【京成杯AH 2016 予想】池添謙一がマイルで躍動する理由

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皆さまごきげんよう、多幸です。

「騎手で買う」を馬券の収支に繋げられるか・・・を考えるブログより

2016年9月11日分の予想を公開します。

こちらの記事では

  • 京成杯オータムハンデ(11R 15:45発走予定)

についての予想および見解をお伝えします。

なお、セントウルステークス

の予想については、当ブログのメールマガジンにて、レース当日の朝9時以降に公開致します。

馬自身に課題はあっても、騎手にしてみればマイルは歓迎のクチ

今年の春競馬、GIシリーズを大いに盛り上げてくれた池添謙一騎手。
かつてはオルフェーヴルとのコンビでクラシック3冠を成し遂げるなど、GIで数多くの勝利を挙げている騎手でもあります。

そんな池添謙一騎手、初めてのGI勝利はデビュー4年目と言う早さ。2002年の桜花賞でした。
つまり、マイルの競馬で結果を残して活躍の土台を作った騎手と言えます。

翌年の2003年には当時ではなかなか考えられなかったサンデーサイレンス産駒のデュランダルが、気性面の課題を克服するためにスプリント戦線に参戦しスプリンターズステークスを制すると、マイルチャンピオンシップも続けて制覇する活躍を見せました。

池添謙一騎手にとっては、マイルの距離で残した経験や実績が基になっていると言っても、過言ではないでしょう。
現役騎手の4年目と言えば、岩崎翼騎手や城戸義政騎手。
5年目と言えば代表的なのは菱田裕二騎手。

当時と競馬や騎手を取り巻く環境こそ違えど、どれほどの偉業だったかを考えるには十分な物差しになりますね。

他の距離よりも連対率が高いのがマイル戦で、クラシックディスタンスは勝率が優秀

距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1200m 55- 71- 65- 452/ 643 8.60% 19.60% 29.70% 92 90
1400m 28- 39- 23- 318/ 408 6.90% 16.40% 22.10% 113 103
1500m 9- 5- 5- 64/ 83 10.80% 16.90% 22.90% 56 49
1600m 61- 61- 40- 465/ 627 9.70% 19.50% 25.80% 105 76
1800m 73- 52- 74- 487/ 686 10.60% 18.20% 29.00% 108 90
2000m 47- 51- 59- 376/ 533 8.80% 18.40% 29.50% 61 80
2200m 13- 14- 12- 89/ 128 10.20% 21.10% 30.50% 106 111
2400m 17- 15- 7- 91/ 130 13.10% 24.60% 30.00% 100 69
2500m 4- 0- 4- 16/ 24 16.70% 16.70% 33.30% 64 109
2600m 8- 6- 3- 42/ 59 13.60% 23.70% 28.80% 109 71
3000m 1- 1- 2- 8/ 12 8.30% 16.70% 33.30% 11 42
3200m 0- 1- 2- 5/ 8 0.00% 12.50% 37.50% 0 256
3400m 0- 0- 0- 2/ 2 0.00% 0.00% 0.00% 0 0
3600m 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00% 0 0

過去10年のデータを参照すると、マイル戦での勝ち星が61勝となかなかの高水準。
1800m戦がより勝利数は多いのですが、連対率を見るとやはりマイル戦は優秀な成績を残しています。

1200m戦でも良い成績を収めていますが、マイル戦での実績はなかなかのものです。
今回の京成杯オータムハンデではロードクエストが、今まで実績の無かった右回りコースや中山競馬場の坂路をどうこなすかがカギを握ると思います。

そのあたりを考える点でも池添謙一騎手のデータをもう少し掘り下げて見ます。

左回りのレースよりは右回りのレースが狙い目!

過去10年分のデータより、池添謙一騎手の芝での成績を右回り・左回りで考えてみましょう。
同時に「前走左回り」「前走右回り」と言う観点でもデータを抽出してみました。

前走場所 着別度数 勝率 連対率 複勝率
右→右 200- 219- 198-1466/2083 9.60% 20.10% 29.60%
左→左 13- 12- 12- 118/ 155 8.40% 16.10% 23.90%
右→左 29- 20- 20- 219/ 288 10.10% 17.00% 24.00%
左→右 39- 32- 36- 302/ 409 9.50% 17.40% 26.20%

