【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.10.22

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皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

10月22日、土曜日の結果を振り返りたいと思います。

先週終了時点での、JRA騎手リーディング速報を公開中。

新潟競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
吉田隼人 2-3-1-2/8 25.00% 62.50% 75.00% 150 208
木幡巧也 2-0-1-6/9 22.20% 22.20% 33.30% 72 82
石橋脩 1-0-2-4/7 14.30% 14.30% 42.90% 48 77
伴啓太 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 105 55
岩崎翼 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 60 26
国分恭介 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 143 53
丹内祐次 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 190 46
中谷雄太 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 540 163
森一馬 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 1515 390
五十嵐雄 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 115 70
長岡禎仁 0-3-1-4/8 0.00% 37.50% 50.00% 0 182
北村友一 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 18
加藤祥太 0-1-0-8/9 0.00% 11.10% 11.10% 0 15
中井裕二 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 6810
北沢伸也 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 620
熊沢重文 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 205
二本柳壮 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 160
木幡初也 0-0-2-5/7 0.00% 0.00% 28.60% 0 542
森裕太朗 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 36
小野寺祐 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 95
鮫島克駿 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 25
川須栄彦 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 53
嶋田純次 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 185
高田潤 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 160

突如覚醒?なのか、ローカル天皇だった過去の実績を思い起こさせるような吉田隼人騎手
怒涛の進撃がどうやら再開した模様です。この日は2勝だけでなく2着が3回と粘り強さが戻ってきました。
そもそも何で今年は長い時間眠っていたんだ?と言うような成績でしたので、これからの巻き返しには注意しておきたいですね。

新人王レースどころではなく、並み居る先輩とも互角以上に競り合えるようになってきた木幡巧也騎手も2勝。
得意不得意がハッキリしている感じは兄の木幡初也騎手と似ていますが、思い切りの良い騎乗振りもさることながら、レースの展開を読んで動ける点は今年の新人でも群を抜いています。
あえて課題を挙げるとしたら不可抗力以外で、制裁点数を今後加えないことでしょうか。
現時点ではM.デムーロ騎手に続く2位の累積点数と、あまり良い傾向ではないです。
勝ち星が重なりマークがきつくなると、何がきっかけで騎乗が荒れるか分かりませんので、そこは気をつけて年末まで勢いを持続して欲しいものです。

回収率の面では、来ましたね~。
中井裕二騎手が最低人気ながら追い込んで2着、複勝万馬券をドカンと一発ぶち込んできました。
彼の感性は独特のものが合って、時折とんでもない勝負師に変貌する辺りが憎めませんね。
これまでもダート戦で牝馬に騎乗時は、1~3枠での複勝回収率が良い傾向がありますので、本来なら芝でこそ狙える騎手ではありますが内枠なら・・・と言う期待はしてみる価値はありそう。

京都競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
武豊 3-0-1-7/11 27.30% 27.30% 36.40% 45 41
ヴェロン 2-1-0-8/11 18.20% 27.30% 27.30% 301 107
浜中俊 1-3-2-3/9 11.10% 44.40% 66.70% 74 208
松田大作 1-2-0-2/5 20.00% 60.00% 60.00% 58 146
岩田康誠 1-1-2-6/10 10.00% 20.00% 40.00% 23 85
幸英明 1-1-2-7/11 9.10% 18.20% 36.40% 118 104
荻野極 1-1-0-5/7 14.30% 28.60% 28.60% 34 138
松若風馬 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 724 245
杉原誠人 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 1970 510
太宰啓介 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 52
国分優作 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 37
小牧太 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 55
坂井瑠星 0-0-3-3/6 0.00% 0.00% 50.00% 0 605
城戸義政 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 60

鬼の居ぬ間に・・・と思ったら、ちゃんと鬼が居たようです。
この日は3勝で武豊騎手が存在感を示してきました。
馬券圏内に絡むのが一部の騎手に固まってしまったのは3場開催ならではなのかもしれませんが、その中でもリズムの良さを継続させ、きっちりと勝ち星を積み重ねたあたりに実力の一端を見た様に思います。

健闘する騎手が多い中で、この日は新人の坂井瑠星騎手が3着ながら3回としぶといところを見せてきました。
なかなか思うように勝利数を伸ばせずに居ますが、腰から上の使い方にはまだまだ伸びしろがありそうな予感を漂わせます。
下半身を上手に使えない点は歯痒さが残るものの、二の腕や手首をしっかり鍛えてきたのを徐々に生かせている点は、デビュー以降の成長の跡を感じ取れました。
メインレースは最低人気を3着に持ってくる騎乗も見事なものでしたし、母父がノーザンダンサー系だと穴っぽい活躍が増えているのも、今後の自信にしてもらいたいところですね。

