【フローラS 2016 データ】牝馬と東京開幕週に強い騎手は?

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皆さまごきげんよう、多幸です。

重賞レースの注目ジョッキーにスポットを当てて検証してみます。

今回は、日曜日に東京競馬場で行われるメインレース、オークストライル・フローラステークスで注目してみたい騎手にスポットを当ててみたいと思います。

まずは騎手の実績を観る前に、予想の根幹となる部分を大前提として振り返っておきたいと思います。

昨年に続いて、エアレーション作業済み

JRAのホームページを観たところ、以下の様に記載がありました。

(引用)
(2)芝の状態
野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。
第1回東京競馬終了後、野芝の生育を促進させる為の更新作業を行うと共に、開催で傷んだ箇所は蹄跡補修・洋芝追加播種・シート養生を行いました。芝の生育は順調で全体的に良好な状態です。
第1回東京競馬終了後、芝馬場のクッション性確保のためエアレーション作業を実施しました。
芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。
(引用終わり)

エアレーション作業を行ったのは昨年の4月末に行われたフローラステークスでも同じです。

芝コースに無数の穴を開けるなどして、芝のすぐ下にある土を解す作業なのですが、これが馬場を柔らかくして競走馬の脚に負担を掛けにくくなる効果などがあります。

で、そう言った事を行った昨年の開幕週はどんな事が起きたかと言うと・・・、

「前走であと一歩だった馬」がバンバン馬券圏内に突っ込んでくるようになりました。

だからこそ狙いたいのは、前走非常に強い競馬をした馬よりも「惜しくも僅差で負けてしまった馬」と言う事になると考えました。

昨年の東京開幕週の日曜日、馬券の傾向をもう一度おさらいします

昨年の2回東京開催2日目は、芝のレースが6鞍行われました。

そこで勝った馬や重賞レースでの好走馬の特徴を、今一度振り返ってみましょう。

今年も同じような傾向が続くと考えれば、そこを狙い撃ちした方が予想も簡潔になりますし、なおかつ旨味もあります。

こんな実績の馬は要注意!人気でも疑ってみましょう!

前走が上がり最速だった馬

  • 前走上がり1位で勝った馬は3戦全敗

特徴として挙げられるのが、前走上がり1位で勝った馬が苦戦していると言う事です。

当然人気にもなるはずの馬が苦戦するのは、前走強い内容で勝った馬場が「硬め」だった事が結構大きな要素でもあります。

今回走る東京コースの馬場状態が「柔らかめ」なので、前走勝った芝とは全く違うのを念頭に置いておきましょう。それがエアレーション作業と言うものなのです。

××今年の該当馬××

エマノン、シークザフューチャ、チェッキーノ

前走が上がり2位だった馬

同じように、終いの脚がしっかりしている馬はそこそこ強いんです。しかし、勝ち切れません。

平場のレースなら馬券になっていますが、フローラステークスでは4着・15着と敗れています。しかも、上がりの脚はともに34秒0とまずまずな末脚は出しているのです。

これは他の馬とあまり変わらないのが大きな要因で、みんなで一緒に同じような脚を使ってしまうレースになってしまったのです。

これでは前走の決め手になっていた自慢の末脚も、意味がほとんど無くなってしまうのです。

××今年の該当馬××

パールコード、ビッシュ

前走が上がり3位だった馬

同じように、終いの脚がしっかりしている馬はそこそこ強いんです。しかし、勝ち切れません。

フローラステークスでは8着・12着と敗れています。しかも、上がりの脚は最速タイの33秒8を使っていますが、結局は他の馬とあまり変わらないために、みんなで一緒に同じような脚を使ってしまうレースでは着順は良く無かったと言う結果に。