おいこら!と言いたくなる結果でしたが、実は前走左回りから右回りに変更すると少し成績が悪くなるのです。
しかし、これをマイル戦で限定すると話が変わってきます。

前走場所 着別度数 勝率 連対率 複勝率
右→右 38- 40- 26-272/376 10.10% 20.70% 27.70%
左→左 4- 1- 2- 22/ 29 13.80% 17.20% 24.10%
右→左 4- 2- 3- 42/ 51 7.80% 11.80% 17.60%
左→右 5- 6- 2- 49/ 62 8.10% 17.70% 21.00%

全体的に成績が下がる傾向こそありますが、実は前走右周り→左回り(下から2行目)では成績が悪くなっているのが確認できますでしょうか。
この条件でGI2着になったのが、今年のNHKマイルカップでのロードクエストです。

そして、全体に較べて健闘しているのが前走左回り→右回り(いちばん下の行)では、連対率がそこまで落ちていません。
勝率こそ9.5%→8.1%にダウン。
複勝率も26.2%→21.0%とダウン。
これだけならマイル戦が得意とは言えども、すこし疑って掛かりたくなります。

しかし、連対率だけは別。17.4%→17.7%と微増でもアップはアップ。

こうなると不得意な条件を克服して、秋初戦として良いスタートを切れるだけのレースはしてくるのではないでしょうか。

結論は取りこぼしの2着の可能性はあるが、馬の能力+55kgなら1着は十分考えられる。

もともとマイル戦は実績を残してきた池添謙一騎手ですし、
本来は逃げや先行で持ち味を発揮する騎手でもありました。

しかし、差し馬や追い込み馬でも馬の実力をしっかり発揮するようになり、
今では現役屈指の差し屋になりつつあります。いや、既に為っていると言って良いでしょう。

そんな池添謙一騎手にとっては、本来なら少しゆったりしたペースで強いロードクエストが、強力な相棒です。
あまり得意でない右回り→左回りのレース、しかもかなり速いペースで流れたNHKマイルカップで2着した馬なら、皐月賞や日本ダービーのハイレベルな戦いでは善戦止まりであっても、得意のマイル戦なら実力として不足していることは無いと考えられます。

こうなれば新潟2歳ステークスや中山でのホープフルステークスで見せたような、圧倒的な末脚が再現される可能性が高まってくるでしょう。
もし坂路が苦手ならば、ホープフルステークスの末脚は実現できなかったはず。
様々な課題を乗り越え、マイル王者のモーリスに際どく迫るの物語が始まりそうです。

京成杯オータムハンデはこの様に評価しました

***(3つ星評価)

池添謙一騎手

騎乗馬:⑩ロードクエスト

休み明けに、右回りと直線の坂を乗り越える課題はかなり高いハードルでもあるが、もっと高いハードルだったハイペースのNHKマイルカップ2着で実力は抜けている。55kgのハンデなら歴戦の勇者と互角以上に戦える。

**(2つ星評価)

小牧太騎手

騎乗馬:⑦ピークトラム

高速馬場の超高速決着は流石に対応できなかったが、マイル戦の実績は今年の夏で実証済み。やや馬場が渋るようなコンディションも決してマイナスにならなそうなパワーを兼ね備えている点も好感。
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松若風馬騎手

騎乗馬:⑭ダノンリバティ

騎手の実績を考えればマイル戦はそこまで強調できないが、雨が降ったり止んだりで少しは時計が掛かるコンディションなら見直しは必要。他が苦手にする分だけ馬の実力が底上げされて、ダート重賞でも好走していたパワーを利用して思い通りのレースが出来れば。

*(1つ星評価)

柴山雄一騎手

騎乗馬:⑫スマートオリオン

本来はもっと内側の枠が欲しかったが、運良く内に潜り込めるようなら状態の上積みを含めて面白い存在。落ち着いた流れでも対応できる力はあるし、やや重程度なら馬場もこなせる下地は昨年の中京記念でパワーの一端を見せている。

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戸崎圭太騎手

騎乗馬:③カフェブリリアント

超高速決着は苦手なので、この馬場なら経済コースを通ってスルスルと上がり馬券圏内に突っ込んでくる余地はある。鞍上と手が合うようなら乗り替わりは間違いなくプラス、マイナスにならないだけでも前進は必至。
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松岡正海騎手

騎乗馬:④シベリアンスパーブ

中山マイルでの実績は十分ある騎手で、人気薄なのに状態は雲泥の差でよくなっているのであればハンデ戦でマークしておきたいところ。前走で取ったポジションより前で競馬をして、脚をしっかり貯められればかなり際どい勝負になりそうなのは、今年の京都金杯で証明済み。
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以上、京成杯オータムハンデの予想でした。

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予想

Posted by 多幸


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