【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.07.30

スポンサーリンク

皆さまごきげんよう、多幸です。

「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

7月30日、土曜日の結果を振り返りたいと思います。

札幌競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
福永祐一 2-2-1-3/8 25.00% 50.00% 62.50% 91 123
ティータ 2-1-0-5/8 25.00% 37.50% 37.50% 131 72
三浦皇成 2-1-0-3/6 33.30% 50.00% 50.00% 238 100
四位洋文 2-1-0-2/5 40.00% 60.00% 60.00% 374 250
坂井瑠星 1-1-0-8/10 10.00% 20.00% 20.00% 137 66
松岡正海 1-1-0-5/7 14.30% 28.60% 28.60% 42 85
井上敏樹 1-1-0-4/6 16.70% 33.30% 33.30% 826 290
菱田裕二 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 68 28
古川吉洋 0-1-1-4/6 0.00% 16.70% 33.30% 0 75
ルメール 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 15
荻野琢真 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 423
中井裕二 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 90
丹内祐次 0-0-2-7/9 0.00% 0.00% 22.20% 0 120
吉田隼人 0-0-2-5/7 0.00% 0.00% 28.60% 0 47
横山典弘 0-0-2-2/4 0.00% 0.00% 50.00% 0 82
勝浦正樹 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 160
黛弘人 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 656
長岡禎仁 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 308
加藤祥太 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 207

中京から乗り込んで即2勝+2着2回と、勢いが止まらない福永祐一騎手
リーディング上位の騎手で一番勢いがあるのはここ何週かで取り上げていますが、昨年と違うのは先行で勝ち星を量産しているだけではなく、実は中団からの競馬でかなり騎乗馬との呼吸が合っていると言う事。
これはほぼ無双モードと判断して良いですし、差しが絵になり出したらもう止まらない。
リーディング3位奪取へ再度勢いが加速しそうで、積極的に馬券戦略に役立てたいです。

来日して一番の見せ場を作ったとも言えそうな香港のティータン騎手も負けじと2勝と活躍。
三浦皇成騎手や四位洋文騎手など北海道巧者にヒケを取らない成績を残せたのは今後に繋がりそう。
ティータン騎手の場合はとにかく芝の中距離レース+先行抜け出しが必勝パターンの王道で、この日はどちらも上位人気の牝馬での勝利。
旨みが多くはありませんが、どうやら狙いは見えてきたように思います。
先行争いが激しくなるレースよりは少頭数のレース向きかもしれません。

北海道で虎視眈々と大穴を狙い若手・中堅騎手も躍動して来ました。
1勝を挙げてきた井上敏樹騎手は昨年北海道で大不振だっただけに、この勝利で満足してもらうようでは困ります。
中央開催で勝ち星を思うように稼げていない分、ここで今年の残り全部を稼ぎ出すつもりで騎乗してもらわないと。
他にも毎年北海道で善戦する荻野琢真騎手も2着1本と札幌開催で良いスタートを切れたようですし、熱心に調教に騎乗している黛弘人騎手も3着1本としぶとさが蘇ってきました。
札幌開催は昨年から開催前半に荒れる傾向が見えています。少しでも調子の良さそうな馬なら、騎手の実績以上に好走するケースも増えてきそうです。

小倉競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
幸英明 1-3-0-3/7 14.30% 57.10% 57.10% 380 228
ホワイト 1-1-0-2/4 25.00% 50.00% 50.00% 420 172
岩崎翼 1-0-1-2/4 25.00% 25.00% 50.00% 3692 720
高倉稜 1-0-1-1/3 33.30% 33.30% 66.70% 113 796
和田竜二 1-0-0-8/9 11.10% 11.10% 11.10% 1013 263
藤岡康太 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 30 20
熊沢重文 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 52 32
平沢健治 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 155 75
武豊 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 60 28
田中健 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 4626 926
松山弘平 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 170 51
岡田祥嗣 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 890 310
荻野極 0-1-2-5/8 0.00% 12.50% 37.50% 0 113
国分恭介 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 156
松若風馬 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 72
浜中俊 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 28
中谷雄太 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 965
藤懸貴志 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 690
小野寺祐 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 420
高田潤 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00% 0 180
小牧太 0-0-2-2/4 0.00% 0.00% 50.00% 0 170
川田将雅 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 34
鮫島克駿 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 48
川須栄彦 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 846
五十嵐雄 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 230
植野貴也 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 60
竹之下智 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 200

見事に12レースとも勝利騎手がバラける混戦の小倉、存在感を示したと言えるのは1勝+2着3回の幸英明騎手
C.ルメール&M.デムーロ両名が居ないと言う「鬼の居ぬ間」では確かに強いのが幸英明騎手の特徴ですが、その場合は和田竜二騎手が持っていくところを奪い返したあたり、今年の小倉では例年以上に活躍してくるのかもしれません。
この日は芝のレースで大活躍、どうせ狙うなら芝の下級条件でしょうか

札幌に負けない高配当連発、立役者は年間10~20勝程度に甘んじている騎手達でした。
中でも圧巻の1勝+3着1回の大暴れとなったのが岩崎翼騎手
ここまでは「西のローカル開催で大活躍→もういっちょ馬券に貢献→ラフプレーで大幅減点→チャンスで空回り→チャンスが減る」を繰り返しているだけに、もういっちょに期待はしますが、あまりにもケアレスミスな騎乗が蘇ってしまうようではレースと他の騎手まで一緒に壊れてしまいます。
それさえなければ大暴れのもういっちょどころではなく、2発3発それ以上に・・・と高配当を演出してもらいたいところ。
成長か堕落か。ダイナミックなフォームは若手でも目立つだけに、タフなレースをモノに最後に出来る強みを生かす勝負の4年目です。

