【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.10.01

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皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

10月1日、土曜日の結果を振り返りたいと思います。

阪神競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
武豊 4-1-1-3/9 44.40% 55.60% 66.70% 166 135
浜中俊 4-0-2-1/7 57.10% 57.10% 85.70% 171 127
福永祐一 2-1-0-5/8 25.00% 37.50% 37.50% 73 53
川田将雅 1-1-0-4/6 16.70% 33.30% 33.30% 18 40
鮫島良太 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 600 160
秋山真一 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 360 140
M.デム 0-2-0-6/8 0.00% 25.00% 25.00% 0 53
北村友一 0-1-2-4/7 0.00% 14.30% 42.90% 0 100
藤岡康太 0-1-1-5/7 0.00% 14.30% 28.60% 0 64
岩田康誠 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 30
岡田祥嗣 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 340
野中悠太 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 500
川島信二 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 190
和田竜二 0-0-1-9/10 0.00% 0.00% 10.00% 0 14
松若風馬 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 28
藤岡佑介 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 30
幸英明 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 33
松田大作 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 52
国分恭介 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 93

C.ルメール騎手がフランスへ出張のため不在。
こうなると俄然混戦になるはずが、蓋を開ければいつもとは様相が異なりました。

まずは武豊騎手が久しぶりに4勝+2着1回・3着1回の固め撃ち。
今年は6月の函館競馬場で1日4勝をしていますが、今年2回目の大活躍。
なんだか時代が逆戻りしたかのような錯覚にもなりますが、それもそのはず。
阪神競馬場での1日4勝は、2009年12月以来およそ6年9ヶ月ぶり。1日4勝が年間2回以上達成されたのも、2009年以来実に6年ぶりの出来事でした。

同じく4勝を挙げてきた浜中俊騎手も見事な活躍。
昨年は年間で3度も1日4勝があったのですが、今年はここまでで既に2回目。
秋のGIシーズンを前に調子が上がってきている傾向は、とても頼もしい限り。
主役を虎視眈々と狙える騎乗依頼もあるはずですし、ますます目が離せなくなりそうです。

回収率の面では遠征して只では帰れないのか、我武者羅な追い動作が印象的だった野中悠太郎騎手が抜群の存在感。
先週いぶし銀の活躍を存分に見せてくれた岡田祥嗣騎手も、好調キープとばかりに目立った活躍をしてきました。
9月に入ってから勝ち星が伸びつつある鮫島良太騎手も、回収率が期待できるので侮れない存在です。

中山競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
戸崎圭太 3-4-0-4/11 27.30% 63.60% 63.60% 104 90
田辺裕信 2-0-2-5/9 22.20% 22.20% 44.40% 266 141
柴田大知 2-0-0-5/7 28.60% 28.60% 28.60% 117 40
木幡巧也 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 148 92
勝浦正樹 1-0-1-2/4 25.00% 25.00% 50.00% 505 382
吉田隼人 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 133 33
中井裕二 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 305 105
平沢健治 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 710 170
内田博幸 0-2-0-7/9 0.00% 22.20% 22.20% 0 47
横山典弘 0-2-0-1/3 0.00% 66.70% 66.70% 0 256
蛯名正義 0-1-2-3/6 0.00% 16.70% 50.00% 0 148
大野拓弥 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 23
二本柳壮 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 103
熊沢重文 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 150
菊沢一樹 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 510
丸田恭介 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 28
木幡初也 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 60
津村明秀 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 35
北村宏司 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 47
五十嵐雄 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 130

リーディングはほぼ確定と言えそうな戸崎圭太騎手が3勝を挙げてきました。
しかも2着が4回と大暴れ。この日は文句の付け様が無いほどの活躍でした。
午前中は惜しい競馬もありましたが惨敗続き。
しかし6R以降は全部2着以内で、最終レースまで馬券に絡みっぱなし。
こう言う傾向が出ているときの戸崎圭太騎手は、本当に手のつけようがありませんね。

2勝を挙げてきた田辺裕信騎手はあとで触れるとして、久し振りに鬼の居ぬ間で柴田大知騎手が2勝を挙げて活躍してきました。
昨年の37勝を既に上回り、この日で43勝目。2014年に記録したキャリアハイの50勝を塗り替えるのは、もはや時間の問題でしょう。
ちなみに2014年は中山の芝が12勝で、勝率10.8%を記録したドル箱でした。
ですが、今年は東京の芝が10勝で勝率9.5%。
更に福島の芝が6勝で勝率12.5%と、実はドル箱2本立ての様相。
中山のダートでも10勝を上げて勝率7.5%と、好調さが生み出す波及効果が顕著に現れており、来週以降も期待できそうです。

回収率の面では新人の菊沢一樹騎手がなかなかの数字で貢献。
ベテランの勝浦正樹騎手に、横山典弘騎手も存在感を示してくれました。
最近はベテランも好調になりやすいのですが、暑すぎないのが良いのでしょうか?

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

中山11R(秋風ステークス) 1着 ⑥マルターズアポジー 田辺裕信騎手
逃げたり先行すれば強い騎手は多く居ますが、得意な条件が重なって結果を出すとなると、なかなかレアなケースになってしまいます。

芝のマイル戦で、田辺裕信騎手が逃げて勝つと言えば今年の安田記念が思い出されます。
今回は「前走も逃げている」と言う条件でしたが、こう言うときにしっかりと結果が出やすいのが特徴です。

過去3年では次の条件が重なると、非常に馬券になりやすい傾向が出ています。

  • 芝のマイル戦(特に中山)
  • 前走で逃げている馬
  • 特別戦に騎乗している
距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1600m 2-1-0-3/6 33.3% 50.0% 50.0% 390 186

馬券にならなかった3走はすべて重賞で、
内訳は東京2・中山1。中山競馬場のケースは0秒1差の4着。
そして馬券になっている3走は、すべて中山競馬場。
拡大解釈をして良いのであれば、複勝率はここ3年間でほぼ100%。

ひとまず冬までお預けの条件ですが、コース相性が抜群でこれは覚えておきたい買い要素ですね。
どんな騎手にもこう言った「買える条件」はあるはずでしょう。

ちなみに過去6年に範囲を広げても、芝ではマイル戦以外にも、
1800m・2000m・2400mでもまずまずの複勝率と回収率を記録しています。
もともと向いていたものを更に昇華してきたのは、興味深い傾向です。
今後も芝のレースで「前走逃げた馬」に田辺裕信騎手が騎乗してきた場合は、注意しておきましょう。

得意な条件であってもなかなか結果を出し続けられる騎手は、案外少ないものです。
そんな時にプレッシャーを撥ね退け、幾度も信頼に応えられるのが、本当のプロフェッショナルだと考えます。

展開が向いた事以上に、騎手の技量が存分に発揮された良いレースでした。

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