 95 55
井上敏樹 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 124 57
原田和真 0-1-1-6/8 0.00% 12.50% 25.00% 0 165
杉原誠人 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 42
横山和生 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 20
川須栄彦 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 38
石橋脩 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 54
中井裕二 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 350
平沢健治 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 450
山本康志 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 130
岩崎翼 0-0-2-3/5 0.00% 0.00% 40.00% 0 204
津村明秀 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 96
長岡禎仁 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 46
村田一誠 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 130
植野貴也 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 510
北沢伸也 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 160

先週までの新潟で追い上げを見せていた丸田恭介騎手が勢いそのままに好スタート。
唯一の初日2勝を挙げてきました。
得意の短距離戦は勿論のこと、コーナー4つの競馬でも着実に成績を取れているのが好調の証。さらに芝2600mでもあと一歩の4着に粘ってきており、もう少し好調は持続してきそう。

新潟リーディングを取って調子が上向いてきたのか、吉田隼人騎手も1勝+2着1回とまずまずのスタート。
この日は芝ではなく馬券に絡んだのは全てダート。そして後ろからの競馬はやはり厳しい模様。
芝でなかなか馬券にならないとガタッと低迷してしまうこともありますが、今回は得意の福島で踏みとどまることが出来るでしょうか。

回収率の面では障害戦の複穴メーカー植野貴也騎手がさすがの仕事ぶり。
障害リーディングを目指す平沢健治騎手と一緒に高配当を演出して来ました。
平地では芝・ダートとも短距離で回収率の良い中井裕二騎手がまずまずの貢献度、これが明日以降に繋がっていくでしょうか。

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京都競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
M.デム 3-1-2-1/7 42.90% 57.10% 85.70% 85 160
川田将雅 2-1-2-2/7 28.60% 42.90% 71.40% 57 110
藤岡康太 2-0-1-5/8 25.00% 25.00% 37.50% 325 183
福永祐一 1-2-0-5/8 12.50% 37.50% 37.50% 25 56
幸英明 1-1-1-7/10 10.00% 20.00% 30.00% 13 47
シュタル 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 88 86
川島信二 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 3685 565
北村友一 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 177 52
バルザロ 0-1-1-5/7 0.00% 14.30% 28.60% 0 62
小林徹弥 0-1-1-1/3 0.00% 33.30% 66.70% 0 186
松若風馬 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 293
古川吉洋 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 165
岡田祥嗣 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 335
四位洋文 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 72
秋山真一 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 80
和田竜二 0-0-1-8/9 0.00% 0.00% 11.10% 0 65
高倉稜 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 96
松田大作 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 45

1日に3勝の固め撃ちに成功したM.デムーロ騎手は、7レース中6レースで馬券に絡む大活躍。
前で競馬をして勝てている点は流石でも、後ろから競馬をすると差し損ねている点が気掛かり。
勝負強い面を出してくる時はこう言う傾向を出さないだけに、長引いてしまわないか心配にはなります。

2勝を挙げて力を見せてくれたのは川田将雅騎手と、藤岡康太騎手でした。
今日は藤岡康太騎手を取り上げますが、最初の位置取りが上手く行けば強いという特徴どおりの結果に、
しかし、積極的なレース運びが出来ていても新馬戦で僅差5着、貴船ステークスでは10着と、安定性にかけるのが今の課題。
それでも前目のポジションをすんなり取れているように調子はかなり良いので、道中の運び方が鍵を握ってきそうです。

回収率の面では川島信二騎手が穴を開けてきました。
また、ベテランの岡田祥嗣騎手も、得意のダート中距離戦で持ち味を発揮してきました。
若手では松若風馬騎手の活躍が光ります。
今年は昨年以上に穴を開けてくれますが、傾向がこのまま続いてくれるでしょうか。

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東京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
柴田大知 3-1-0-6/10 30.00% 40.00% 40.00% 113 66
ルメール 2-1-2-3/8 25.00% 37.50% 62.50% 122 88
大野拓弥 1-2-1-7/11 9.10% 27.30% 36.40% 15 95
浜中俊 1-1-0-2/4 25.00% 50.00% 50.00% 202 105
柴田善臣 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 117 47
蛯名正義 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 288 62
石川裕紀 1-0-1-4/6 16.70% 16.70% 33.30% 141 63
田辺裕信 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 40 20
北村宏司 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 106 50
松岡正海 0-2-0-6/8 0.00% 25.00% 25.00% 0 43
吉田豊 0-1-1-6/8 0.00% 12.50% 25.00% 0 38
内田博幸 0-1-1-8/10 0.00% 10.00% 20.00% 0 44
藤田菜七 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 28
勝浦正樹 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 16
武士沢友 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 32
菊沢一樹 0-0-2-4/6 0.00% 0.00% 33.30% 0 155
戸崎圭太 0-0-1-9/10 0.00% 0.00% 10.00% 0 13
田中勝春 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 76