この馬も騎手のデータがどうこう言う前に、割り引いて考えてみましょう。せっかくのエアレーション作業後と言う大きなヒントがある訳ですし。

××今年の該当馬××

クロコスミア、ショコラーチ、フロンテアクイーン

一方、こんな馬は推奨材料として注目してみましょう

人気上位が予想される実績馬が、昨年同様の傾向だったとした場合はバッサリ消せてしまえます。

勿論騎手の実績だけを考えればそんな事は出来ないのですが、有力騎手がこぞって参加する今年は、例年以上にハイレベルな争いは予想されますので、馬場傾向を掴んでおくことも必要だと考えます。

そんな中で、こう言う馬が昨年は馬券になったと言うケースを御紹介したいと思います。フローラステークスを含め平場のレースでも使えそうな傾向も掲載しておきました。

前走上がり1位だったが、勝っていない馬

  • 前走上がり1位で、2着だった馬は3頭とも馬券圏内で1勝。3着だった馬も3頭中1頭が勝利。
  • 前走上がり1位で、5着だった馬も1頭居て、2着に食い込んでいる

特に強いのが上がり最速の脚を使ったのに負けていたと言う馬。6レース中2勝を挙げたケースなので、信頼に値すると考えられます。

・・・いや、もうね、それしか狙うなよって言うぐらいなんですよ。マジで、これは。

もしもこれに騎手のデータが得意としているとかってアシストするなら、鬼に金棒ですって。

第一人気上位の馬は先程の「疑ってかかれ」で除外しているんですから、必然的にかなり美味しい馬券となります。

昨年は昨年だろって?

そうとも言えますよ。でも「歴史は繰り返す」って、良く言うじゃないですか。

来る馬と来ない馬がはっきり分かれる2回東京開催の前半って、例年そうなんですがかなりいつもと違う傾向が出やすいんです。

雨が降った影響が残ったり、生育状態が良いから芝丈(芝の長さ)が長かったりして、他の開催より以上に時計が掛かったりパワーが要求されたり、特殊な芝状態である事が多いんです。

こんな特殊な東京の芝状態の開幕週、馬券で狙わないで、いつ狙うの?

今でしょ!

昨年はマキシマムドパリが3着に突っ込んできた条件でもあります。上がり最速で惜しくも負けた馬、是非とも今週日曜日に狙ってみましょう。

○○今年の推奨馬○○

ファイアクリスタル

前走の上がりは目立たないのに、掲示板を確保など大崩れしなかった馬

  • 前走の上がりは4位~5位
  • 前走の着順が5着以内

昨年の勝ち馬・シングウィズジョイがそうだったように、末脚はそこそこ早かったが上位3位に入らないと言う馬が結構成績が良いのです。

加えてシングウィズジョイは君子蘭賞を勝った実績がありました。

前走勝っていれば昇級戦でも・・・とは行かなかったのが他のレースでありましたし、昨年のフローラステークスでは未勝利をまずまずの脚で勝っていたゴージャスガールも、上がり最速タイの33秒8こそ繰り出しましたが9着に敗れていますので、これだけで即OKとは言えません。

しかし、未勝利ではこの条件から勝ち馬が出ているので、傾向としては決して強力なマイナスでは無いと考えます。

○○今年の推奨馬○○

クィーンズベスト

前走の上がりは目立たない馬は、こちらも注目!

  • 前走の上がりは6位以下、つまり上がりの脚は目立っていない馬
  • 前走の着順が5着以内

この条件では未勝利戦を含めて6頭出走してきて4頭が複勝圏内に突っ込んできました。
うち1頭は未勝利とは言え勝ちましたし、フローラステークスでもディアマイダーリンが2着に入る大健闘を見せてくれました。

誰が観ても分かる様なメチャクチャ強い競馬をする馬よりも、結構強い競馬をしているのに目立たない馬がより強さを発揮する、そんな特殊な条件なのです。

○○今年の推奨馬○○

ゲッカコウ、トウカイシェーン、バレエダンサー

選抜されたメンバーを騎手のデータで、篩いにかけてみます

昨年の傾向から導き出した馬に騎乗する予定なのは以下の5名

  • 田辺裕信騎手(ファイアクリスタル)
  • 三浦皇成騎手(クィーンズベスト)
  • 松岡正海騎手(ゲッカコウ)
  • 田中勝春騎手(トウカイシェーン)
  • 大野拓弥騎手(バレエダンサー)

