【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.07.02

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皆さまごきげんよう、多幸です。

「先週の結果分析」のコーナーです。

各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう。

7月2日、土曜日の結果を振り返りたいと思います。

函館競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
勝浦正樹 3-1-2-2/8 37.50% 50.00% 75.00% 82 161
加藤祥太 2-0-0-2/4 50.00% 50.00% 50.00% 747 165
岩田康誠 1-2-2-5/10 10.00% 30.00% 50.00% 18 70
柴山雄一 1-2-0-3/6 16.70% 50.00% 50.00% 23 70
吉田隼人 1-1-1-5/8 12.50% 25.00% 37.50% 96 78
藤岡佑介 1-1-1-3/6 16.70% 33.30% 50.00% 30 75
横山和生 1-1-0-0/2 50.00% 100.00% 100.00% 150 185
城戸義政 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 163 213
坂井瑠星 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 32 20
原田和真 0-2-0-4/6 0.00% 33.30% 33.30% 0 53
北村友一 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 30
古川吉洋 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 76
三浦皇成 0-0-2-2/4 0.00% 0.00% 50.00% 0 77
丸山元気 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 23
長岡禎仁 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 92
菱田裕二 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 47

先週までの勢力図を一気に塗り替えるような星の奪い合いが起きました。中でも一気の逆襲に成功したのは勝浦正樹騎手。もともと北海道開催で星を稼ぐ傾向のある騎手ではありますが、3週目でようやくお目覚めと言ったところでしょうか。更なる活躍なるか、注目してみましょう。

昨年の勢いが一旦は完全に無くなった加藤祥太騎手ですが、小回りコースで感覚が戻ったのか2勝とようやく存在感を示してくれました。昨年から課題は好調の持続と言う点だけ、殻をぶち破るような成長がこの夏にあるのでしょうか。

ベテランの岩田康誠騎手と柴山雄一騎手が北海道で再び息を吹き返した一日でした。好不調の波があるので一日だけで安心は出来ないにしても、ようやく両騎手とも安定味が出てきました。魅せる騎乗で夏競馬をさらに熱く盛り上げてほしいものです。

中京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
M.デム 2-2-0-3/7 28.60% 57.10% 57.10% 197 112
武豊 2-1-0-3/6 33.30% 50.00% 50.00% 176 86
福永祐一 1-1-1-3/6 16.70% 33.30% 50.00% 56 66
藤岡康太 1-1-0-4/6 16.70% 33.30% 33.30% 176 116
武幸四郎 1-1-0-2/4 25.00% 50.00% 50.00% 727 262
ルメール 1-0-1-5/7 14.30% 14.30% 28.60% 48 78
川田将雅 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 135 40
松田大作 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 38 22
平沢健治 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 250 70
佐久間寛 1-0-0-0/1 100.00% 100.00% 100.00% 500 230
松山弘平 0-1-1-6/8 0.00% 12.50% 25.00% 0 55
白浜雄造 0-1-1-0/2 0.00% 50.00% 100.00% 0 280
和田竜二 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 28
高倉稜 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 50
松若風馬 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 33
浜野谷憲 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 245
酒井学 0-0-2-3/5 0.00% 0.00% 40.00% 0 414
デュプレ 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 63
荻野極 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 111
鮫島克駿 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 30
藤懸貴志 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 67
国分優作 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 42
西谷誠 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00% 0 120

トップジョッキーの熾烈な争いが繰り広げる中、流石の活躍を見せたのはM.デムーロ騎手。一時期の不振?から復調気配を示すのにはもうひと押し欲しい所、せめて勝負強さが戻ってくれば怖いものは無いのですが・・・

埋没しそうで踏みとどまったのは武豊騎手、海外と日本を行ったり来たり&地方交流GIにも参戦と忙しい毎日が続いていますが、充実したシーズンにしてくるあたりはまだまだ勢いが続きそうでもあります。前に行ったら怖い騎手だけに、レースを支配する雰囲気は未だ健在です。

回収率で見せてくれた騎手も多く居ましたが、一段と目を引く活躍を見せてくれたのは武幸四郎騎手と酒井学騎手。穴っぽい配当が今まで以上に演出できるようなら、今年は更なる成績アップも望めるかもしれないだけにこの夏の活躍はこれで終わらないでほしいところでしょう。

