【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.10.15

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皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

10月15日、土曜日の結果を振り返りたいと思います。

先週終了時点での、JRA騎手リーディング速報を公開中。

新潟競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
柴山雄一 2-1-0-5/8 25.00% 37.50% 37.50% 62 90
菱田裕二 2-0-1-4/7 28.60% 28.60% 42.90% 178 98
加藤祥太 1-1-2-2/6 16.70% 33.30% 66.70% 38 216
丸田恭介 1-1-1-2/5 20.00% 40.00% 60.00% 60 132
中谷雄太 1-0-2-5/8 12.50% 12.50% 37.50% 22 56
北村友一 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 21 45
五十嵐雄 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 150 80
川須栄彦 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 166 60
西村太一 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 1133 300
小坂忠士 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 140 110
津村明秀 0-3-0-4/7 0.00% 42.90% 42.90% 0 101
平沢健治 0-2-0-0/2 0.00% 100.00% 100.00% 0 295
木幡巧也 0-1-1-7/9 0.00% 11.10% 22.20% 0 53
原田和真 0-1-1-2/4 0.00% 25.00% 50.00% 0 117
中井裕二 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 107
杉原誠人 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 170
植野貴也 0-0-2-0/2 0.00% 0.00% 100.00% 0 315
岩崎翼 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 170

「土曜日の男」にでもなるのでしょうか?柴山雄一騎手が2勝を挙げて、主役の座を奪い取っていきました。
先週も土曜日、東京競馬場で人気薄を勝利に導き、存在感を発揮していきました。
9月の中山開催でも前半は土曜日に見せ場を作るも一旦沈静化してしまいましたし、ひょっとしたらこのあと少し間は開くかもしれませんが、是非土曜日だけと言わずレースを盛り上げて欲しいと思います。

新潟の水が合うのか菱田裕二騎手も2勝と気を吐きました。
若手騎手では2年目の加藤祥太騎手も1勝+2着1回と、栗東所属の騎手が秋の新潟で好発進続出。
美浦の若手が元気が無い・・・と言う訳ではありませんが、勝負が掛かった栗東所属馬の遠征が多いのもこの時期ならでは。
厩舎や騎乗馬と一体となってチャンスをモノにしようとする姿勢を、明日以降も炸裂させてもらいましょう。

回収率の面では西村太一騎手が存在感を発揮。
若手レースに出場できる最後の期間で、せめて何か浮上のきっかけを掴んでほしいものです。
障害レースではリーディングを狙う平沢健治騎手と、障害レースの穴メーカー・植野貴也騎手が
回収率でしっかりと結果を出してきました。
さすがに数字こそ撥ねませんでしたが、ともに2戦とも複勝圏内を確保。
この安定感は頼もしいのひと言に尽きます。

京都競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
川田将雅 2-1-0-7/10 20.00% 30.00% 30.00% 34 35
藤岡康太 2-1-0-6/9 22.20% 33.30% 33.30% 375 147
浜中俊 2-0-1-2/5 40.00% 40.00% 60.00% 192 94
松山弘平 1-2-0-8/11 9.10% 27.30% 27.30% 983 411
岩田康誠 1-1-3-4/9 11.10% 22.20% 55.60% 25 174
義英真 1-0-2-3/6 16.70% 16.70% 50.00% 335 400
四位洋文 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 100 40
古川吉洋 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 360 65
荻野極 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 206 42
藤岡佑介 0-2-2-3/7 0.00% 28.60% 57.10% 0 127
幸英明 0-2-0-10/12 0.00% 16.70% 16.70% 0 109
和田竜二 0-1-2-6/9 0.00% 11.10% 33.30% 0 51
坂井瑠星 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 20
秋山真一 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 395
小牧太 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 38
太宰啓介 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 280

この日の京都は外国人騎手不在で2勝を挙げる騎手が3人と大混戦。
そんな混戦で一歩、いや半歩抜け出した感があるのは藤岡康太騎手、メインレースは騎乗馬の適性と合わないレース内容でしたので惨敗も仕方なしですが、前に行って強い競馬をしようとする姿勢をかなり前面に押し出していました。
こう言う攻めの姿勢は見習って欲しいですし、結果は「惜しくも2勝どまり」とした方が良いでしょう。

川田将雅騎手も2勝こそして安定感はありましたが、やはりこう言う舞台では浜中俊騎手の勝負強さが際立ちます。
芝コースでの強さを狙い済まして出してきたのは見事。本音を言えば「ここじゃなくて明日でしょ!」ではありますが、特別戦を連勝と順調に結果を残してきました。
本来なら秋の主役で無ければいけない二人、片方が浮かべば片方が沈むような関係性は気になりますが、今日のところは浜中俊騎手に軍配。
この勢いを秋のGIシーズンにぶつけてもらいましょう。

