【先週の結果分析とベストプレー賞】騎手成績回顧2016.04.30

スポンサーリンク

「先週の結果分析」のコーナーです。
各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう

4月30日、土曜日の結果を振り返りたいと思います

新潟競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
菱田裕二 3-0-1-3/7 42.90% 42.90% 57.10% 234 98
勝浦正樹 1-1-1-6/9 11.10% 22.20% 33.30% 60 64
横山和生 1-1-0-1/3 33.30% 66.70% 66.70% 353 136
丸山元気 1-1-0-5/7 14.30% 28.60% 28.60% 170 62
石橋脩 1-0-0-4/5 20.00% 20.00% 20.00% 56 26
長岡禎仁 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 115 37
木幡初也 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 67 32
加藤祥太 1-0-0-5/6 16.70% 16.70% 16.70% 130 43
森一馬 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 1003 246
山本康志 1-0-0-1/2 50.00% 50.00% 50.00% 485 145
津村明秀 0-2-1-3/6 0.00% 33.30% 50.00% 0 136
原田和真 0-2-0-4/6 0.00% 33.30% 33.30% 0 61
岩崎翼 0-2-0-1/3 0.00% 66.70% 66.70% 0 410
川須栄彦 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 28
小坂忠士 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 275
小野寺祐 0-1-0-1/2 0.00% 50.00% 50.00% 0 320
中井裕二 0-0-2-2/4 0.00% 0.00% 50.00% 0 185
木幡巧也 0-0-1-8/9 0.00% 0.00% 11.10% 0 16
北村友一 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 123
丹内祐次 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 23
木幡初広 0-0-1-3/4 0.00% 0.00% 25.00% 0 62
黛弘人 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 43
蓑島靖典 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 110
熊沢重文 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00% 0 80

5Rまでは死んだふりだった菱田裕二騎手が、鬱憤晴らしの3勝を挙げる活躍。これまでの実績を考えれば当然とも言えますが、鮫島克駿騎手や松若風馬騎手との若手同士の競り合いをどう戦うのか。同期と同じく勝負の5年目、後半戦の巻き返しを期待しましょう。

ジワリと復調気配のある津村明秀騎手、勝ち星こそありませんでしたが複勝率5割は不気味な存在。昨年マークした勝率5%には少々厳しい状況ですが、複勝率21%に迫る19.3%まで回復させてきた勢いが今後も続けば、300勝を挙げて今まで以上の充実した1年にする事も可能でしょう。

昨年の成績を考えれば若干物足りない気もしますが、勝率4%台を何とかキープするなど健闘している横山和生騎手は、この日の勝利で何とか踏ん張った印象があります。
複勝率を含めて維持するのではなく、積み増す意識を持って臨めていますし、冬場は穴馬券も演出するなど印象に残る活躍が多い1年になりつつあります。
減量のある若手との競り合いを考えれば厳しい事に変わりはありませんが、ここから更に加速出来れば、特定の条件や戦法で強みを持った騎乗が出来るようになるはずです。

京都競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
岩田康誠 4-1-0-5/10 40.00% 50.00% 50.00% 207 114
福永祐一 2-2-0-5/9 22.20% 44.40% 44.40% 127 75
武豊 1-2-0-7/10 10.00% 30.00% 30.00% 63 91
川田将雅 1-0-2-6/9 11.10% 11.10% 33.30% 40 52
小牧太 1-0-2-5/8 12.50% 12.50% 37.50% 63 115
松山弘平 1-0-1-8/10 10.00% 10.00% 20.00% 105 57
太宰啓介 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50% 348 90
秋山真一 1-0-0-6/7 14.30% 14.30% 14.30% 215 58
義英真 0-2-0-2/4 0.00% 50.00% 50.00% 0 562
和田竜二 0-1-0-11/12 0.00% 8.30% 8.30% 0 23
藤岡佑介 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 27
佐藤友則 0-1-0-10/11 0.00% 9.10% 9.10% 0 22
国分恭介 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 128
古川吉洋 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 53
松若風馬 0-0-2-8/10 0.00% 0.00% 20.00% 0 136
城戸義政 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 31
国分優作 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 77
松田大作 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 60
酒井学 0-0-1-7/8 0.00% 0.00% 12.50% 0 841
武幸四郎 0-0-1-2/3 0.00% 0.00% 33.30% 0 190

いよいよ研究の結果が出てきたのか、それとも取りこぼしている場合で無いと気づいたのか。岩田康誠騎手がジワリジワリと勝率を上げつつあります。この日も4勝と十分な存在感を示しましたが、肩口や顔付近の見せ鞭は相変わらず上手さを発揮しており、追い動作の力強さもあるので、後ろ脚への鞭入れがやはり課題になるのでしょう。
何を目指しているのかは掴みかねますが、馬の呼吸とタイミングが合うかどうかは今後も不確定要素。そこさえクリアしたらこんな成績で低迷はしていないでしょう。

