【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.10.16

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皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

10月16日、日曜日の結果を振り返りたいと思います。

先週終了時点での、JRA騎手リーディング速報を公開中。

新潟競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
ヴェロン 2-2-0-3/7 28.60% 57.10% 57.10% 175 142
津村明秀 2-0-2-4/8 25.00% 25.00% 50.00% 192 123
義英真 2-0-0-2/4 50.00% 50.00% 50.00% 255 90
丸田恭介 1-3-0-3/7 14.30% 57.10% 57.10% 205 247
木幡巧也 1-1-1-7/10 10.00% 20.00% 30.00% 79 78
吉田豊 1-0-2-5/8 12.50% 12.50% 37.50% 38 57
大野拓弥 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 70 23
北村友一 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 63 21
森裕太朗 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 345 85
木幡初也 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 37
原田和真 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 78
西田雄一 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 47
岩崎翼 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 40
中井裕二 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 73
伊藤工真 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 4910
鮫島克駿 0-0-4-2/6 0.00% 0.00% 66.70% 0 188
吉田隼人 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 48
横山和生 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 46
宮崎北斗 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 220

GIも熱いけど、ローカル開催も熱いぜ!

そう言わんばかりに2勝が3人と大混戦。
1日を通して本来の活躍に近い結果を出してきたのがF.ヴェロン騎手
掲示板を12R以外は外さなかった安定感は、いよいよ本領発揮の合図となるでしょうか。
この日は芝でも勝利し連対も複数記録しましたが、日本での主戦場は何故かダート。
特にダートの1600m以下では【7-6-4-43/60】で複勝率28.3%と実績を残しています。
来週以降も得意のダート戦で、結果を残してくるでしょうか。

2勝してきた津村明秀騎手、義英真騎手も活躍は見事でしたが、
この開催でもう少し注目してみたいのは丸田恭介騎手です。
直線競馬で勝つと、芝の外回りで2着を量産。しかも、栗東所属馬を2戦して2着2回と安定感はヒケを取りません。
芝のレースで結果を出している割には目立ちませんが、新潟開催の「台風の目」になってきそうですね。

回収率の面では穴男の面目躍如とばかりに、久し振りに伊藤工真騎手が会心の一撃!
乗り鞍には恵まれていませんが、この活躍は見事なものでした。
もう少しで達成できそうな通算100勝に向けて、気持ちも新たに攻めの姿勢を出してもらいましょう。

東京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
横山典弘 4-0-0-3/7 57.10% 57.10% 57.10% 398 132
田辺裕信 2-2-2-5/11 18.20% 36.40% 54.50% 68 143
柴田善臣 2-2-0-5/9 22.20% 44.40% 44.40% 86 110
石橋脩 1-2-0-6/9 11.10% 33.30% 33.30% 112 66
柴山雄一 1-0-1-7/9 11.10% 11.10% 22.20% 34 35
木幡初広 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 216 66
石神深一 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 210 110
柴田大知 0-2-1-8/11 0.00% 18.20% 27.30% 0 69
北村宏司 0-1-1-5/7 0.00% 14.30% 28.60% 0 68
江田照男 0-1-0-8/9 0.00% 11.10% 11.10% 0 58
小島太一 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 355
平沢健治 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 130
菊沢一樹 0-0-2-6/8 0.00% 0.00% 25.00% 0 178
松田大作 0-0-2-8/10 0.00% 0.00% 20.00% 0 81
野中悠太 0-0-1-8/9 0.00% 0.00% 11.10% 0 25
嘉藤貴行 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 51
植野貴也 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 120

ちょっと恵まれた感のあるGIの裏開催、主力級の騎手が居なければ横山典弘騎手の4勝も必然的な結果でしょう。
殊更際立ったのは、栗東所属馬で3戦して2勝。この日は気合が違っていたはずです。
勝率も昨年の水準まで戻しましたが、57勝の勝ち星まで並ぶのはさすがに厳しいか。
それもひとまずあと8勝して年間50勝をクリアできるかどうかに掛かってきそうですが、ひょっとしたら連日の猛チャージがあるかも?

一日を通して活躍した田辺裕信騎手も存在感は十分で、特に後半・特別戦に強いあたりは良いリズムをキープしています。
東京開催で結果を残していますし、このまま勢いを保てばもう1つ大仕事をやってくれそうな気配すら感じさせます。
また、同じく2勝+2着2回で結果を残してきた柴田善臣騎手も最近重賞を制すなど好調。
特にこの日はお昼過ぎに2勝を牝馬でまとめて稼ぐなど、9月以降は牝馬での成績が牡馬やセン馬での成績を凌ぐほどまで、徐々に上がりつつあります。
2歳戦の強さは相変わらずですが、今後は牝馬での騎乗にも注目が必要になるかもしれません。