リーディングトップの戸崎圭太騎手の勝ち星がピタリと止まったこの日、主役の座は柴田大知騎手が持っていきました。
今年はこれまでも単独で最多勝を稼ぐことはありましたが、東京競馬場で重賞のある日でも見られたのは大きな自信になってきそう。
今日は後半騎乗の4レースで3勝と、止められないような勢いだったのも特徴。
一気に壁を破る力を大きなレースでも見せて欲しいですね。

C.ルメール騎手が良い活躍を見せる中、必死に喰らい付いていた大野拓弥騎手も最近調子が良く、
勝ち星を積み上げるペースが徐々に上がりつつあります。
この日はダートの1600m以上の3レース全てで馬券になるなど、相性の良さをしっかりと見せてくれました。
昨年も11月が勝率11.1%と好調。今年は10月が勝率10.5%とダートでの成績が既に好調、今月はどこまで見せてくれるでしょうか。

回収率の面では先週のベストプレー賞だった菊沢一樹騎手が、3着2本で大健闘。
東京コースとは相性が良いのでしょうか?
コース相性の良さなら浜中俊騎手もなかなかのもの。複勝率でもしっかりと100オーバーを残してきました。

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本日の「Play of the day」

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です
PLAY_OF_THE_DAY

京都5R(3歳上500万下) 1着 ①フェイトベルク 川島信二騎手

今年は乗り鞍こそ少ないですが、昨年を上回る勝利数を稼いでいるベテランに注目してみます。
選出理由はもう一段階上を目指そうとするプレーの数々です。
これは若手騎手やこれから騎手を目指して勉強する人にとっても、とても重要な内容が詰まったレースだったと言えます。

まずスタート。
そこまで上手でもなければ下手でもない、至極無難なタイミングでゲートは出ましたが行き足がつかず。
重心を後ろに下げて加速させますが、それでもまだ後方に位置していて再度行き足を付けさせます。
この判断に要した時間がゲートを出て僅か4秒半。
良くここで判断して前に行けたものです。なかなか勝てない騎手とはこのあたりで躊躇してしまうかどうかで差がつくものです。

このあとあまりに加速してしまい、思わずバランスを取るのに四苦八苦してしまうシーンもありましたが、
なんとか中団に取り付くことは成功しました。
前半1ハロンでどう動くかがカギを握るレースは非常に多いので、勉強になるはずです。

道中もズブい面を見せていて追走するので精一杯なところがありましたが、手綱をタイミングよく動かしてポジションをやや前目に押し上げます。
ソフトにスピードを乗せていくと、高い重心の独特のフォームから周りの状況を観察します。
レースがハイペースだからこそ、無理をして追い上げすぎないこの判断力は、
競馬学校を出てすぐにでも実戦で身に付けなければいけないこと。
教える人はまず少ないでしょうけれど、自ら危機感を持って会得しておかなくてはなりません。

4コーナーをロスなく回ると、一瞬の間隙を突いて一気に中へ進路を確保。
やりすぎではないかと思えるぐらいのコース取りでしたが、他の馬はバテると考えれば邪魔されない位置取りをしたまででしょう。
自然に見せられればもちろん言うことはありませんが、これぐらい明確な意図を持って大胆な作戦を実行できる騎手が少ないのが、JRAに所属する騎手が海外の騎手との実力差にひれ伏している原因でもあるでしょう。

馬の気性を考えた追い動作も非常に勉強になる点です。
騎乗馬の疲労度がピークに達してくると、追う姿勢が前ではなくやや上になっていきます。
押してもそこまで動かないのであれば、自ら動いてくれるような気にさせる。
ベテランならではの戦術かも知れませんが、馬が走る気になっているのを削がないようにするのは結構大変なことです。
上手くハミをとってもうひと伸びするように、首が高くなったら騎乗フォームの腕の位置も高くなる。
なかなか他では観られない技術を見せてもらったと思います。

今年は厳しい状況ではありますが、2年ぶり7回目の年間20勝が射程圏内に入ってきそうです。
例年になく高い勝率、複勝率を残しているだけに、充実した騎乗を支えるその判断力で結果も掴み取って欲しいですね。


以上、【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.11.05でした。
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