【オークス 2016 データ】ルメールはジンクスを破れるか?

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皆さまごきげんよう、多幸です。

重賞レースの注目ジョッキーにスポットを当てて検証してみます。

今回は、5月22日に東京競馬場で行われるメインレース、オークスへ出走予定の「エンジェルフェイス」に騎乗予定、C.ルメール騎手のデータにスポットを当ててみたいと思います。

前哨戦を勝って本番に臨むと言うローテーション、桜花賞組との対戦で力関係が気になるところではありますが、騎手の傾向としてGIではなかなかジンクスを破れないでいます。さて、今回はどうなるのでしょうか?

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牝馬に強いC.ルメールではあるが・・・

昨年の通年免許を取得して以降、平場のレースを含めて勝ち星を荒稼ぎしているC.ルメール騎手。

特に重賞ではM.デムーロ騎手を抑えて牝馬騎乗時の成績が優秀なのが特徴です。

芝の重賞に牝馬で騎乗した成績を、2015年の通年免許が交付されて以降2016.05.15までの期間で集計するとこのような成績となります

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 2着率 3着率
ルメール 2-0-3-6/11 18.20% 18.20% 45.50% 0.00% 27.30%
M.デム 1-1-0-4/6 16.70% 33.30% 33.30% 16.70% 0.00%

勝率は3割、複勝率に至っては5割を超えていて、回収率も文句の付けようがありません。

メジャーエンブレムでこそ勝てたけれども

さらにGIに牝馬で騎乗する機会に限定しても、NHKマイルカップの勝ちが効いていて、数字はこのようになっています。

騎手 1走当賞金 単勝回収値 複勝回収値
ルメール 2430万円 43 126
M.デム 2350万円 83 106

流石に回収率こそ落ちますが、現時点ではM.デムーロ騎手よりも勝率や複勝率、それから回収率もリードしています。

これだけ見ればチェッキーノではなくエンジェルフェイスで参戦する今回も、かなり良い勝負になるどころか勝てるのではないか?とすら思えてしまいます。

ですが、C.ルメールが勝てたのは「メジャーエンブレム」で制した阪神ジュベナイルフィリーズと、NHKマイルカップだけ。

しかも、どちらもスンナリと逃げられた場合で、騎乗馬の得意な戦法に持ち込めた場合に限定されています。

ジンクスはGIでスンナリ勝てないこと

C.ルメール騎手に限った事ではありませんが、GIをスイスイと勝つ事なんて言うのは、並大抵の騎手には不可能です。

だからこそ予想が毎回難しくなるのですが、C.ルメール騎手は「ジンクス」と呼べるほど、ある共通点を繰り返しています。

その傾向を、ここでおさらいしておきたいと思います。赤い文字は牝馬での成績を表わしています。

①前哨戦(前走)には騎乗せず、GIに臨む場合

コンテッサトゥーレ(15桜花賞3着)※前走6着
ルージュバック  (16ヴイクトリアマイル5着)※前走2着

エンジェルフェイス(16オークス)

サトノクラウン  (15皐月賞6着)
ブレイズアトレイル(15安田記念6着)
リッチタペストリー(15スプリンターズステークス6着)
ペルーサ     (15ジャパンカップ17着)

※腕を見込まれて騎乗依頼が来るも、GIではなかなか馬券圏内には来れません。唯一のケースは15年桜花賞で、この時は前走で6着に敗れていた牝馬での事例です。

②前哨戦(前走)に騎乗し、勝利してGIに臨む場合

ラキシス     (15宝塚記念8着)
タッチングスピーチ(15秋華賞6着)
メジャーエンブレム(16桜花賞4着)

(チェッキーノで参戦している場合はここに該当します)

リアファル    (15菊花賞3着)
ノンコノユメ   (15チャンピオンズカップ2着)※前走GI

※牡馬なら何とか馬券になりますが、それも3歳限定。牝馬ではまだ馬券になった事が無く、サンデーレーシングの所属牝馬が2頭連続と言うケースです。
8→6→4→と来ているのですから、当然次は・・・と考えたくもなりますが、もしチェッキーノに騎乗していたとしても3歩進んで2歩下がると言うパターンもだったかもしれません。

③前哨戦(前走)に騎乗するも2・3着に負けて、GIに臨む場合

コンテッサトゥーレ(15オークス16着)※前走GI
メジャーエンブレム(15阪神ジュベナイルフィリーズ1着)

サトノクラウン  (15天皇賞・秋17着)※前走GI
サトノアラジン  (15マイルチャンピオンスシップ4着)
リアファル    (15有馬記念16着)※前走GI
ノンコノユメ   (16フェブラリーステークス2着)※前走GI

サトノダイヤモンド(16日本ダービー)

※2歳戦やダート戦なら馬券になった前例はありますが、やはり苦戦続きの印象は否めません。

④前哨戦(前走)に騎乗するも4着以下に負けて、GIに臨む場合

レッドリヴェール (6着→15ヴィクトリアマイル4着)
タッチングスピーチ(6着→15エリザベス女王杯3着)※前走GI
アルビアーノ   (5着→16高松宮記念3着)
メジャーエンブレム(4着→16NHKマイルカップ1着)※前走GI