福島競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
津村明秀 2-0-0-7/9 22.20% 22.20% 22.20% 248 53
吉田豊 1-2-0-7/10 10.00% 30.00% 30.00% 20 69
蛯名正義 1-1-2-5/9 11.10% 22.20% 44.40% 77 71
柴田大知 1-1-2-4/8 12.50% 25.00% 50.00% 71 235
田辺裕信 1-1-1-4/7 14.30% 28.60% 42.90% 55 94
石橋脩 1-0-0-8/9 11.10% 11.10% 11.10% 135 45
石川裕紀 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 50 21
柴田善臣 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 46 21
嘉藤貴行 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 94 34
杉原誠人 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 825 160
岩部純二 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 112 47
戸崎圭太 0-2-1-5/8 0.00% 25.00% 37.50% 0 55
大野拓弥 0-2-1-7/10 0.00% 20.00% 30.00% 0 122
内田博幸 0-1-1-7/9 0.00% 11.10% 22.20% 0 26
野中悠太 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 704
木幡巧也 0-1-0-10/11 0.00% 9.10% 9.10% 0 38
田中勝春 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 18
横山典弘 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 58
丸田恭介 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 167
大庭和弥 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 50

多くの騎手で星を分け合った格好にはなりましたが、複勝率の高さで注目したいのは宝塚記念を制した蛯名正義騎手と、ここ数週間で息を吹き返しつつある柴田大知騎手。流れに乗ってこの日も良い成績を収めていますし、更に夏競馬を牽引するだけの活躍につなげてほしいものです。

複勝率こそ低いものの2勝で、福島リーディングを取った相性の良さを示してくれた津村明秀騎手にとってもここ数週間は正念場。いつもより高めに設定されたハードルを越していけるのか、信頼を勝ち取れるのか。更なる高みを目指して挑む夏はどのような結果が待っているでしょうか。

回収率では若手騎手が存在感を示しました。特に杉原誠人騎手は一発の魅力を兼ね備えていますし、ムラはありますが好調持続と見ていいでしょう。一方狙いどころが難しいですが、野中悠太郎騎手の複勝回収率は驚異的。飽くなき勝利を目指す姿勢を何とか見せてくれただけに、あと欲しいのは結果だけでしょう。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

中京4R(3歳以上障害オープン) 1着 ⑬ダンツメガヒット 佐久間寛志騎手

5月末にスピード感あふれる騎乗で、複勝1200円台の配当を持ってきた佐久間寛志騎手。ようやくその努力が実を結んだような勝ち方でしたが、なかなか真似の出来ない勝負の決め方でしたし勇気を持って望んだ心意気を評価します。

まずスタートですが、大外枠からタイミング良くスタートを切り無理なく先行。第1障害までの入りは実にスムーズで、思い描いていたプラン以上に上手く行ったように見えます。
そこまで速いペースではなかったものの追い掛けず、大外枠から最内に入れて無理をさせないで中団を追走。ロスなく運んで脚を溜める作戦へスムーズにチェンジしましたが、このあたりは中山グランドジャンプと同様に中団を追走させる経験をフルに生かしてきました。

2週目の3コーナーからは最内をジワジワと追い上げるのも見事でしたが、圧巻は最終障害前からスピードに乗せて飛越させる芸当。
これが着地直後の脚色の差になって完勝へと導きました。

冬の開催では最終障害で勝負を決める濱野谷憲尚騎手の、ほぼ完璧な勝ちパターンが炸裂していたにもかかわらず、アッサリとスピードの違いで封じ込めたのですから、着差以上に大きな勝利でした。

作戦通りに運ぶ事はもちろんですが、リスクを恐れず思い切り良く実行するための勇気は、本当に頭が下がる思いです。恐怖心や迷いを振り切るような決断の先に劣勢を逆転する力があることを証明してくれたような一戦でした。

勝負どころの仕掛け方は馬の強さ以上に、佐久間寛志騎手のファインプレー無くして成立しなかった決め手の見事さは目を見張るものがあります。簡単に真似ができる芸当ではありませんが、平地のレースでも参考になることが詰まった騎乗ぶりでした。

若手騎手や騎手過程で学ぶ生徒にも、頭の中の騎乗プランと比較して更に上達するひとつの指標として欲しいぐらい、人馬一体となったとても良い勝ち方だったと言えます。

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