回収率の面では坂井瑠星騎手は勿論のことですが、今年の穴っぽい活躍なら一時は常連だった杉原誠人騎手が結果を残してくれました。
昨年の9勝まであと1勝と迫りましたが、約3ヶ月ぶりの勝利と伸び悩んでいただけに喜びもひとしおでしょう。
今年は1800mで勝ち星を量産するなど芝での成績がリードしていますし、芝のレースで持ち味を今まで以上に出しきって欲しいと思います。

東京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
戸崎圭太 2-3-1-1/7 28.60% 71.40% 85.70% 212 140
北村宏司 2-1-0-3/6 33.30% 50.00% 50.00% 100 158
M.デム 2-0-1-4/7 28.60% 28.60% 42.90% 67 54
ルメール 1-1-0-3/5 20.00% 40.00% 40.00% 50 72
内田博幸 1-1-0-7/9 11.10% 22.20% 22.20% 386 110
田辺裕信 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 121 78
井上敏樹 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 220 58
黛弘人 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 433 116
木幡初広 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 380 255
福永祐一 0-1-2-6/9 0.00% 11.10% 33.30% 0 61
蛯名正義 0-1-2-5/8 0.00% 12.50% 37.50% 0 80
柴田大知 0-1-1-7/9 0.00% 11.10% 22.20% 0 40
柴田善臣 0-1-1-5/7 0.00% 14.30% 28.60% 0 112
丸田恭介 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 32
川田将雅 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 36
田中勝春 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 30
吉田豊 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 25
秋山真一 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 120

先週の忘れ物でも取りに来たのか、戸崎圭太騎手が2勝に2着3回と大発奮。
さすがの活躍でしたが、ちょっと遅いよ!(笑)
でも、重賞制覇のオマケつきに、回収率も伴っているんですからこれでチャラでしょう。
京都の芝2000mで牝馬だったら気をつければ良いだけなんですし・・・。

驚かされたのは北村宏司騎手も2勝。
昨年菊花賞を制した時期を思い出したのか、気合の入り方がいつも以上に感じられる一日でした。
複勝率5割に、回収率も158とはまさに上出来の部類でしょう。
復帰後ようやくエンジンが全開となってきたようですし、あとは注目を集める場面で大仕事をするだけでしょうか。

回収率の面では木幡初広騎手がジワリと存在感。
特に柴田善臣騎手と一緒に上位争いをしている光景は芸術品の域に達しています。
ベテランの技が競演して良いものを見られた気分になり、非常に有意義であるように感じます。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

京都7R(3歳上500万下) 1着 ⑥イーデンホール F.ヴェロン騎手

短期免許最終週。
期間を通して思うように勝ち星は伸びていきませんでしたが、独特の沈み込んでいきそうな騎乗フォームは非常に印象的でした。

上半身の使い方には力強さとか、しなやかさが足りずに苦戦している印象を受けましたが、
下半身の使い方は硬さがありながらも、ぶれにくいドッシリとした安定感はなかなか見事なもの。

勝負どころで進路を探しながら、馬を誘導できる技術を思うように発揮できなかったのは残念でしたが、
最終週に良い勝ち方を見せてくれた点を評価したいと思います。

様々な方法を試しても比較的身体の硬い騎手は多く居ると思います。
それでも自分自身に合った騎乗フォームを進化させる必要はあります。

より力を入れやすいポイントの一つの例として、4コーナーでF.ヴェロン騎手が見せてくれた手綱の位置は、
万人に通用するものではありませんが、ひとつの参考例になってくれるでしょう。
腕の位置は勿論ですが、腰やお腹に力を入れて踏ん張りやすく、背筋の前後(上下)に動く推進力をいつでも使える状態に出来ている点は同じでも、
国内ではなかなか見ない騎乗フォームですので、骨盤の位置が恵まれていなくてもこう言ったやり方もあると示してくれた意義は大きいと感じます。

もし身体の使い方でアドバンテージを取れなかったとしても、取り返すためにやり方を変えると言う考えを持っているとすれば、
他の人や教官は止めたり、考え方を肯定してくれないこともあるでしょうが、しっかりと暖めておいて欲しいと思います。
それが今の飛躍に繋がっている騎手も実際に居るのですから。

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