福永祐一騎手は騎乗馬の質もありますが、堅実に成績を積み重ねている点は無視できません。クラスが上がった時の勝負弱さもありますが、それでも2勝+2着2回は立派。堅実に稼げる所で稼ぐ事で今まで以上に良いリズムを呼び込んできそうです。

全体的に低調なリズムに追い込まれる騎手が多い中、義英真騎手が復活の兆しを感じさせるような騎乗。環境が変わり慣れていない点もあるのでしょうが、2着2回は今年のこれまでの成績を考えれば十分すぎる程のアピールになりました。
デビュー年こそ芝の成績がリードしたものの、昨年以降は芝は壊滅的。まずはダート戦での実績づくりと、人気薄でも展開を上手く利用した極端な戦法で、閉じかけた活路を再び切り拓いてもらいましょう。

東京競馬場の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
田辺裕信 2-1-2-5/10 20.00% 30.00% 50.00% 248 177
柴田大知 2-1-0-6/9 22.20% 33.30% 33.30% 397 128
吉田豊 2-1-0-5/8 25.00% 37.50% 37.50% 155 58
内田博幸 1-1-0-9/11 9.10% 18.20% 18.20% 46 67
ルメール 1-0-3-4/8 12.50% 12.50% 50.00% 62 77
戸崎圭太 1-0-3-5/9 11.10% 11.10% 44.40% 154 90
石川裕紀 1-0-1-6/8 12.50% 12.50% 25.00% 372 188
横山典弘 1-0-0-2/3 33.30% 33.30% 33.30% 83 46
藤田菜七 1-0-0-3/4 25.00% 25.00% 25.00% 240 87
武士沢友 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 405
大野拓弥 0-1-0-7/8 0.00% 12.50% 12.50% 0 17
菊沢一樹 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30% 0 40
蛯名正義 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 30
高倉稜 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 470
柴田善臣 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00% 0 112
四位洋文 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 76
田中勝春 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30% 0 90
ボウマン 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 24
三浦皇成 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 52
嘉藤貴行 0-0-1-6/7 0.00% 0.00% 14.30% 0 121

重賞開催日で勝ち星が分散傾向になっていた中で、半数のレースで馬券圏内に入る田辺裕信騎手。いよいよ完全復調と捉えて良いでしょう。人気薄をそこそこ持ってきて複勝回収率が良いあたりも好調のバロメーターとして目立ちます。今後も一般戦では積極的に狙っていきたいですね。

藤田菜七子騎手は8Rで通算2勝目。やはり芝よりはダート、午前中よりも午後の一般戦、長距離よりは1400m以下が狙いどころになるのでしょうか。
相手に恵まれるなど活躍の条件が絞られるだけに、同期の中でも置いてけぼりにされつつありますが、意識して身体の使い方を変えないといけない時期でもありますし、今一度どんな騎乗姿勢を目指すのか、目標を見定めてもらいましょう。

あまり多く乗らない分地味ではありますが、調子の良さを持続している田中勝春騎手は今後も要警戒でしょう。それ以上に人気薄で警戒したいのは、冬場の不調を取り返す勢いの高倉稜騎手。
立て続けに持ってくる訳ではありませんが、一日通して追い掛け甲斐のある成績を続けています。調教にも良く乗る騎手ですし、遠征時には何かしらの意図があるはずなので、今後も狙いうちが可能なこの勢いを大切にしてほしいところです。

CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

PLAY_OF_THE_DAY

新潟1R(障害オープン) 3着 ドリームハヤテ 熊沢重文騎手

極端なスローペースになることがある新潟競馬場の障害戦、他馬よりも2kg重い斤量にもかかわらず果敢に逃げ粘った騎乗を評価したいと思います。

差してこそ持ち味を出す森一馬騎手や、小野寺祐太騎手に目標にされてしまい、僅かな着差で3着に敗れてはしまいました。

ですが、後方で脚を余して終わってしまった馬も居る中で、目標にされて貯める事無くしっかりと逃げる事でレース全体を少しでも引き締めようとする姿勢は、自分から仕掛ける事が少なくなった競馬界では希少な存在。

平地でも障害でも他の自滅を待つ戦法が主流になりつつありますが、馬の実力を適切に捉えて、昔ながらの強い競馬をしに行ってくれた仕事ぶりは評価に値します。

改めて「レースとは何か?」「逃げとは何か?」を考えさせてくれて、背中で示してくれる生きた教材から、後輩や騎手課程の生徒は多くの事を学んでほしいと願います。

前に行かなきゃ開けない活路と言うものが、存在するのですから。

スポンサーリンク


PAGE TOP