この5名をデータで篩いにかけてみます。

2010年以降の準OP以上のレースで、芝2000m戦に限定すると、このような結果になりました。

東京の芝2000m、準OP以上の成績

順位 騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
4 田中勝春 4-1-2-29/36 11.10% 13.90% 19.40% 59 63
5 三浦皇成 4-0-1-26/31 12.90% 12.90% 16.10% 148 53
7 田辺裕信 2-2-3-18/25 8.00% 16.00% 28.00% 84 73
23 大野拓弥 1-0-0-11/12 8.30% 8.30% 8.30% 36 14
32 松岡正海 0-1-5-20/26 0.00% 3.80% 23.10% 0 102

着度数では田中勝春騎手ですが、回収率もそれほど良くないですしこのメンバーではかなり多いレース数に騎乗して4勝ですから、東京の芝2000mで大きなアドバンテージがあるとは考えにくいです。

同様に大野拓弥騎手も1回勝っただけですので大きなアドバンテージがあるとは考えにくいです。

三浦皇成騎手はクラスが上がってもかなり健闘している部類ですし、他の騎手を含めても4勝で5位ですからこのコースでは狙う価値あり。

田辺裕信騎手も複勝率28%はダントツですし、松岡正海騎手も複勝回収率が102ですから十分狙える要素はあります。

牝馬の芝2000m、準OP以上の成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
8 三浦皇成 2-0-0-13/15 13.30% 13.30% 13.30% 210 66
13 田辺裕信 1-1-1-9/12 8.30% 16.70% 25.00% 182 119
24 松岡正海 0-1-3-12/16 0.00% 6.30% 25.00% 0 148
26 大野拓弥 0-1-1-9/11 0.00% 9.10% 18.20% 0 61
47 田中勝春 0-0-1-8/9 0.00% 0.00% 11.10% 0 71

牝馬の成績でも3強2弱の構図は変わりません。やはり田中勝春騎手と大野拓弥騎手は割引、あくまでも相手まででしょう。

三浦皇成騎手は成績で一歩リード、松岡正海騎手同様に3歳戦でしか馬券になっていないと言う点では、今回も狙い目として十分アドバンテージがあります。

田辺裕信騎手は紫苑ステークスでしか馬券圏内に突っ込んできていませんでしたが、今年はこの苦手にしている条件で愛知杯のバウンスシャッセで重賞勝ちを収めるなど勢いに乗っています。

加えて昨年はマキシマムドパリが3着に突っ込んできた条件でもある馬に騎乗。上がり最速で惜しくも負けた馬ですし、狙ってみましょう。

結論は、田辺裕信騎手に狙いを定めてみます!

三浦皇成騎手も松岡正海騎手も、フローラステークスを勝てる位置に入ると思うんですが、田辺裕信騎手は今年牝馬重賞を勝っている点で更に強調出来ます。

そして何より、新馬勝ちをしたばかりにも拘らず皐月賞馬を出した共同通信杯で5着とかなりの健闘を見せてくれたファイアクリスタルに騎乗する事になりそうです。

あのレースは前半も早いペースでしたし、最後も決め手比べになるハイレベルな一戦でした。

唯一の牝馬なのに、2歳時に重賞勝ち経験があるハートレーやスマートオーディンに先着した点は素直に評価したいと思いますし、今回はそれよりは楽に運べるでしょうから、更に良いレースを見せてくれる事を期待したいと思います。

3連複1頭軸や3連単1頭軸マルチで勝負する際、軸馬にはもってこいの存在だと思います。

田辺裕信騎手と松岡正海騎手・三浦皇成騎手を組み合わせた2頭軸で勝負と言う作戦も、今年のフローラステークスでは非常に有効ではないでしょうか。

以上、フローラステークスのデータ特集「牝馬と東京開幕週に強い騎手は?」でした。

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データ

Posted by 多幸


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