回収率の面では小島太一騎手がおよそ1年ぶり、今年初めて馬券に絡んできました。
年間未勝利はまだ脱していませんし騎乗以来も少ないですが、ローカル開催・裏開催ならチャンスはまだあるのでしょうか。
もし勝利となれば2013年3月9日以来となります。狙うならこれまでの実績から考えて未勝利戦が有利なように思いますが、果たして・・・。

京都競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
福永祐一 4-1-0-1/6 66.70% 83.30% 83.30% 266 145
ルメール 2-0-1-3/6 33.30% 33.30% 50.00% 56 63
M.デム 1-3-1-3/8 12.50% 50.00% 62.50% 20 81
武豊 1-2-0-7/10 10.00% 30.00% 30.00% 15 48
川田将雅 1-1-0-4/6 16.70% 33.30% 33.30% 43 85
岩田康誠 1-0-1-3/5 20.00% 20.00% 40.00% 78 32
松若風馬 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 94 28
藤岡康太 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 82 35
和田竜二 0-2-0-3/5 0.00% 40.00% 40.00% 0 148
松山弘平 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 16
古川吉洋 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 110
内田博幸 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 80
幸英明 0-0-2-6/8 0.00% 0.00% 25.00% 0 33
松岡正海 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 244
四位洋文 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 240
荻野極 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 90
藤岡佑介 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 53
酒井学 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 220
秋山真一 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 153
三津谷隼 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 215

夏の初めに見せていた猛チャージ、勢いを昇華させるタイムラグこそありましたが福永祐一騎手が4勝。
GIも制するなど一日を通しての大活躍でした。
圧巻は芝のレースで連対率100%、3勝の固め撃ち。この勢いは来週以降の重賞にもつなげてほしいものです。

少し気になる存在としては、9月に未勝利だった岩田康誠騎手
10月だけで既に3勝を挙げていますが、その3勝は全てダートと言うもの。
明らかに勝負を賭けてくるような姿勢を随所に見せてくれるようにはなってきました。
これで低迷脱出?とは言い切れませんが、秋華賞でも果敢な逃げでレースをしっかりと引き締めていましたし、ワケの分からん波はあれど徐々に復調気配を見せてきたのは不気味ですね。

回収率の面では松岡正海騎手と、四位洋文騎手が若干リードも
一日を通して比較的堅い決着のレースが多かったように思います。
有力騎手がバラければ、前日のようにもう少し穴っぽい配当も増えてくるでしょう。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

京都11R(秋華賞) 3着 ⑮カイザーバル 四位洋文騎手
前日の京都でも逃げて快勝するなど、騎乗馬の持ち味を遺憾なく発揮する姿勢が、大舞台でしっかりと発揮されました。

結果は1馬身差の3着と惜敗こそしてしまいましたが、内容を考えれば将来が楽しみになるレース内容。
それを創り出したのは言うまでも無く、鞍上の仕事ぶりでした。

スタートしてから内側に上手く入れず、外を回していったことで1・2コーナーの中間点では前に行きたがるのをなだめるのに必死の状態。
ここからよく3着まで、勝ち馬と0秒2差に持ち込んだものです。

差し較べになったら切れ負けしてしまう。前に言ったらそこそこしぶとい。
人気だったビッシュも本来だったら、カイザーバルが居たポジションが欲しかったでしょう。
折り合いを寸でのところで何とかこらえ、中団の前で折り合って3コーナーへ。
勝負に加わる為の位置を、鞍上の執念で獲りきったのは現代競馬では欠かせないところ。
ジュエラーもビッシュも、本来ならあの位置かその直後が欲しかったはずです。

折り合いを欠き、レースから早々に脱落するかもしれないリスクを犯してでも、騎乗馬の能力を冷静に判断して前のポジションを取る。
近年JRAの競馬場で外国人騎手がマジシャンぶりを発揮していますが、それらに匹敵するような結果をもぎ取りに行く様な姿勢。
こう言う姿勢があるからこそ、際どい差で負けはしましたが大舞台で結果は出せるのです。

他がバテたのを交わして運良く勝つのも、勝ちは勝ちです。
でも、騎乗における騎手の重要性は、厳しいペースを乗り越えて自ら掴み取ること。

最後に差されてしまったのは展開のアヤもありますが、あれだけやって負けたなら今後に希望は繋がります。
騎手人生の希望を繋ぐのであれば、多少のリスクは負ってでも、騎乗馬の希望を明日に繋がなくてはなりません。

何故負けたのかの理由は数々あるでしょうけれども、レースでは同着で無い限り1人と1頭しか勝てないのですから、多くの騎手と競走馬は負けます。
しかし、明日への希望を繋ぐ負けと、繋げないで負けたのでは雲泥の差です。
あまりにも実力差がありすぎるのでなければ、せめて騎乗馬に明日への希望を繋ぐ姿勢は見せていきましょう。

それが騎手としても使命でもありますし、観客を喜ばせる仕事ぶりにも繋がるのです。

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