【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.08.06

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皆さまごきげんよう、多幸です。

「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

8月6日、土曜日の結果を振り返りたいと思います。

札幌競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
ルメール 3-0-0-6/9 33.30% 33.30% 33.30% 96 42
松岡正海 2-1-0-4/7 28.60% 42.90% 42.90% 94 55
福永祐一 1-3-0-4/8 12.50% 50.00% 50.00% 33 86
菱田裕二 1-1-0-7/9 11.10% 22.20% 22.20% 140 78
井上敏樹 1-1-0-5/7 14.30% 28.60% 28.60% 881 240
坂井瑠星 1-0-2-6/9 11.10% 11.10% 33.30% 62 104
勝浦正樹 1-0-2-6/9 11.10% 11.10% 33.30% 44 153
古川吉洋 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 40 20
長岡禎仁 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 265 63
吉田隼人 0-3-0-6/9 0.00% 33.30% 33.30% 0 77
丹内祐次 0-1-0-10/11 0.00% 9.10% 9.10% 0 21
原田和真 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 44
城戸義政 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 270
三浦皇成 0-0-3-7/10 0.00% 0.00% 30.00% 0 64
柴山雄一 0-0-2-5/7 0.00% 0.00% 28.60% 0 52
菅原隆一 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 65
水口優也 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 1103
四位洋文 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 145

最近勝ち星が延びていなかったC.ルメール騎手が3勝の固め撃ち、やはり札幌に移ってから勢いに乗ってきました。
昨年はHTB賞をエポワスでレコード勝ちしたり、ペルーサを復活Vさせたりと序盤から大活躍をしていただけに、今年も相性の良さを存分に発揮してきそう。
回収率は人気上位馬に騎乗するので仕方ないとは言え善戦していますし、このまま流れに乗る事が出来るでしょうか。

この日は他の騎手も善戦する中、2勝を上げる活躍を見せてくれた松岡正海騎手
芝コースでは1勝+2着1回と、上位人気馬に騎乗して手堅い仕事をしてくれました。
一方でダートに限定すればこの日は単勝回収率が140と好調。今後札幌ではダート戦の少し穴っぽい馬に騎乗する機会が、狙いどころになってくるかも知れませんよ?

この日は若手騎手の奮闘ぶりが目立ちました。
昨年の分を取り返す勢いで1勝を上げてきた井上敏樹騎手は、ダート戦で1勝+2着1回。
ダート戦に限れば単勝回収率は2000をい超えています。やはり狙い目はダート戦・札幌なら出来れば1700m戦でしょう。
1勝どまりではありますが昨年の10勝を大きく上回り、今日で13勝目を挙げた長岡禎仁騎手は5年目の勝負どころ。
通算50勝も目前に迫り、より一層気合のこもった騎乗に期待してみましょう。こちらも狙いはダート1700mが好相性です。

そして複穴の強烈な一撃を久々にお見舞いしてくれた水口優也騎手。最低人気のヴァッフシュテルケを3着に好走させる良い仕事をしてくれました。
昨年ほどダートの勝ち星が延びていませんが、芝の短距離で激しい流れになると中団から追い上げて突っ込んでくる騎乗で、どうやら手応えを得つつあります。狙うなら芝1200m戦、逃げ先行馬が揃ったレースがオススメです

小倉競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
浜中俊 2-0-1-3/6 33.30% 33.30% 50.00% 101 121
高倉稜 2-0-1-2/5 40.00% 40.00% 60.00% 118 278
川田将雅 1-1-0-3/5 20.00% 40.00% 40.00% 28 102
幸英明 1-1-0-8/10 10.00% 20.00% 20.00% 108 97
藤岡佑介 1-1-0-4/6 16.70% 33.30% 33.30% 178 76
和田竜二 1-0-1-8/10 10.00% 10.00% 20.00% 298 89
藤岡康太 1-0-1-4/6 16.70% 16.70% 33.30% 48 46
松山弘平 1-0-1-4/6 16.70% 16.70% 33.30% 135 71
バルジュ 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 61 25
森裕太朗 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 72 32
小牧太 0-3-0-3/6 0.00% 50.00% 50.00% 0 120
武豊 0-2-1-4/7 0.00% 28.60% 42.90% 0 62
酒井学 0-1-1-7/9 0.00% 11.10% 22.20% 0 35
鮫島克駿 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 35
岩崎翼 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 28
国分優作 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 196
国分恭介 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 27
太宰啓介 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 26
岩田康誠 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 55
ホワイト 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 26
鮫島良太 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 52

激戦の小倉、本日も健在。
そんな中で一歩リードは浜中俊騎手。通算800勝が近づいてきているからか、少し勢いが増してきているような感覚があります。
落馬で長期休養を余儀なくされた分を取り返すようなローカル開催での活躍、更に勢いづくのか注目してみましょう。

先月も中京で2週目に覚醒したかのように勝ち星を量産した高倉稜騎手が、この日2勝を挙げてきました。やはり1週目より2週目が良いリズムで乗れるのでしょうか?
今年はまだ芝の1800m以上で勝ち星がありませんが、2着や3着はまずまず成績を残しています。勢いがピタリと止まってしまうのに加えて、この壁をどう攻略していくのか、来週以降はますます目が離せなくなりそうです。

