【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.08.21

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皆さまごきげんよう
騎手から予想する競馬ブログの「多幸」です。

騎乗成績から馬券戦略の糸口を探る
「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

8月21日、日曜日の結果を振り返りたいと思います。

札幌競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
ルメール 3-0-0-3/6 50.00% 50.00% 50.00% 390 98
モレイラ 2-3-0-0/5 40.00% 100.00% 100.00% 100 138
福永祐一 1-0-1-7/9 11.10% 11.10% 22.20% 52 55
加藤祥太 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 182 58
ホワイト 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 350 70
横山和生 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 465 115
丹内祐次 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 60 23
城戸義政 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 105 42
原田和真 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 160 65
松岡正海 0-3-0-4/7 0.00% 42.90% 42.90% 0 124
柴田大知 0-2-0-5/7 0.00% 28.60% 28.60% 0 81
岩田康誠 0-1-2-3/6 0.00% 16.70% 50.00% 0 101
丸山元気 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 86
井上敏樹 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 25
水口優也 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 230
柴山雄一 0-0-2-3/5 0.00% 0.00% 40.00% 0 54
蛯名正義 0-0-2-5/7 0.00% 0.00% 28.60% 0 70
吉田隼人 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 112
石川倭 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 156
坂井瑠星 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 47
菱田裕二 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 43
小牧太 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 115

メインの札幌記念で、機転の利いた逃げを打つなどこの日は絶好調だったC.ルメール騎手
J.モレイラ騎手が相変わらずの無双ぶりで昨日の分まで大暴れする中、唯一の3勝で意地を見せてくれました。
単勝回収率もC.ルメール騎手にしては驚異的な数字、マークが薄くなった時に結果を出す傾向は今後も続くのでしょうか?

J.モレイラ騎手の5連対で影は薄くなってしまいましたが、勝利こそなくても2着3回で3連対と意地を見せてくれた松岡正海騎手も、札幌開催で好調をキープしています。
小回りコースとの相性の良さは相変わらずですが、外国人騎手が多く集まるこの日の札幌でも結果を出してきたあたりは流石の一言。
この勢いを大切に秋はGI・・・とは行かなくても、重賞戦線を大いに盛り上げてほしいですね。

回収率では数字こそ横山和生騎手ですが、4コーナー先頭からJ.モレイラ騎手の追撃を振り切って勝利したD.ホワイト騎手の心意気を含めた活躍が、非常に印象的でした。
香港の新旧リーディングジョッキー同士、因縁の?対決でしたがここを制した事で今後の騎乗にも弾みがつくでしょうか。
一撃の魅力がある水口優也騎手も連対を確保、これで来週以降がまた楽しみになってきました。

小倉競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
川田将雅 3-0-3-1/7 42.90% 42.90% 85.70% 92 117
M.デム 2-1-1-1/5 40.00% 60.00% 80.00% 118 112
和田竜二 1-3-0-5/9 11.10% 44.40% 44.40% 17 124
バルジュ 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 85 41
三津谷隼 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 3660 575
川須栄彦 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 1120 247
幸英明 1-0-0-10/11 9.10% 9.10% 9.10% 14 10
藤岡康太 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 310 45
国分恭介 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 355 82
藤岡佑介 0-2-0-2/4 0.00% 50.00% 50.00% 0 107
酒井学 0-1-1-4/6 0.00% 16.70% 33.30% 0 70
石橋脩 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 30
浜中俊 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 30
松若風馬 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 47
義英真 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 35
田中健 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 255
松山弘平 0-0-2-4/6 0.00% 0.00% 33.30% 0 616
太宰啓介 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 25
鮫島克駿 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 60
中谷雄太 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 45
松田大作 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 103

小倉リーディングへまっしぐらの3勝固め撃ち!
ついに浜中俊騎手を逆転した川田将雅騎手が2勝差を付けて首位奪還。このまま押し切るでしょうか。
しかも今日はM.デムーロ騎手の参戦にもかかわらずこの成績、主役の座を渡さない運の強さに波はありますが、どうやら今年の夏・小倉に関して言えば、勢いは本物のようです。

この日は各レースで高配当が増えてきており、回収率の面でも見せ場十分。
中でも驚異的な数字を残してきたのは川須栄彦騎手松山弘平騎手
もともと小倉で実績のある騎手ですが、ここまで美味しいケースが発生するとは少々驚きを隠せません。
特に松山弘平騎手は芝のレースで【4- 2- 4-25/35】、複勝率28.6%で複勝回収率が170をマーク、と手の付けられない成績を残しています。
実は単勝回収率でも119と旨味十分ですし、来週も芝で一撃を期待してみましょう。

ローカル開催であるのも理由ではありますが、この日は和田竜二騎手が1勝+2着3回と健闘が光りました。
今年は京都や阪神で固め打ちする傾向が見られていますし、特に外国人騎手が不在であればひと際威力が増しています。
小倉では好調を持続しており、今夏は芝=330&ダート=157と、単勝ベタ買いが可能な回収率を誇っていますので、次週も要注目です!