サトノクラウン  (6着→15日本ダービー3着)※前走GI

※こちらは不振を極めるレッドリヴェールですら惜しくも4着ですから、ほぼ信頼に出来るに等しいパターン。
GIでルメール騎手を狙うなら、こう言った臨戦過程と言うのが定説になるのかもしれません。
①の馬券になったケースも掲示板を外して6着に敗れた馬の乗り替わりと言うケースでしたね。

今回は『①前哨戦(前走)には騎乗せず、GIに臨む場合』に該当します

流石にこうも何回も続くと、良くない流れを断ち切ったり、破るのは至難の業であるように思えます。

牝馬ではまだ馬券になった事が無く、しかも今回は前走に乗った馬を敵に回して参戦しますし、前走負かした馬はその後馬券圏内に入り込めずに、苦戦している馬ばかりです・

今回、余程大きなミスでもしない限りは今後も騎乗依頼は来るでしょうけど、前哨戦(前走)で乗っていない馬に乗るケースは短期免許時代ならありましたが、勝てたのは歴史的な名馬ばかり。今後もこの傾向は続いて行きそうです。

エンジェルフェイスもチェッキーノも、父キングカメハメハ

父キングカメハメハと言うのが、今回のオークスではかなり重要なカギを握っていると考えられます。

キングカメハメハの2代前(チェッキーノから数えて3代前)にはミスタープロスペクターと言う有名な種牡馬が居ます。

フローラステークスの2着にはヴィクトワールピサ産駒のパールコード、3着にはディープインパクト産駒のアウェイクが入っていますが、パールコードもアウェイクも4代前にミスタープロスペクターの血が入っている血統背景があります。

4月下旬から始まっていた「2回東京開催」では、キングカメハメハ産駒はディープインパクト産駒を上回る10勝を挙げてトップを独走するなど勢いに乗っています。

芝のレースに限定してもディープインパクト産駒の6勝に次いで4勝と2位の成績を挙げており、この勢いがオークスでも通用するかどうかも非常に注目が集まっています。
エンジェルフェイスに関しては姉2頭が重賞ウイナーでもありますが、オークスでは結果を出していません。血統に関するお話しは、予想の参考になると思いますので無料のメールマガジンの記事(日曜朝9時ごろ配信予定)でお楽しみください。

厩舎の成績も、推奨材料にはかなり乏しい

藤原英昭厩舎の東京の芝2400mでのGI成績を見ると、日本ダービーこそ1勝していますが、オークスでは3着1回。他のGIでは壊滅的な状況で1-0-1-16/18と言う成績です。

あとはちょっとオマケみたいなもんですが、藤沢和雄厩舎も東京芝2400mでのGI成績を見ると、ジャパンカップこそ1勝していますが日本ダービー0勝、オークス0勝。

複勝の平均配当が200円を超えるいて、1番人気と2番人気は全滅です。3番人気に落ち着けば結果を残していますが、それでも最高2着止まり。

今回、桜花賞馬のジュエラーが骨折して戦線離脱してしまい、かなりの注目を集める様になってしまったのは、厩舎のデータ上でもかなり痛いのです。いや、もう激痛と言えるレベルです。

ちなみにチェッキーノの母である、ハッピーパスも藤沢和雄厩舎の所属馬で2001年のオークスに参戦していますが、8番人気で0秒7差の7着に敗れています。

着別度数 勝率 連対率 複勝率 2着率 3着率
全体 1-2-6-31/40 2.50% 7.50% 22.50% 5.00% 15.00%
3歳クラシック 0-2-2-20/24 0.00% 8.30% 16.70% 8.30% 8.30%
日本ダービー 0-2-1-15/18 0.00% 11.10% 16.70% 11.10% 5.60%
オークス 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0.00% 16.70%

当然、オークスの回収率は、藤原英昭厩舎も藤沢和雄厩舎も惨憺たる成績。

騎手の不振なデータに追い打ちを掛ける様な状況ですので、今回のオークスで勝ちを望むと言うのは、かなり酷な要求である様に感じてなりません。

調教師 1走当賞金 単勝回収値 複勝回収値 平均着順 複勝平均
全体 2034万円 6 46 8.3着 206
3歳クラシック 1048万円 0 39 8.8着 238
日本ダービー 961万円 0 37 10.2着 227
オークス 1311万円 0 45 4.5着 270

結論としては、今回もジンクスは破れずに、勝てない

前哨戦(前走)で騎乗しないケースは、通年免許取得以前ならC.ルメール騎手が勝ったGIに関してはありました。

ウオッカやハーツクライでは達成していた事ですから、エンジェルフェイスがそれだけの歴史的名馬であれば素直に脱帽と言う事です。それこそ、歴史が動く瞬間でしょう。

せめて今回の様な臨戦過程でもチェッキーノであれば入着出来る可能性はあったかもしれないのでしょうが、フラワーカップ組はその後のフローラステークスやスイートピーステークスで見せ場が殆ど無く負けている面から観ても、強調材料が少ないのが今回のオークスですので、例え馬券の買い目から外したとしても問題無いでしょう。

もしもチェッキーノを選択していたとしても、1着固定に据えるのだけは避けた方が賢明だったと考えられるデータもご紹介しました。

以上、オークスのデータ特集「ルメールはジンクスを破れるのか?」でした。

予想の見解につきましては無料のメールマガジンと、オークスの予想記事(土曜日以降アップロード予定)にて公開致します。

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データ

Posted by 多幸


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