障害戦では平沢健治騎手が、待望の重賞初勝利。
16年目の今年はもともと上手かった折り合いの付け方を、レースで更に昇華させて的確に発揮できるようになり、人馬一体となった仕事ぶりが顕著になってきました。
重賞を勝ったように普段からのレースでも勝利もしっかり積み上げていますし、障害リーディングも上位にランクイン。
石神深一騎手との激しくも冷静沈着な技の競演は、新しい競馬シーンの目玉にもなるだけの見所が多いだけに、まずは年末まで無事にレースに騎乗してほしいところ。
騎手の作戦がぶつかり合う醍醐味を堪能できる今年の障害戦は、どのレースもハズレが少なくて見応えがあるのが幸せですね。

新潟競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
戸崎圭太 3-1-3-1/8 37.50% 50.00% 87.50% 118 168
石橋脩 3-0-0-6/9 33.30% 33.30% 33.30% 305 66
M.デム 2-0-0-6/8 25.00% 25.00% 25.00% 73 35
柴田大知 1-2-1-3/7 14.30% 42.90% 57.10% 278 198
内田博幸 1-1-0-7/9 11.10% 22.20% 22.20% 31 51
木幡初也 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 41 21
丸田恭介 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 123 50
柴田善臣 0-2-1-5/8 0.00% 25.00% 37.50% 0 95
吉田豊 0-2-0-8/10 0.00% 20.00% 20.00% 0 24
丸山元気 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 20
木幡巧也 0-1-0-10/11 0.00% 9.10% 9.10% 0 35
野中悠太 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 280
宮崎北斗 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 523
蛯名正義 0-0-3-5/8 0.00% 0.00% 37.50% 0 106
江田照男 0-0-2-3/5 0.00% 0.00% 40.00% 0 1324
石川裕紀 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 106
津村明秀 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 25

また今年もM.デムーロ騎手が新潟に参戦。
イタリアからの風が今年も吹き荒れるか?と思いきや、吹き荒れたのは石橋脩騎手が3勝とトップタイ。
戸崎圭太騎手が3勝+2着1回・3着3回を挙げたのもとても素晴らしいのですが、インパクトと言う点では軍配が上がるでしょう。
勝つか着外かと言う極端な成績でしたが、年初の重賞同様に「逃がしちゃいけない凶暴さ」は相変わらず。
やはり楽に逃がしたら、最後までしぶとい持ち味を存分に出してくれました。
新潟の長い直線でも関係無し、展開によっては無敵になるこの強みは今後も目が離せなくなりそうです。

新潟開催でスイッチが入ったのか、いつもより高い複勝率を残してきた柴田大知騎手
この好調が長続きしないのが玉に瑕ではあるのですが、この日は前半のレースで立て続けに馬券に絡む活躍が続きました。
一定の時間帯にまとめて好成績を残してくる傾向がもう一度見られるのか、新潟開催では要注目になるかもしれません。

元祖?穴男である江田照男騎手が3着2回ながらも派手な複勝回収率で貢献してくれました。
夏競馬で荒れやすいから怖いと言うのもありますが、まさかの18人気を怒涛の追い上げで3着。
好不調の波はありますが、一度穴を開けるとその後も余波がある事が続いています。夏の間にまた大穴馬券を演出してくれるでしょうか。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

札幌3R(3歳未勝利) 1着 ⑥トウカイハッピー
札幌5R(2歳新馬) 1着 ⑨ミスパンテール 四位洋文騎手

今日は悩む。味のある良い騎乗(レース内容はさておき、騎手の腕の見せ所)が多く、嬉しい悲鳴。

直線競馬のペース配分の絶妙なM.デムーロ騎手
差してくる馬の首に追っている自分の胸が付きそうなフォームだった田中健騎手
16年目で待望の重賞初勝利を挙げた平沢健治騎手

それぞれにもベストプレーを上げたい位。

なかでも一人を選出するなら、思わず唸ってしまったベテランの妙技を選ぶことにしましょう。
レース後の充実した表情が、仕事人としての矜持を物語っていたのが大きかったのですよ。

四位洋文騎手が好調なときは、やはり後ろから一気に交わし去るのが絵になります。
前で競馬して抜け出すのも勿論華麗なんですが、他の馬から良い運まで全部引き抜くような威力が、他の騎手には無い魅力と言えます。
健在振りをアピールするには十分すぎる、派手な2つの勝ち方でした。

 根こそぎ持っていくようなタイミングの取り方
 どう足掻いても勝てないと、相手に引導を渡すような勝負の決め方

これは真似しようと思っても、なかなか真似が出来ない芸当でもあります。

福永祐一騎手が差して勝利する際も、四位洋文騎手に似たような雰囲気を出してくれますが、まだまだ及ばないのが事実。
二人を刀で斬られるシーンで比較すると、福永祐一騎手はまだ斬られた相手が痛みを瞬時に感じるのですが、四位洋文騎手は斬られた痛みを感じないまま倒れてしまうようなぐらい、抜け出す瞬間の空気が違うです。

豪快なのに繊細さも併せ持つ、これは天性の才能に努力が結びついた物であることは間違いないのですが、やはり時間が経ってもジワジワと「印象に残る勝ち方だった」と噛み締められる仕事ぶりは、騎乗していた本人も納得していたように検量室へ引き上げていく表情からも感じ取られました。

これだけの騎乗技術をずっと観ていたいと願うのは酷な事なのかもしれませんが、あの充実した表情ならまだまだ夏を熱くさせてくれると思わせました。
騎手の仕事は命がけの騎乗ではありますが、そこに「芸術性のあるエンターテイメント」を兼ね備えられる、四位騎手の様な人材が今後更に続いてほしいと願って止みません。

スポンサーリンク


PAGE TOP