回収率の面ではあまりパッとした数字が無かった訳ですが、そんな中で存在感があったのは和田竜二騎手。この日も1勝を挙げて虎視眈々とチャンスを伺う姿勢を随所に見せてくれました。
この日に見られた傾向からしても、ワンターンで終わってしまう芝1200mやダート1000mよりも、コースを1週してくる芝1800m以上やダート1700mの方が明らかに平均順位がアップします。
この夏はマイル以上の距離+リーディング上位騎手が勢揃いしていない開催で、是非とも狙ってみたくなるような仕事ぶりでした。

新潟競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
M.デム 2-2-0-1/5 40.00% 80.00% 80.00% 208 120
戸崎圭太 2-1-0-6/9 22.20% 33.30% 33.30% 71 50
石川裕紀 2-0-1-2/5 40.00% 40.00% 60.00% 182 126
蛯名正義 1-2-2-3/8 12.50% 37.50% 62.50% 27 116
石橋脩 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 833 187
嘉藤貴行 1-0-1-3/5 20.00% 20.00% 40.00% 496 164
木幡巧也 1-0-0-9/10 10.00% 10.00% 10.00% 298 54
岩部純二 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 495 125
平沢健治 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 350 130
田辺裕信 0-2-0-5/7 0.00% 28.60% 28.60% 0 54
柴田大知 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 17
内田博幸 0-1-0-9/10 0.00% 10.00% 10.00% 0 29
木幡初也 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 248
田中勝春 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 113
小野寺祐 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 250
津村明秀 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 17
吉田豊 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 26
柴田善臣 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 48
宮崎北斗 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 152
横山典弘 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 42
五十嵐雄 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 160
秋山真一 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 500

M.デムーロ騎手に戸崎圭太騎手の2勝と、白熱した腕比べが繰り広げました。
両者の健闘ぶりはもちろん見事ですが、同じく2勝を挙げてきた石川裕紀人騎手の奮闘ぶりが、この日は光りました。
先月も福島の2週目で存在感を見せつけており、波に乗ったら怖いところを示してくれました。波に乗り続けられるようなら秋以降が更に楽しみになってきますので、ひとまず来週まで騎乗ぶりは要チェックですね。

複勝圏内へ騎乗馬を幾度となく好走させてきた蛯名正義騎手の仕事ぶりも、かなり冴え渡っていました。
もともと通算成績や実績だけなら他の騎手をリードしているだけに、相性の良さをしっかり示せたのは見逃せません。
ベテランの腕が更に冴え渡ってくるのか、夏競馬を熱く面白くさせてくれる活躍を期待してみたいところ。

回収率では石橋脩騎手が存在感を示してくれましたが、この日は良いポジションを積極的に取りに行くよりも、中団に控える競馬が多くなってしまいました。
前に積極的に行く持ち味がフルに発揮されれば怖いだけに、ノーマークになった逃げなど来週以降も含めて目を離せない存在であることに変わりはなさそうです。
また、先週障害重賞を制した平沢健治騎手がこの日も勝利。これで障害リーディング2位争いから一歩リード。
騎乗馬との息が上手く合っているだけでなく、良いポジションをスッと取りに行ける攻めの姿勢が見て取れました。他の騎手も虎視眈々と浮上の機会を狙っていますので、ますます障害リーディング争いがハイレベルになり、最後まで目が離せそうにありません。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

新潟9R(3歳上500万下) 1着 ⑩ヨイミヤ 嘉藤貴行騎手

どちらかと言えば芝では用無し、ダートで逃げてナンボ。
仮に上手く逃げても、それでも成績は上がってこないので、なかなか信頼しきれない。

語弊を恐れずに言えば、嘉藤貴行騎手はそんな感じのスタイルです。

だが、この日は違った。
単なる逃げ切りじゃなく、連闘で臨んだレース。
馬との呼吸がバッチリ合っており、後続を完封する見事な逃げ切り。

しかも、芝のレースで。

新潟競馬場で父マツリダゴッホと言うと、昨年の新潟2歳ステークスを制したロードクエストを思い出しますが、やはり馬にとっては走りやすいコースなんでしょうかね。
それを差し引いても、飛ばしすぎずマイペースの逃げに持ち込めた事も良かったですし、ペース配分も絶妙で直線も余力たっぷり。
思い描いていた以上に良いレースが出来たのではないでしょうか。

キシュランガイドがリプレイを観ていて驚いたのは、直線残り450mから追い出してから。
騎乗馬と上手く呼吸を合わせてゴーサインが出ると、すぐにスピードに乗って後続を置き去りに。

そして、ステッキをくるくる回しながら打ち込むたびに、リードが更に拡がる理想の逃げ切り。
なぜこんなことが出来るのにまだ勝ち星が2桁に届かないのでしょうか。

ともあれステッキワークにはいろいろな方法がある中で、視界に鞭を見た瞬間に萎縮する馬が居ても、まったく不思議ではありません。
「さぁ行こうか」と言う意味で馬にスイッチを入れる意図でのステッキ裁きたのか、
叩くと見せかけて、時間差で叩いて効果を出していったのか。
意図は不明ですが、タイミングを計って馬の走る気を削がないようにするだけでも、良い見本だったように思います。

逃げは「如何に控えるか」と言うリスクと背中合わせの、大変リスキーな戦法ではあります。
しかし、その先には競走馬自信のペースで行けた時に、後続を走る馬より圧倒的に有利にレースを運ぶことが出来る素晴らしい一面もあります。

前で競馬をする勇気と、馬との息が合った騎乗の大切さを、今一度再確認させてくれるような良い勝ち方でした。

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