新潟競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
内田博幸 2-3-0-4/9 22.20% 55.60% 55.60% 56 113
戸崎圭太 2-2-0-6/10 20.00% 40.00% 40.00% 49 63
柴田善臣 2-0-0-4/6 33.30% 33.30% 33.30% 383 90
田辺裕信 1-2-0-5/8 12.50% 37.50% 37.50% 78 78
津村明秀 1-1-0-8/10 10.00% 20.00% 20.00% 123 85
木幡巧也 1-0-1-7/9 11.10% 11.10% 22.20% 41 122
丸田恭介 1-0-0-8/9 11.10% 11.10% 11.10% 387 81
西田雄一 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 228 35
五十嵐雄 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 150 90
大野拓弥 0-2-2-7/11 0.00% 18.20% 36.40% 0 114
吉田豊 0-1-2-4/7 0.00% 14.30% 42.90% 0 62
蓑島靖典 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 410
石川裕紀 0-0-2-7/9 0.00% 0.00% 22.20% 0 40
田中勝春 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 241
伴啓太 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 55
宮崎北斗 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 226
二本柳壮 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 710
浜野谷憲 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 220

戸崎圭太騎手の堅実な活躍も素晴らしいの一言ですが、この日は内田博幸騎手の活躍が一枚上手でした。
福島開催に較べると新潟開催の成績は少し落ちているのは事実ですが、芝の内回りコースで行われる中距離戦での強さが、今年の夏は目立っています。
昨日は内回りの2000m戦で2戦とも2着、この日も内回りの2200m戦で勝利と、勢いはしっかりとあります。
来週以降もこの傾向は続いていけるでしょうか。

今年前半、不調に喘いでいた騎手の復調もここ最近では増えつつあります。
なかでも顕著なのが柴田善臣騎手と、大野拓弥騎手
共に馬券に絡む回数が増えつつありますし、新潟のラスト1週でさらなる存在感を示してくれることにも、期待してみましょう。

回収率の面では障害戦で大差ながら2着に食い込んだ蓑島靖典騎手にスポットを当ててみます。
昨年は0勝に終わり、今年もここまで0勝ではありますが、2年前には2勝・4年前には3勝を挙げています。
流石に障害リーディングレベルではないにしても、決して実績は見劣りしていません。
そして何より2年前にマークした成績に迫る勢いがあります。
2014年=連対率14.6% 複勝率20.8%
2015年=連対率 7.9% 複勝率10.5%
2016年=連対率13.3% 複勝率20.0%
出来れば未勝利戦でこそ狙いたいところではありますが、今年の簑島靖典騎手は決して調子が悪くないと判断するべきでしょう。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

小倉12R(3歳以上500万下) 1着 ⑮セフティーエムアイ 三津谷隼人騎手
他の馬がバテたと言う要因は少なからず存在していますが、やはり馬を動かすと言う事に関しては他の若手騎手とは違った次元に足を踏み入れています。
WIN5の史上最高配当を作り出した16頭中15番人気の差しきり勝ち、文句のつけようがありません。

このレースの勝利でも見られたことですが、三津谷隼人騎手はダート戦で前走10着以下に敗れた馬の巻き返しが今年は増えています。
昨年あまりにも勝てなさ過ぎたと言う事や、芝ではまだ未勝利と言う点が信じられないほど、ダート戦での存在感は日に日に増しているようにも感じられます。

その大きな要因としては、馬を同動かすかと言うレパートリーが増えている点でしょう。
空気抵抗を少なくし、馬のたてがみや背中にピッタリと張り付くように追う事も出来れば、重心を高くしたまま肘から先の動きを中心にして馬を促していくこともしていく。

その時その時でベストを見出していくのは他の騎手も同じですが、三津谷隼人騎手に関しては出来ないことは捨てつつも「他から移籍した騎手の持ち味について、良いとこ取りできる」点も優れています。
また、「他の騎手がなかなか真似できない事を貪欲に取得している」と言う点でも抜きん出ていますし、最も競馬学校の卒業生らしくないフォームで追えている点は目を見張ります。

研究するだけでなく徐々に成果を出しているのを素直に評価しなくてはなりませんが、やはり2年目の騎手で勝ち星こそ少ないにしても「他の騎手には出来なくても、自分なら出来る」と判断し、持っている技術を更に磨き上げると言う過程は独特の物があります。

他の若手騎手同様に成長していくであろう将来に期待しますが、他人の何倍もの勇気を持って未知の領域に踏み込んでいく姿勢を、騎手過程で学ぶ生徒は隠れて、コッソリと、そして余さずに吸収してほしいと願って止みません。

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