【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.10.23

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皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

10月23日、日曜日の結果を振り返りたいと思います。

先週終了時点での、JRA騎手リーディング速報を公開中。

新潟競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
津村明秀 2-2-0-4/8 25.00% 50.00% 50.00% 282 126
吉田隼人 2-0-1-4/7 28.60% 28.60% 42.90% 67 60
木幡巧也 2-0-0-8/10 20.00% 20.00% 20.00% 135 45
木幡初也 1-2-0-5/8 12.50% 37.50% 37.50% 182 78
菱田裕二 1-0-2-5/8 12.50% 12.50% 37.50% 21 128
勝浦正樹 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 143 47
加藤祥太 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 40 33
横山和生 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 252 60
北沢伸也 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 380 120
野中悠太 0-2-2-3/7 0.00% 28.60% 57.10% 0 134
鮫島克駿 0-1-2-3/6 0.00% 16.70% 50.00% 0 508
丸田恭介 0-1-1-5/7 0.00% 14.30% 28.60% 0 62
原田和真 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 28
北村友一 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 21
伊藤工真 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 53
熊沢重文 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 125
中谷雄太 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 63
川須栄彦 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 21
大江原圭 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 130

2勝で3人が並ぶ結果となりましたが、リーディング争いのためにも負けられなかったこの日踏ん張りきった津村明秀騎手の頑張りは見事でした。
短い開催の間、取り返すのが大変な中での猛チャージは価値があると考えます。
昨年の勝利数に早くも並びましたので、目標を一段高く掲げ直してくる来週は新たな歴史を作るつもりで、より一層の奮起に期待してみましょう。

リーディング争いを一気に主役まで躍り出た木幡巧也騎手は連日の活躍が光ります。
しかしこの日は勝つか負けるかが極端で、少し淡白な印象を受けました。
長いシーズンではそんな日もあると思いますが、そんな中でも勝ち星を加算できた点は評価されて然るべきでしょう。来週は内容にもこだわった騎乗で、文句ナシで新潟開催リーディングを取りに行ってもらいましょう。

回収率の面では鮫島克駿騎手がしっかりと貢献。
勝ち星こそ無かったものの、しっかりと粘りきった姿勢を来週以降につなげてもらいたいですね。
4回も馬券に絡んできた野中悠太郎騎手も、同期と共に存在感を示した点は見事でした。
1つでも上の着順を奪い取る気持ちを、大切にしてくれるとレースが面白くなります。

東京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
戸崎圭太 3-2-2-4/11 27.30% 45.50% 63.60% 93 87
柴田大知 2-2-0-4/8 25.00% 50.00% 50.00% 168 85
大野拓弥 1-0-2-7/10 10.00% 10.00% 30.00% 22 40
松岡正海 1-0-2-7/10 10.00% 10.00% 30.00% 39 72
石橋脩 1-0-2-5/8 12.50% 12.50% 37.50% 105 81
内田博幸 1-0-2-6/9 11.10% 11.10% 33.30% 58 71
横山典弘 1-0-1-4/6 16.70% 16.70% 33.30% 118 78
松田大作 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 17 15
江田照男 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 492 70
柴田善臣 0-3-0-4/7 0.00% 42.90% 42.90% 0 190
田中勝春 0-2-0-6/8 0.00% 25.00% 25.00% 0 88
柴山雄一 0-2-0-6/8 0.00% 25.00% 25.00% 0 51
井上敏樹 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 115
藤田菜七 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 37

GI裏開催でしっかり結果を残した戸崎圭太騎手はさておいといて、2勝に2着2回と相変わらずの裏開催キラーぶりを柴田大知騎手が見せてくれました。
外国人騎手が居ないと成績がアップするのはこれまでどおりですが、芝のレースで存在感を見せているのが好調時の特徴。
2年ぶりの年間50勝まであと4勝。これは時間の問題でしょうから、2年前と違う複勝率25%キープを目指してもらいましょう。

1勝する騎手はもう少し殻を破って欲しかったところですが、混戦の中でも良く健闘していたと言えます。
そんな中で勝ち星こそありませんでしたが2着を3本とまとめてきた柴田善臣騎手の好調さは目を奪います。
特に今月は回収率が優秀ですし、芝では月間通して単勝回収値126。
ダートでは月間通して複勝回収値が242と勢いは止まりません。
この日は7・8・5番人気とお財布の救世主として貢献大、この勢いは来週も見てみたいものですね。

回収率の面では柴田善臣騎手が断然。穴っぽいところでは井上敏樹騎手が久し振りの活躍。
でも、いつものような1本だけって言うのじゃあ、正直ちょっと物足りないですね。
来週もう1本穴っぽいところを追加出来てくれると今後にも繋がるでしょうから、来週が正念場になってきそうです。