回収率の面では松山弘平騎手義英真騎手が抜群の存在感。
3着1回に留まりましたが秋山真一郎騎手も、回収率での貢献は大きかったです。
チャンスをモノにしようとする姿勢を、明日以降も結果に結び付けて欲しいですね。

東京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
M.デム 3-3-0-3/9 33.30% 66.70% 66.70% 213 128
ルメール 2-1-0-4/7 28.60% 42.90% 42.90% 77 57
大野拓弥 2-1-0-6/9 22.20% 33.30% 33.30% 275 126
戸崎圭太 1-2-2-6/11 9.10% 27.30% 45.50% 53 94
田辺裕信 1-1-0-7/9 11.10% 22.20% 22.20% 63 47
福永祐一 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 221 91
吉田豊 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 51 23
野中悠太 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 2105 312
石橋脩 0-2-0-6/8 0.00% 25.00% 25.00% 0 235
柴田大知 0-1-0-8/9 0.00% 11.10% 11.10% 0 40
勝浦正樹 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 30
蛯名正義 0-0-2-6/8 0.00% 0.00% 25.00% 0 52
武豊 0-0-2-5/7 0.00% 0.00% 28.60% 0 91
江田照男 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 235
嘉藤貴行 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 68
オールプ 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 710
柴田善臣 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 445
木幡初広 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 430

メインレースを含んだ10R以降の3連勝、主役の座は渡さないとばかりにM.デムーロ騎手がギアを上げてきました。
ようやくバカンスが終了したのか?と思わせる兆しを見せるや、GIを奪取して牝馬限定重賞も勝つなど、リズムの良さは際立っています。
若干平場のレースを取りこぼしたのは気に掛かりますが、この騎手はメイン競走・特別戦で憎たらしいほど強くてナンボでしょう。
そう言う点では面目躍如の一日となりました。

C.ルメール騎手がさすがの安定感を見せる中、同じように2勝+2着1回と結果を残してきた大野拓弥騎手の存在感は不気味です。
昨年は秋以降、交流のダート重賞を勝ちまくるなど一時的にブレイクしっぱなしの状況でしたし、その再現でもあるのか?と思わせるような猛チャージ。
長続きしないのは昨年と大きく異なりますが、たとえ波がありながらも結果を残してくるなら、12月まで楽しみは尽きないでしょう。

回収率の面ではL.オールプレス騎手が今年ようやく貢献。
数字はかなりのものですが、柴田善臣騎手木幡初広騎手も目立った成績、なんだか二人はリズムが似ているのか、同じように活躍しますね。
単勝回収率では文句なしに野中悠太郎騎手ですが、もうひとレース馬券に絡めばもっと違った印象になってきますね。
まずは1勝を追加できたことを、素直に評価しなくてはいけませんね。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

東京8R(3歳上1000万下) 2着 ⑫ウインユニファイド 柴田大知騎手
上手いから選出すると言うよりは、よく挽回したと言う点での選出です。
しかし、それ以上に「理に適った乗り方をすれば、例え勝てなくても最善の結果は、自ずと付いてくる」と言う事を証明してくれた点は、勝てずに伸び悩む多くの騎手の心を支えてくれるでしょう。

スタミナを温存して徐々にポジションを下げていくのは、本来ならプラスではありません。
条件先なのにダート2100m戦で息の入らない特殊なペース、中盤に11秒台のラップが出現しているぐらいでしたから、むしろこれで良かったのです。
鞍上の体内時計が正確であることを改めて証明した形になったのですし、他馬にペースを乱されなかったのは他の騎手にとっても模範となるべきでしょう。

勝負どころで内から外に進路を変えなくてはならず、切れ味を一気に出せる馬ではなかったのでその分のロスは痛かったですが、そこからの挽回する手段は実に理に適った物でした。

このレースでは最後に、同じようなポジションから差してきた柴田善臣騎手のテイエムコンドルを最後に差し返しています。
結果を残せたのは余力を残していた騎乗馬の実力も大きいですが、諦めずに最後まで大きなアクションで追った鞍上のナイスプレーが無ければ、きっと2着を確保することは出来なかったでしょう。

抜け出すタイミングも大切ですが、挽回するためにはムチを持っていない側の腕がどう動いているのか。
鞍上が見せてくれたこのレースのような、力強いアームワークが必要であることを示してくれたのはとても重要な財産になると思います。

これから騎手を志す若者にとっても、勝負が掛かると頭の中が真っ白になってしまい、本来しなくてはいけない騎乗姿勢を忘れてしまう事もあるでしょう。
けれども、ムチを持っていない側の手と腕は何をしていたのか。
タイミングも折り合いも間違っていないのに負けたと言うのが悔しいのであれば、その点をもう一度見直して欲しいと思います。
改善する余地は他にもあるでしょうけれど、(抜け出すまでのロスは痛かったですが)残り300mからの追い動作はとても良いお手本になるはずです。

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