京都競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
ルメール 3-1-0-4/8 37.50% 50.00% 50.00% 227 90
川田将雅 2-1-0-5/8 25.00% 37.50% 37.50% 162 61
藤岡康太 1-1-1-4/7 14.30% 28.60% 42.90% 358 107
幸英明 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 132 80
和田竜二 1-0-1-8/10 10.00% 10.00% 20.00% 43 73
池添謙一 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 68 31
義英真 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 90 38
北村宏司 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 336 74
荻野極 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 380 95
太宰啓介 0-2-1-2/5 0.00% 40.00% 60.00% 0 546
武豊 0-1-3-3/7 0.00% 14.30% 57.10% 0 172
ヴェロン 0-1-1-6/8 0.00% 12.50% 25.00% 0 196
国分恭介 0-1-1-1/3 0.00% 33.30% 66.70% 0 196
岩田康誠 0-1-1-4/6 0.00% 16.70% 33.30% 0 190
福永祐一 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 83
浜中俊 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 35
鮫島良太 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 315
M.デム 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 38
川島信二 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 580

「無理かもしれないけど、リーディングが獲りたい」とインタビューで応えたC.ルメール騎手は、菊花賞を含む3勝と一日通して主役の座を渡さず。
さすがに勝利数こそ差はなかなか詰まらないですが、その意気や良しでしょう。
逆転に向けてひと鞍ひと鞍、見せ場以上を作り出す気迫溢れるプレーに期待してみます。

2勝を挙げてきた川田将雅騎手も、先週の秋華賞で見せた調子の良さを継続中。
ここぞと言うところで成績が下がる点は半ばご愛嬌かもしれませんが、キャリアハイとなる120勝到達も十分狙える位置に来ました。
勝てるところをしっかりと勝つ点ではリーディング上位と遜色ありませんし、
更なる飛躍に向けて、より馬主や調教師から信頼を勝ち取れる騎乗ぶりに磨きをかけて欲しいと思います。

回収率の面では、GIでは結果が出なかったりとここ数週間の鬱憤を晴らすかのような太宰啓介騎手の活躍が光りました。
芝コースでの成績は京都ならではのものですが、本来はマイル戦での穴っぽい活躍が見ものですので、来週以降も豪快な穴男ぶりに期待してみましょう。
また、ベテランの川島信二騎手も京都のダートはお手の物。
特に1400mと1800m戦では回収率がよくなる傾向があります。
騎乗数こそ少ないですが、買う側をワクワクさせるような仕事振りで、虎視眈々と上位進出を伺ってもらいたいですね。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

東京11R(ブラジルカップ) 1着 ⑯ミツバ 横山典弘騎手

菊花賞で距離の壁を克服するような騎乗をしてくれた各ジョッキーも見所はありましたが、
3000mを走りきったと言う点では評価できても、サトノダイヤモンドやC.ルメール騎手をヒヤリとさせるような見せ場は、
結局全く作れなかったのですから、菊花賞はレース運びがノーミスだったコンビが勝つのは当然の結果でしょう。

そこ行くと相手の出方や能力を的確に判断し、逃げの手に打って出た騎乗がより評価できます。
距離の壁もありましたし、クラスの壁もなかなか上手く突破できなかったわけですから、この勝利は大きな価値があると考えます。

最後に枠入れが出来る大外枠で、タイミングを合わせやすくスタートを切ることが出来るのもプラスでしたし、
他の馬の出方を見ながらレースを進められると言うのも、逃げる作戦を取るには有利に働いていました。

1週前に日曜メインで、ハギノハイブリッドで勝利した際は松田国英厩舎の管理馬に騎乗しました。
松田国英厩舎の管理馬で勝利するのは2003年の札幌開催以来13年ぶり、騎乗そのものも2015年の春以来ですから1年半ぶりとなります。
しかも東京コースでの勝利となれば、2000年の11月以来となるばかりでなく、芝での勝利はこれが生涯初となるものでした。

今回の加用正厩舎とのコンビとなると、勝利は2005年の札幌開催以来で11年ぶり。
東京コースでの勝利はこれが初めてとなるものでした。
昨年の札幌で一度騎乗していたミツバの素質を、横山典弘騎手が感じ取る嗅覚が為せる業でもあったと言えます。

上がりが掛かる展開でこそ差し足が生きていたアポロケンタッキーや、
道中の脚を使われることで持ち味が削がれる各馬の特徴を把握していたからこそ、打てた大逃げ。
ややオーバーペース気味の逃げではありましたが、展開に左右されるなどしてなかなか準OPの壁を破れなかった馬が、
オープンクラス2戦目だからこそ仕掛けられた作戦。
とても1600万で苦戦して、やっとの思いで這い上がってきた馬とは思えないほどの完勝劇。

これを引き出したのは、ファインプレーと言わずしてどう表現すればよいのでしょうか。
今後も関西馬とのコンビで、これまでにない騎乗馬の才能を再発掘してくれることを願って止みません。

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